我想一個人映画美的blog

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ナッシング / NOTHING

2005-09-17 19:00:00 | 劇場&試写★6以上
この世から消したいもの!・・・誰にでも一つや二つあるはず。(一つ二つで済まないか)

低予算映画の密室型サスペンス、『CUBE』であっと言わせた,ヴィンチェンゾナタリ監督の最新作待ちわびてたから、仕事があるにも関わらず初日初回にさくっと観てきた

しょっぱなから”普通の映画ではない”匂いを発しているとは思ったけど、、、
いや~シュールにも程があるってくらい、シュールだった!

これは内容云々言うよりも、興味ある人は観てみて!と言いたい
しかも、その時は予備知識なしに観てもらいたい。
摩訶不思議な映画の誕生よくこんな話考えるなーと思えるほどにありふれてない。

ダメダメ男二人はまるでアメリカMTVの人気コミック、
ビーバス&バッドヘッドをも少しマシに実写化した感じ?(わかんないって)
一人は自己中の、マヌケ男。『CUBE』でキーを握るワース役を演じたデヴィッドヒューレット。
心配性&対人恐怖症でひきこもり、何でも怖がる臆病男に、ナタリ作品常連のアンドリューミラー。(←障害を持った青年カザン役。脚本も担当。)
二人は親友。舞台は、監督の出身地でもあるカナダ・トロント

まるでツイてない二人が、この世が消えることを望んだとき・・・・!


前作、『カンパニーマン』のときは、あれ?と思っちゃったケド、
これはもう、鬼才と呼ぶにふさわしい監督であることが証明された!
(とワタシは思う)
そもそもいきなり展開するストーリーに、ペンキはどこから?とか、疑問もあるけどそんなことはいちいちツッこまなくてよろし。
※真面目にとらずに頭やわらか~くしてゆるーく観なきゃ駄目よ。

大人になりきれていない大人ふたり、ケンカのくだりでは、子供じゃないんだからさ~と半ばだらけそうにもなったけど、面白映像で見せるからそんなこともふっとんでしまう。
ただ、好き嫌いがはっきりと分かれる映画には間違いない。
ワタシは結構、これ好きだなぁー
おバカ入ってて。
(と言ってもコメディじゃないしシュールすぎてゲラゲラ笑えるものじゃない)

映画ファンなら観てソンはないはずだけど好みの問題なのでダメでも責任はもちません

真っ白い世界、真っ白の地面。”トーフの上を歩いているようだ。”とはなかなかいい表現で。

そういえば、冒頭で「これは実話に基づいたストーリーである。
とダメ押しして3回も言ってたけど、これが実話だったらほんとに面白すぎる。

あ、シネセゾン渋谷では「あなたの後世に残したい写真」1枚を持参すると
800円割引の千円で観られるよ
でもワタシ、見せるだけかと思っててNYの今は無き、ツインタワーをバックに撮ったお気に入りの写真を持ってったら、渡さなきゃいけないと言われ。。。(・・・アホだ
カラーコピーしてすぐに再度持参するハメに。(なら800円だせって感じ?)
写真を見た心優しいスタッフの方が「コピーの方でいいですよ」と。
本当になくなったらこまる写真を持っていくのは危険です
あー、あの一枚きりの写真、取られなくってよかった・・・
小冊子を確認したら、この写真
1)物の写真に限らせてもらいます
2)プリクラ・携帯画面はダメ
3)写真は、劇場ロビーで飾ります返却はしません。

劇場であんなコピーのが飾られてるの?!はずかし~

7 (10段階
ヴィジュアル系
内容はシンプルだけどシュールな映像が最高~
『CUBE』ファンももちろん必見!
エンドロール後も、あんなおまけ映像付けるくらいだから、やっぱちょっとコメディかも





        
ストーリー
極端な性格が災いして世間になじめない、親友同士のデイブとアンドリュー。ある日、身に覚えのない犯罪容疑をかけられた2人は混乱し、ある言葉を叫ぶ。その瞬間、2人の周りで恐ろしい異変が起こる....。

2003年 カナダ.日/クロックワークス   89min
[監督]ビンチェンゾ・ナタリ 
[総指揮][脚本][出演]アンドリュー・ミラー 
[出演]デビッド・ヒューレット マリー=ジョゼ・クローズ ゴードン・ピンセント & ボビー 




CUBE

やっぱり"2"は、イマイチだった・・・。


アンチハリウッド大作派?のナタリ監督、『キャットウーマン』の
監督オファーだけは断りました!と主張してたっけ。
ヴィンチェンゾナタリ監督 インタビュー

ナッシング 公式サイト


追記
『ナッシング』製作スタッフが挑んだ、
2004年度 アカデミー賞短編アニメーション映画賞ノミネート作品、
『RYAN』 14 min が同時上演
こちらもスゴイ必見!RYAN
知らずに観たら上映前に現れて、その映像の斬新さにビックリ

1960年代にカナダ国立映画制作庁で活躍したアニメーション・アーティスト、ライアン・ラーキンを描いたCGアニメーション。アカデミー賞候補にもなったライアンでしたが、現在はモントリオールの街角で物乞いをしています。ライアン・ラーキンに何が起こったのか、どんな問題を抱えてしまったのか、後輩アニメーター、クリス・ランドレスがライアンに真相を迫る物語がCGを駆使して描かれる・・・って、コレ実話だったけ。


自己中→←怖がり


新作『Necropolis』『Paris,jet'aime』『High Rise』と、続々・・・!
日本でもいずれ撮りたいとか。
ナタリ監督の消してしまいたいものは、『スターウォーズエピソード1~3』だそう。


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スタジオライフ/白夜行を観劇

2005-09-17 01:10:27 | Weblog

Studio Life 看板役者でお友達の及川健ちゃんからのご招待で、
かれこれ7年くらい彼らのお芝居を観させてもらってる
今回は、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞受賞のベストセラー作家・東野圭吾の傑作ミステリー「白夜行
を、初舞台化。9月と12月公演の2部構成。
 
毎度のことながら、原作も読まずに臨む。新宿紀伊国屋ホールにて。
なにしろ長~いお話なので、今回の第1部と、12月の第2部とに分かれての公演で
ラストが、「・・・つづく~」で終わってしまうから、おあずけ感たっぷり。
今回は、大阪が舞台だから劇中、役者は全員関西弁。そこもみどころ。

このスタジオライフ、キャスト全員 
いってみれば、女が男役を演る宝塚の逆。の男優劇団。
だから全員が女役を演れるのだ~。


萩尾望都「トーマの心臓」や、「死の泉」「ヴェニスに死す」など文芸耽美作品や、「月の子」「OZ」などの名作コミックを次々舞台化。
今年は劇団創立20周年にあたる。脚本&演出家は女性、倉田淳。


今回の健ちゃんはセーラー服姿も披露。男なのにかわいすぎ


30超えた男で、セーラー服がこれほど似合う人もいないだろう~

イケメン好きの人にはお勧めの劇団~。


野太い声のまま女に化ける方も
及川健のほか、migイチオシは一番右、曽世海児くん


スタジオライフ 劇団員紹介


白夜行 上映スケジュール

東野圭吾氏、インタビュー。




★ストーリー★
1973年、大阪の廃墟ビルで1人の男が死体で発見される。被害者は質屋の店主の中年男性。容疑者は次々と浮かぶが、結局決め手を欠き事件は迷宮入りする。暗い目をした「被害者」の息子・亮司と、並外れて美しい容姿を持つ「容疑者」の娘・雪穂は、その後別々の道を行く。交わることのないはずの二人の歩んだ道とは・・・。


出演:山本芳樹/及川健/笠原浩夫/舟見和利/岩崎大
曽世海児/山崎康一/林勇輔/深山洋貴/高根研一/船戸慎士/石飛幸治ほか
(キャストは4チームあり)


舞台つながりでーーーーーー

レインマン 世界初舞台化 決定
ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ主演で大ヒットした米映画「レインマン」が来年2月、
東京グローブ座で世界で初めて舞台化されることが10日、発表された。
ホフマンが演じた自閉症の兄レイモンドに橋爪功(63)
トムが粉した、弟チャーリーには椎名桔平(41)だって~。
ふ~ん。そうきたか。


レインマン
1988年 アメリカ
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ダスティン・ホフマン/トム・クルーズ
レインマン

あ~、また観たくなってきた


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