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シン・シティ/SIN SITY

2005-09-22 01:50:20 | 劇場&試写★6以上

 


ついにきた~!この秋のわたしの大本命  試写にて。
タランティーノやロドリゲスの映画を「残酷で痛くて観てられない!」という人には、全く不向きの映画だ
そういう人は終わったあと、「は??」とか「・・・」となってしまうかも。


そしてもちろんこの二人の作品を愛する人には、最高の映画(多分、80%くらいは←根拠はない)
ロバートロドリゲス(『デスペラード』『フロムダスクティルドーン』)監督作。
スペシャル監督に盟友のクェンティンタランティーノ


ここは、キケンと刺激に満ちた罪の街 シン・シティ 
アメコミの革命児と言われるフランク・ミラーの原作コミックを映像化して生まれたスタイリッシュな世界

主要キャラ、ブルースウィリスや怪物のような男に化けたミッキーロークのほかに、

ブリタニーマーフィ、ジェシカアルバ、ベニチオデルトロ。
ロドリゲス監督作『パラサイト』に出演のジョシュハートネット、イライジャウッドが出演とキャスティングだけでもかなり豪華
アメコミと言えば、「マーベル」コミックか、「DC」が有名。


マーベルの方は、「スパイダーマン」「X-メン」「ハルク」
一方「DC」コミックは、「スーパーマン」「バットマン」「キャットウーマン」

このどちらにも書いているフランクミラーは、アメコミに新しいジャンル、
グラフィックノベルズをもたらした人物だそうで。(読んでないけど)
グラフィックノベルの特徴としては

より文学的で、スタイリッシュであることらしい。

前置きはさておき。
カッコよかった~とくに、ブルースウィリスが。

元々、映画化には反対していたというフランクミラーを口説く為に、最初のジョシュハートネットのシーンを撮影し、納得させたという。
そのくらいオープニングからクール。
モノトーンの中に、「目」だけとか「靴」だけ「身体の一部」だけという風に鮮やかに色が付く。
似た効果で『シンドラーのリスト』の、モノクロ画面の中にぽつりと赤を入れた映像が有名だけど、こちらは元がコミックだけあってもっとポップ。

容赦なく、斬って撃って刺しまくるそしてグロイ。
(といっても、モノクロだから映像的には緩和されてる)

色んなキャラが次々出てきて、自らがいちいち説明しながら話が進んでいくのがイイ。
そして3部構成で主軸のキャラが入れ替わり、そこでは三人の「
」が描かれる。。。。

1.ミッキーローク演じる、マーヴの復讐劇。
2、クライヴオーエン演じるドワイトが娼婦街を守る為に戦う。
3、ブルースウィリス演じるハーティガンと、かつて彼に命を救われた少女ナンシーとの物語。

それぞれが個性的だから、どれに思い入れするかにもよるけど、

キャラ的に一番良かったのはジャッキーボーイのデルトロ。別にファンじゃないけど、どのシーンもいい。
ブルースウィリスは、正義を守る役はお手のもの。


タランティーノがスペシャル監督って、どーいう意味?どこをどうしたの?とタラファンのわたしとしては気になってたんだけど、
"デルトロとクライヴオーウェンのドライブ"のワンシーンを監督したらしい。
(しかも、たった1$でロドリゲスに雇われたとか。(笑)
※キルビル2の際に、ロドリゲスが曲を提供、その時の報酬が1$だったから。


なるほど。面白いと思ったシーンはやっぱりココだった。
(わたし根っからタラちゃんの思想好きなのかも・・)でもホントにここだけ?
もっと口だしてるんじゃないの~?と思っちゃった。
でももともとロドリゲスも「フロムダスクティルドーン」みたいの作る人だし、やっぱこうなるか。
きっと、
かなり好き嫌いに分かれる作品だろうな。
い映画にはいい音楽がつきものだけど、今回は音楽がイマイチかな~。
かかってた?ってくらい印象薄い程度だったのが残念!
でも、これけっこうクセになりそうな映画




7/10
ロドリゲス節炸裂!!
残虐シーンや流血シーンが苦手な人には不向き。
手放しに「面白い!」とは言えないけど わたしは好き




         

高層ビル群が光り輝く巨大な街の裏通り。
そこには犯罪に満ちた深い闇が広がっていた。
憎しみと裏切りが支配する街“シン・シティ”で、己のルールに従って生きる3人の男たちは、忘れたはずの愛に出会う。
闇の権力に脅かされる女たちを守るため、彼らは命を懸けた闘いに挑む―。


全米公開予定日 2005年4月1日
日本公開予定日 2005年10月1日
製作 Dimension Films  
2005年 アメリカ  124min
字幕 林完治
 
staff
監督 ロバート・ロドリゲス
フランク・ミラー
特別監督 クエンティン・タランティーノ
脚本 ロバート・ロドリゲス
フランク・ミラー
cast
マーヴ ミッキー・ローク
ドワイト クライヴ・オーウェン
ハーティガン ブルース・ウィリス
ナンシー ジェシカ・アルバ
ジャッキーボーイ  ベニチオ・デル・トロ
ケビン イライジャ・ウッド
ザ・マン  ジョシュ・ハートネット
シェリー   ブリタニー・マーフィー
ジュニア   ニック・スタール
ゴールディ  ジェイミー・キング
ゲイル    ロザリオ・ドーソン
ミホ     デヴォン青木
ゴールディ  ジェイミー・キング
(ほかに、T3でジョンコナーを演じたニックスタールや、マイケル・クラークダンカン、
タランティーノ作品常連のマイケルマドセンなども。)

 


ジョシュ 
たちまち女を虜にする殺し屋/ザ・マン
出番少なすぎー!!もっとこのキャラの活躍?観たかった~。ファンじゃなくてもそう思うはず!


最近パッとしなかったBウィリス。
最後の正義を貫く老刑事。/バーディガン
久々に、かっこいいブルースウィリスが帰ってきた!愛する女を守る。逞しい正義の男!!
最初、60近くて引退とかいってたのに、8年後ってジイさんじゃ?


クセ者、デルトロ!
娼婦たちにトラブルをもたらす暴れん坊/ ジャッキーボーイ
アクの強さ発揮。強烈なインパクト。かなりイイ味!


普段優等生が多いイライジャ君。
眼鏡がキラリと反射してあやしい・無感情のサイコキラー/ケビン
ケモノのようで一番コワイ。


舞台出身クライヴオーウェン
娼婦たちを守るために一人立ち向かう男/ドワイト
この人、こんなカッコイイ役、おいしすぎ!(顔、役所広司とかぶるんですけど)




ブリタニーマーフィー
セクシーボイスのウェイトレス/シェリー

この声が武器。演技はいつものブリタニーって感じ。

デボン青木 手裏剣と服部半蔵ソードで戦う(ホント)
娼婦街の最強戦士/ミホ

ユマには勝てないよ。


ロザリオドーソン  娼婦街を仕切る女王。/ゲイル 
『プッシー・キャッツ』ではギャルだったのに、今回なかなかのハマリキャラ


新作続々ジェシカアルバ
幼い頃、命を落としそうな所をブルースウィリスに助けられるストリッパー/ナンシー

セクシー&キュート。
今回のジェシカ、インビジブルウーマンより更にカワイイ




顎のしゃくれたこの化け物、何とミッキーロークさん。
一夜を共にした娼婦の為、復讐に立ち向かう/マーヴ

まるでフランケンシュタインか、エレファントマン。醜いけれど愛がある!


実はちょっとだけ出たがりのフランクミラー、教会の司祭役でカメオ出演

既に「シンシティ2」も決定ロドリゲスの次回作は、またタランティーノと共同製作予定の
ホラープロジェクト『Grind House』楽しみ。

公式サイト 

公開日10月1日



By goo特集 人物相関図 

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ジョシュハートネット&イライジャウッド共演、ロドリゲス監督作

パラサイト
マンガチックで笑えるサスペンス 




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