「(1)国内外の原子力利用をめぐる環境変化への適合
電力小売全面自由化に伴う国内電力市場の競争環境の出現や、中国、インドといった原子力の開発・利用新興国の台頭等と いった状況が発生し、国内利用を前提として考えられてきた我が国の原子力産業及び研究開発活動において競争的視点及び 国際的視点がより強く求められるようになるといった、原子力発電を取り巻く環境が急速に変化している。このような変化に対し、 国、原子力事業者、研究開発機関等は、適時かつ効率的に適合していくことが必要である。 特に、国内における競争環境の出現をはじめとした環境変化により、原子力発電所の設備等への巨額の投資費用を回収でき ない可能性があるとともに、政策変更リスク等多くの特殊なリスクから、原子力事業者は事業の予見可能性が難しいと判断し、 長期間に及ぶ事業期間全体で見れば運転コストは低廉であるものの、原子力発電を選択しない可能性もある。国は、国全体で 見ればエネルギーコストの増加を最小限に抑える形で、原子力発電の特性を活かせるよう、こうした課題の解決に向けた措置 の検討が必要である。」3/23付け内閣府原子力委員会HP「原子力利用に関する基本的考え方」に盛り込むべき事項」の冒頭より
電力小売全面自由化が始まり電力市場が競争環境に置かれるようになって、原発が電源として競争力を無くしつつあることを国の機関である原子力委員会も素直にお認めのようです。そして"基本的考え方に盛り込むべき事項"のなかに、原発が生み出す「高レベル放射性廃棄物」の処理が見当たらなかったのは基本的欠陥です。
HIT210(4.2kW)の発電データ
4月25日(火)晴れ
発電量 25.8kWh (AiSEGデータ)
売電量 21.2kWh
自給率 232.4%
設備利用率 25.6%
日照時間 9.6h
日照時間当たり発電 2.69kW
連系以来 2812日(7年255日)
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