3/2付け毎日新聞朝刊16面「廃炉作業まだ出発点」より
ロボットによる内部調査が初めて2号機でトライして不十分な結果に終わった状況ではまだまだ出発点の入り口です。
F1に近いところを震源とする地震が最近でもたびたび起こっています。6年前の大地震で外部電源の供給が鉄塔倒壊などで絶たれたことが津波と共に原子炉の暴走、メルトダウンを防げなかった大きな要因です。今、再度大震災が起こった時、同じように外部電源が断たれない手立ては6年前以上のレベルで確立しているのでしょうか?現在1~3号機の冷却には外部電力が必要で、もし新たな震災で電源が断たれると、またもや再臨界、メルトダウンの悪夢の再来です。外部電源が何系統あり、その送電線、変圧器、遮断器などの地震対策は震災に強い最新技術のもので行われているのか公表されているのでしょうか?バッテリーは短時間に尽き、非常用電源も燃料の供給が断たれればそれまでです。
廃炉作業の進捗が注目されますが、廃炉までの数十年もの長い間に再度大震災に見舞われた時の対策にも注目する必要がありそうです。
3月1日(水)薄曇一時晴れ
発電量 14.4kWh (AiSEGデータ)
売電量 10.0kWh
自給率 151.6%
設備利用率 14.3%
日照時間 8.3h
日照時間当たり発電 1.73kW
連系以来 2757日(7年200日)