「今まで安さを売りに客を集めていたレストランが、実はよく計算したら採算が合わなかったので、後から来た客に前の客の分を転嫁するようなものだ」(京都大学大学院の安田陽特任教授)との指摘が、問題点を端的に表している。」1/11付け毎日新聞朝刊電子版オピニオン「東電事故と国民負担=川口雅浩(東京経済部)原発は安い撤回を」より
「「原発を保有する電力会社が事故に備えて積み立てておくべきだった」として、大手電力だけでなく、新電力の利用者にも2020年度から40年間、送電線の使用料(託送料)に(2.4兆円)を上乗せして負担を求めることにした。」(同上)ことをたとえ話で分かり易くしてもらうと、それが筋が通らない転嫁だと言う事が良く分ります。原発の発電コストが高い事が分かったので原発の発電コストを見直しますと言うなら分かりますが、関係のない託送料に上乗せするのはまったく筋が通りません。
需要家あたりにすれば大した金額ではないからと、筋の通らない支払いを認めていると、今後もおかしな上乗せが増える可能性があります。
2020年までに自家発電だけで自家電力需要を100%以上賄えるように省エネ(省電力)推進とバッテリー設置計画を具体化して行きたいと思います。需要家単位で電力自立が出来ると、こんなおかしな料金が上乗せされた電気を買わなくて済みます。
HIT210(4.2kW)の発電データ
1月10日(火)晴れ
発電量 21.3kWh (AiSEGデータ)
売電量 15.2kWh
自給率 134.0%
設備利用率 21.1%
日照時間 8.3h
日照時間当たり発電 2.57kW
連系以来 2707日(7年150日)