自動車学校体験記2日目～フルオブゆとり

　なんとかローン審査も通る。金利は10%ちょいだったかな。2万円を一年ちょっと払う。大学時代の授業料に国民年金猶予とゆとり払いがのしかかる。入学すると教本などが入ったちょっとどころじゃなく要らない革のケースを貰う。税務署や信金の人が持ってそうな感じのケース。今日は年内最終日らしく、物凄いうざそうなのがわかる。事務員の女性は若い女特有の興味ない人間にはマニュアル以外対応しない攻撃をくらう。同僚だったら目をあわさずに挨拶系だね。うっとうしそうに顔写真も撮影。住民票を取りに行った時に驚いたのは役所で明らかに民間の人が混じってる。いかにも派遣という感じの制服姿の女性がご丁寧に住民票なんかの用紙を書いたらこちらにどうぞと誘導してくれる。その丁寧ぶりが役所の無愛想な職員との差がありすぎておかしかった。とまあ相手によって態度が露骨に変わりそうな事務員を見ていてどこかリンクしていた。

　自動車学校ウォッチを始めて周囲を見渡すと若いヤングだらけ。そうか平成生まれもいるのかとようやく気づく。円周率はおよそ3、28歳はおよそ30歳、まさにフルオブゆとりじゃないかと。へたしたら映画「免許がない」見てないのかよ。おれも見てないけど。こういう時どうなるかって、必死に自分より年上を探すんだ。すると30くらいの男性がいた。よく観察すると彼はヘルメット持っててバイクで来ました、二輪は持ってるんですよというアダルト感を醸し出してる。ヘルメットの汚れ具合にアダルトなメッセージを感じたね。とりあえず年が明けてからオリエンテーションてのに出る予定。知らなかったのは学科だけで27時間くらいある。自動車学校もゆとり教育にしておよそ10時間くらいにならないのかな。

自動車学校体験記1日目～審査待ち組

　自動車学校のチラシが入ってたんだ。キャンペーンがどうたらでシーズン毎にいつもやってるような、18歳人口は減るばかりで大変だと他人事に思いながらなぜかチラシは机の上に置いていた。どうしようかなと思いつつ今とっておくか悩む。取っておいて少なくとも損はないだろう。なんで学生の時に取らなかったんだ。あとでいいやと思いつつ先に延ばしてたらこうなってしまった。ここでまだいいやと諦めたらまたいずれ同じ思いをするに違いない。ちょっくら暇つぶしに行ってやるかと。というか昨日から怖い教官いないのとか、マニュアルとオートマどうすんの？とかググりまくってた。そういや2ちゃんで免許ない人はなんであんなに態度がでかいんだｗ　昼間に早速ローンできますかと連絡。役所で住民票をもらって勇気を出して行ってみる。

　学生なんかは冬休みだからか混んでいる。周囲にはボケーっと待ってる人々で一杯。どうやら次の教習授業が始まるのを待ってるらしい。教官が大勢出てきて、いかにもダルそうに生徒の名前を呼んでるのがなぜかおかしかった。おれのイメージでは教官は爪楊枝くわえてるんだｗ　有馬記念を外してまだ不機嫌そうなイメージ。当然だけど生徒は男女が半々だから教官も爪楊枝系はあまりいない。

　ローンを頼んだらローンですかと、免許の段階でローン組んでんじゃねえよ感がほのかに漂う。おれ無職なんだとふと思い出して丸井でお願いします。連帯保証人がどうたらになって面倒だし無職の味方マルイのエポス出血熱でお願いします。審査に1時間かかりますって事で歯医者に行く時間になってしまう。というわけで学校一日目はローン審査待ち組となって終わり。だから入学できてない。入学申し込みがみてる分だけで6人くらいいたんじゃないかな。隣の女の子と目があって若いなと。どうも今日は自動車学校初体験日和ですねハハハという会話ももちろんない。

　歯医者でオリエンテーションというのに出られず。今日は歯の磨き方指導を受ける。衛生士の若い女の子とキャピキャピやってたら携帯が鳴る。切ったらまたすぐに鳴る。普段めったにかかってこないからマックスでビバリーヒルズコップの音楽が流れる。うるせえこの野郎ローン会社めと電源オフ。ビバリーヒルズコップのエディ・マーフィーの相方は何をやってるのだろうと考えながら治療台で削られる。