何となく歩いた結果

デジカメを持って色々な場所に出没し撮影した写真を公開。最近は東京の夜と里山をメインテーマに撮影中。システム開発の話題も。

地面の上の橋 外房線旧線

2008-02-28 07:21:33 | 散歩写真
外房線土気-大網間はかつて大幅に路線改良が行われた区間。
上の写真の鉄橋の下を走っていた旧線は深い切通しとなっていて、蒸気機関車があえぎながら坂を上がった場所なのだが、新線が別の場所をトンネルで通るようになってからは全て土で埋められてしまった。
こんなになってまで橋を残す必要も無いんじゃないかと思うが何か事情があったのだろう。この土は色々なところのが混ざっていると思うが、何と旧丸ビルの解体工事の残土も含まれている。


左側へ進むと九十九里浜を一望する素晴らしい眺望がひらける。風が強い日だったのでまだ土ぼこりが漂っていて、地表付近を薄い膜のように覆っている。


振り返るとセイタカアワダチソウなどの雑草が一面に生えているばかり。橋からはこの中を歩いて到達した。せっかくの景色だけど誰も見る人がいないんじゃちょっともったいない気がする。
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東京夜旅 第83夜 神田神保町

2008-02-27 09:34:57 | 東京夜旅(とうきょうよたび)
JR神田駅から神保町にかけての一帯は、かつては古い建物が多く残っていたが、バブルの頃に地上げにあったのをはじめ、どんどんと高いビルが立ち並びすっかり昔の面影を無くしてしまった。そんな中でも大通り沿いにありながら、ビルに挟まれながらも生き残っている個性ある建物もいくつか残っている。

巨大な顔が目印のオーダーメイドのYシャツ屋。この顔は先代の顔だそうだ。場所は、正確に言うと神田小川町。


富士山の巨大な絵は額縁・画の専門店。アウトドア、スキー用品店が固まる一角にポツンとある。以前は、この辺りこういった建物が何軒か続いていたような気がするのだが。


交叉点の向こうにこれまたいい雰囲気の建物。裏の路地に入ってもまだ数軒看板建築の建物は残っているが暗いので夜の撮影は厳しい。昼間じっくりと撮影しに来たい。
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鉄塔萌え 08年 冬(その2)

2008-02-26 07:27:44 | 鉄塔写真
先週末は台風のような風が吹き荒れ、土気(千葉市緑区)も周囲の畑や住宅開発エリアからの砂埃で茶色く染まった。ベランダには掃いてもちっとも取れない細かい砂が大量に積もり、先週洗車したばかりの車も砂まみれになってしまった。

日曜の夕方にようやく風も弱くなったのでデジカメを持ってウォーキングに出かけた。最近、里山歩きもマンネリ化しているが、給料前で財布が寂しいのでこんなことしかすることがない。

あちこちにミカンのたぐいが大量になっている。採る人もいないのか朽ちていく実が多いのだから一個くらい失敬しても良さそうなものだが、やはり人の目は怖い。道端で一山100円とかで売ってくれないだろうか。でも、見かけは良くても酸っぱいとか中身が少ないとかなんだろうか。


一見普通の田舎道だけど、実は戦国時代に土気城があった頃の城下町。武家屋敷で有名な、秋田の角館に似たような雰囲気が漂っている。廃城になってからは土気往還の宿場町として賑わったそうだ。


夕陽に光るビニールハウスと鉄塔。嵐のような風でも飛ばなかったらしい。
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東京夜旅 番外編 Tower

2008-02-25 14:36:05 | 東京夜旅(とうきょうよたび)
Windows95でやった覚えがあるので既に10年以上は過ぎていると思うが、Towerというビル建設シミュレーションゲームがあった。うちには今でも手元にプレイステーション版があって子供たちが時々やっている。

Towerはビルのオーナーとなり、店舗や事務所、住宅を建て増しするとともに、エレベータやエスカレータ、階段を整備し住人がストレスを溜めないように気を配りながら100階建てのビルを目指すゲームだ。

最近、夜歩きをしていると「まるでTowerのようなビルだなー」と思うことがある。ビルの全面がガラスで中が良く見え、仕事をしている人達の動きが手に取るようにわかる。窓には特別な加工がしてあるのかカーテンやブラインドなどは設置されていない。倍率の高い望遠鏡ならパソコンの画面に何が表示されているのかわかるだろう。

上の写真のビルは学校だけど、階段がとてもTower的で面白い。学生が一度に移動することが多いからか、階段が大きくとってあるのだろう。


銀座にある某映画会社のビル。この下は首都高。銅像の向こうに煌々と光る窓、多くの人がまだ働いている。なんてビルを見上げながら何やってんだろ、俺。
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蘇我臨海地区再開発エリア

2008-02-24 10:35:09 | 散歩写真
先日蘇我にある千葉南税務署に確定申告をしに行った際、帰り道再開発が進む川鉄工場跡地を見に行った。

再開発エリアのすぐ横にある溶鉱炉(?)。蘇我駅から降りると正面に見え、かつて蘇我について言われた「企業城下町」という表現もぴったりだと納得できる。


サッカースタジアム「フクダ電子アリーナ」周辺はまだ何もできていない。荒野の向こうにポツンとスタジアムが見えるだけ。


更にその奥では整地の真っ最中。千葉みなと寄りではイトーヨーカドーなどの商業施設がオープンしているが、この辺りにはスポーツ公園とかができるらしい。
市内の中高生なら授業の一環として来ることもあるのだろうが、個人的にはあまり利用することも無い施設になりそうだ。

現在は、まだまだ殺風景でトラックが行きかうばかりの場所だが、緑豊かな公園と生まれ変われば市民生活に潤いがでるのでは無いだろうか。って言いながらも、多額の税金を使う以上もっと有効的に活用できないのだろうかとも思う。
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小さな旅 市川(その3) 中山法華経寺

2008-02-23 09:16:09 | 小さな旅
市川市内をフラフラとさまよい、というか完全に自分の位置がわからなくなってしまった。さっきまで太陽を背にして歩いていたはずだが、今は太陽に向かって歩いているということは完全に迷走している。

ただ、周囲の街並みの感じが新興住宅地から、古い農家のような落ち着いた街並みに変わってきた。総武線の沿線は古くから開けた街が多いので、駅に近づいたということも考えられる。
通行量の多い道路に出たら「市川市東山魁夷記念館」というのが目に付いた。記念館の前にあった地図にやっと下総中山駅の文字を発見して一安心。駅への道がやっとわかった。

駅に向かう途中、中山法華経寺の境内を通る。名前しか知らなかったが思いのほか大きい寺だ。五重塔が夕陽に輝いて綺麗。とりあえずお賽銭をあげて家内安全などを祈り駅へ向かう。


参道は懐かしい感じが残っている。寅さん映画に出てきそうな雰囲気。なかなか気に入った。駅前も以前は古い建物が残っていたが、再開発でどこにでもあるような駅前に変わってしまったのが残念。


船橋から上総一ノ宮行きの快速に乗り換えて土気着。
電車の向こうに満月が見えたので撮影。コンパクトデジカメではレンズ性能のためか、満月がにじんでしまう。一眼のデジカメが欲しいなと思うこの頃である。
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小さな旅 市川(その2)

2008-02-22 10:15:19 | 小さな旅
江戸川の河原で昼食を食べたあと、とりあえず川上に向かって歩き出した。
右手に見える林は国府台(こうのだい)、いろいろな学校が集まっているらしい。その先に里見公園というのがあった。
公園へ向かう坂道から江戸川を写したのが上の写真。最近、何気ない風景がとっても懐かしいものに感じられることがある。この写真もそんな一枚。


里見公園は城跡にある公園らしい。公園にあった桜の木にはびっしりとコケが生え、まさに歴史を感じさせる。と言っても戦国時代からあったもんじゃないと思うけど。


近くにあった地図を見ていると「じゅんさい池」というのがあったので、次はそこに向かう。じゅんさい池には多くの渡り鳥が羽を休め、近所の母子が集まる賑やかな場所だった。かつてはじゅんさいが採れたのだろうか。あれはお吸い物に入れるとうまいな。


さてさて住宅街を抜けテクテク歩くと、外環道の工事現場に出た。周囲は鉄板と金網で覆われものものしい雰囲気。このあたりは今は静かな町だが、工事が始まり道路ができると騒音に悩まされるのだろう。便利になるけど、ちょっとやるせない。


ふー、すっかり道に迷った。土地勘が全くない上地図を持っていないので、今いる場所がわからない。下総中山駅に出たいがバス停を見ても下総中山駅行きというのが無い。
歩き続けると大柏川第一調整池というのが見えてきた。ビオトープのような場所があり、コサギがエサを探していた。

さて、ここはどこだろうと思いつつ更に歩き続けるが、とんでもないところを歩いているような気もする…
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小さな旅 市川(その1) 星野道夫展

2008-02-21 07:30:39 | 小さな旅
昨日は午前中にいろいろな用事をやり、税務署に確定申告を提出したのち、市川の市川市芳澤ガーデンギャラリーでやっている「星野道夫展」を見に行った。

星野道夫さんはこのブログでも何度か書いているが、アラスカを中心に活動した写真家。先日行った市川市文化会館で「星のような物語」と題された写真展の入場券が今回の展示会との共通券だったので、日を改めて見に行ったというわけだ。


今回の展示会では、大迫力の写真パネルと数々の遺品が展示されていた(写真はガーデン、ここまでは自由に入ることができる)。写真もさることながら、生き生きとした文章が熱い想いを感じさせて素晴らしいと思う。


会場を出たあと江戸川の河原で昼食をとる。

近くで買った菓子パンを食べながら京成電車が鉄橋を渡るのを写真に撮ったりしていると、カラスがチョンチョンと歩きながら近づいてきた。カラスはしきりにこちらを気にしながら離れていったが、今度は反対側からハトがやってきた。
パンのカケラをハトに投げてやると、さっきのカラスとハトがもう一匹、スズメ、ツグミ、そしてカモメが10数羽一斉に近づいてきた。
どうも、食事をしている様子を鳥達は観察していたらしい。目の前に鳥が山のように集まりかなり怖かった。ここで鳥にエサをあげている人がいるらしい。

さて、その後はどこに行こう。とりあえず川の上流に向けて歩き出した。
以下、明日。
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東京夜旅 第82夜 大塚

2008-02-20 08:16:19 | 東京夜旅(とうきょうよたび)
駅前に都電が走る街大塚、街の雰囲気がとても下町的な感じがする。

JRの高架下に都電の駅(停留所?)がある。電車がどこまで来ているのか示す掲示があるのだが、思ったより本数が少ないし速度も遅いのか3つ先あたりからなかなか近づいてこない。


駅前で都電同士がすれ違う。遮断機がないのだが事故は起きないものなのだろうか。
路面電車が走る風景に慣れていないので、遊園地のアトラクションを見ているような気分になってくる。


大塚駅の駅舎はとても山手線の駅とは思えないような小さなものだ。
昔「おおつかぁーかどまーん」というTVCMをやっていたが、角萬というのは結婚式場で屋上に金閣寺があったらしい。今は無くなっているようだ。
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東京夜旅 第81夜 江戸川橋

2008-02-18 23:43:02 | 東京夜旅(とうきょうよたび)
今日も寒いけど幸いにも風はない。ウォーキングをしてから家へ帰ろうと手袋をして会社を出て歩き始め、飯田橋、神楽坂を抜け江戸川橋まできた。
江戸川橋の欄干にデジカメを置いて2.5秒の露出で撮影。欄干がちょっと丸まっていて不安定なのと橋の上なので振動があるのかちょっとブレた。


このあたりはかつては風光明媚で江戸の名所だったとか、清流が流れていたであろう神田川には、きれいになったとはいえ、あまり手に触れたくないような水が流れている。橋の下あたりにはちょっとした段差があって落ち込む水でドードーと音をたてているのだが、周囲の騒音がうるさいのであまりよく聞こえない。
この先、暗渠となって分岐しているようだが、どこに繋がっているのだろう。


護国寺方面に歩いていると講談社があった。さすがに歴史ある出版社は建物が違うな…

この後は、大塚駅まで歩く。キョリ測で今日歩いた距離を調べると約6.5キロ。撮影も含め1時間40分。ウォーキングには丁度良かった。
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