故郷・人情・キタンショー

広島市安佐南区中筋 こはだ歯科医院副院長の、日常よもやま話オン&オフ

おすすめできません・・・顎関節症の元、うつぶせ寝

2010-05-17 23:30:53 | 歯科(スタッフ研修)
今朝のNHKおはよう日本まちかど情報室は、「心地よい仮眠ですっきり!」。
私も昼休みは大抵20分程度の仮眠をとりますので、その効用は身をもって分かっています。
ただ問題なのはその姿勢。

今朝採り上げられていたその商品、腕まくらや横向き寝を快適にしてくれる商品でした。



一方、歯科としてはこのような睡眠体位が顎関節に多大な悪影響を及ぼすことはほぼ常識で、学会レベルや当院を含め末端の診療室でもさまざまな場面で注意が促されているはずです。

顎関節は横からの外力で容易にずれていきますので、睡眠体位癖だけでなく、頬杖などは極めてよくありません。
また、これら横からの外力で歯並びが乱れていくことも実験的に実証されています。

職場環境等で、こういう形でしか仮眠がとれないケースも少なくないとは思いますが、一度傷めた関節はなかなか完治しませんので、何卒ご注意下さい。

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