Yuki Life

希望を胸に
しっかり 歩こ♪

師匠のこと②

2019年02月21日 13時54分22秒 | 日記
今日は懺悔。

私の師匠は、とにかく「審査は受けなさい」と言う方でした。
その時をどんな状態で迎えることになったとしても
「『今』を見ていただくことは為になる」
「そして、どんなだったか、詳しく書き残しておきなさい」
そう言っておられました。


昨年秋、的中率が落ち目で
12月の審査を見送ろうかと考えていた私にも
師匠は「受けたらいい」と、その考えを変えませんでした。

師匠の言葉に背中を押され、審査を受けることにしましたが
結局、的中を出すことは出来ずに
審査に落ちた時、私の中にあった言葉は「やっぱりな」でした。
どこまでも運任せで、受かるハズがない
中ったら・受かったらラッキー
と、そう思って臨んだ審査だったのです。

審査のために、努力をしなかったワケではありませんが、
あの時した努力なんて
今思えば、努力のうちには入らない。。。
そんなですから、落ちても悔しくなかった。
敗因が私自身にあったことは明らかです。



次(3月)は、「落ちたら悔しい」と
そう思えるだけの準備をして臨もう!と思ったのですよ、その時は。
しかし
師匠不在のお稽古で、なかなか思うような成長をすることができず
そして私は、3月の審査を受けない決断をしたのでした。
審査申込み締切日、心がチクリとしましたが
それでも今の私では二の舞になることは明らかだから。。。と。


受けない決断をした事を、まだ師匠に伝えていませんでした。
受けない決断をした5日後に、師匠は旅立っていかれました。

受けない決断をしたことを、今更になって後悔です。
師匠の教えを、裏切ってしまった。
それが最後になってしまった。
あんなに師匠の指導を待ち望んでいたのに。




そうして 今になってやっと気が付きました。
私は、毎度毎度のお稽古で、師匠に指導してもらうことを望んでいたけれど
師匠はすでにたくさんのことを私に教えて下さっていると。
毎度毎度の指導をいただかなくても、
受けない決断をする前に
私には もっとできることがあったハズだと。

これまでに師匠から教わったことを
もう1度、2度、3度
繰り返し繰り返し 思い起こしながらお稽古に励んでみよう。

私はまだ初心者に毛の生えた程度の者だから
指導者ナシでやっていくのは無理があるだろうとおもうけれど
今はまだ
もう少し、、、師匠の弟子でいさせてもらおう。



師匠のこと①

2019年02月20日 15時40分32秒 | 日記
すっかり御無沙汰していた この間、
いろいろのことがありました。

中でも 大きな出来事
それは
弓の師匠が他界してしまったこと。
ここ数か月は、師匠からの熱の入った指導を受けられないまま
ただ何とかお稽古を続け、
師匠の復帰をひたすらに待ち望んでいましたが
その想いは叶いませんでした。


良いところを見てくれる、
とても素敵な師匠でした。


「弓は楽しいか?」
私が他の師匠の元でお稽古していた頃にも、
そう気遣って声を掛けてくれたことがありました。
師匠との関係がうまく行かず、悩んでいた時でした。

「必ず中りだす」
これも私がまだ他の師匠の元でお稽古を積んでいた頃に
掛けていただいた言葉です。
自分が思うように成長していけていない感じがして
辛かった時でした。

「いつでもおいで」
その言葉に甘えて、それまでの師匠から離れ
門を叩いたのは2017年7月。
ほんの1年半前のことでした。

「いいよ~」
よくそう言って励ましてくれました。
その上で、悪いところについて「少しね、こうしたらイイ」とアドバイスがありました。
アドバイスした後は暫く
私がそのアドバイスに従って努力するのを見守ってくれました。