中学生の頃から 「１８歳になったら運転免許を取ろう！」 と密かに決めていた。
しかし、念願の１８歳になったときには、教習所に通う金がなかった。
まだ学生だった私は当然貧乏で、父に話しても 「女は免許なんかいらない」 の一点張り。
１年間、土日にバイトして１９歳の春、自力で免許証を手にした。
４月９日、ちょうど今頃の時期だった。
免許は取ったけれども、もちろん車を買う金はない。
バイトで貯めた金は、全額教習所通いで消えている。
父は、取った免許を返してこいとは言わないが、あいかわらず、 「女は運転などしなくてもいい」 と言い続けた。
１年後に卒業を控えていた私は 「就職してから自力で買おう」 と再度、密かに決意する。
しかし働きはじめても、車を買えるほどの大金は、そう簡単には貯まらなかった。
公共交通機関と自転車で十分生活できる環境にいたことも災い （？） し、いつしか車を運転する度胸も技術も必要性もなくなっていた。
免許証は、高価な身分証明書になる。
一生運転することはないかもしれない。
自分でもそう思い始めていた。
免許を取ってから１５年。
父が大病を患い入院した。
足が悪かった母が見舞いに行くのも、退院後の父が通院するのも、公共交通機関では不便な場所だった。
そして一大決心。 「私がやらなくて誰がやる！」
働き続けてから相当の年月が経過していたそのころの私、幸いそこそこの貯金はあった。
一人でディーラーの営業マンに 「運転教習してくれたら、即金で新車を買うからっ！」 と無謀な交渉。 免許取得から１５年目にして、初めて自分の車のハンドルを度胸だけで握ることになる。
私の運転に反対していた父が 「免許取っておいて・・・よかったな」 と一言つぶやいた。
それからわずか半年で父は逝った。
父の為にハンドルを握る決心をし、購入した車は、その後、母を乗せてドライブや買物をはじめ、通院・送迎等、母の足がわりとなった。
そして今。
２台目の車に乗り換えた私は、不自由になってしまった母がいる施設に向かって車を走らせている。
お父さん、女の私でも免許を取ることを許して良かったでしょ？
おかげさまで役にたってるんだよ～ （笑）
ちょっぴり切なくなっちゃいました。
お父様の中では…きっと幼くて弱くって助けてあげないと何もできない人であり、いくつになっても娘は娘で守りたいものなんだと思います。
だから運転させたくなかったんじゃないですかね？
それが自分が弱くなっちゃった時に成長した娘の姿を見て何かふっきれたのもがあっての「免許取っておいて…良かったな」だったんだと思います。きっと嬉しかったでしょうね、その一言にいろんな感情が込められているんだと思います。
私は自分も家族も免許はムリと思ってたんですが、仕事柄どうしても必要になり働きながら通って取得…。
初心者の頃はかなり不安だったと思いますが、今やアテにされてる事もあるので、取得してよかったと思ってます。ふうさんの記事読んでて親孝行しなくちゃと思いました。
たまにフッと不思議になるんですよ。 なんで私、運転してるんだろうって。
末っ子で、多分（爆）可愛がられて育ったんだろうけど、当の娘は父に対して反抗的で生意気でしたからね。 頑固で無口な父は黙っていたけど、私の将来を多分危ぶんでいたことでしょう（笑）
父を乗せてあげたことは１回だけだったんです。 でも、今迄事故なくこれたことは、きっと今でも守ってくれているのかもねー・・・と勝手に思うことにしてます（苦笑）
ヘタくそだった運転も （抜け道２分の距離を抜けられず、信号のある大通りを回って20分かけてたぐらい♪） いまや平気で突っ込める運転上手になりました～ （←無謀なだけですって！）
ずいぶん前に免許をとったのに、いまだに狭い道は
決して通らない、私。
フリーターの頃は毎日お買い物に車ででかけていたのに今はほとんど乗らない・・・。もったいないよね。
ふうさんの運転には本当に感嘆させられます。
うまいもんね～。
病人を運ぶにはやっぱ、車あったほうが早いしつらく
ないよね、病人も。
私も、さんざん母を病院まで年末は運んだよ。
まぁ、感謝してくれているのか・・・わからん
何も残してくれなかった父（爆）が、唯一私に残してくれたものは、コレかなぁ・・・と。
御厨さんも、まーうささんも大変だったもんね。 お母様方、快方に向かっているようで良かったです。
たとえ、口には出さなくても、送迎してくれて、ご飯作ってくれた娘には、十分感謝していると思いますよ☆ まぁ、元気になったらなったで○▲◇・・・かも知れませんがね（笑）
あ、私の運転は無謀なだけですよ。 昨日は会社の車で通りに出たとたん、バスの側面に激突しそうになりましたし（笑） ←笑いごとじゃないっすね。
私はじっくり考えたい口なので、目的地を行き過ぎた
時、とっさの判断て、できない・・・
バスに激突は、やめてくれ～。
運転には十分気をつけようね。
心配しちゃうぞ～
行きすぎたら、車を停めて考えればいいんだよね。
私は走り続けるから、しょっちゅう深みにはまってます。 ま、道はどこかに続いてるだろう・・・なんてさ（笑）
ふうさんいなくなったら絶対寂しいもん・・・。
マジ、気をつけてくだされ。
ところでさ、ひのパレ前の飲み会いつやる？
（いきなり、方向転換はなんなのか）
健康第一。 楽しみを貫くために、まずは健康な心身だよね♪
・・・そうそう。 ひのパレ意識を高める飲み会、やらなきゃね。
そうか。
厳しい父上の一言で、救われましたね。
私なんて運転が荒くてね、教習所で人の2倍親の金で教習を受けて、仮免6回目で受かりましたからね。
卒業するときに「あんた免許はとっても乗らないでね」と教官に言われましたっけ。（涙）
しかし、父の車を一台まるごとぶつけまくって運転うまくなりましたよ。
母上とたくさんドライブしてください！
仮免６回目ですかー！ 頑張りましたねー（笑）
私は対向車が怖くて、左へ左へと寄っていたようで、よく教官に「アンタは対向車が怖いだろうけど、オレは道端の電信柱が怖いよ」と言われました。
今は、仕事から買物まで、ついつい車に頼ってしまいます。
健脚だった父は、空の上から「もっと歩かんかい！足が退化するぞ！」と言ってると思います（笑）