マーサの昔話

デジカメでの景色や花、動物などの写真
海外体験談、今日の一品、糖分控えめ?なおやつ等‥‥‥

三条河原の怪

2016年03月06日 | Un fenómeno sobrenatural



今日 美容院へ行きまして


いつものように 女性週刊誌をパラパラと


読んでいた時に 見つけた記事


今頃 何を言ってるの? って言われそうな


日本史を勉強しろ~って言われそうだけど


皆さん ご存知でした?


聞くだけ 無駄な事か、、、


怖~ 全然知らんかったわ


思い起こせば 学生の頃


この場所で 妙な出来事がたくさんありました


横に置いていた 学生カバンの中身が出されていたり


彼氏の声が 急に変わったり


彼氏に尋ねたら その時 うたた寝状態だと…


何も知らない私は 爆笑してましたけど


ひょっとして 関係あるって事なん


怖~






トイレの奇妙な は・な・し

2015年07月19日 | Un fenómeno sobrenatural
今日は会社内の奇妙な話です


少し 寒~くなるかも


奇妙な話 好きな方 集まれ~


怖がり屋さんは ページ移動してね


築20年位だろうか


巨大なビルは比較的綺麗に使われている


しかし 巨大故に作り過ぎて使われていない箇所が多い


トイレも その一つで 所々にあって


それはそれで便利でいいものだが


不思議と皆の行くトイレは決まっているのである


100箇所あるとすれば


使用されているのは僅か10箇所位と言っても過言では無い


と言って 閉めっきりではなく 使用可能なのだ


ただ使用されないトイレというのは 廊下にあらず


階段の途中の踊り場や未使用の会議室の隣りにあったりする


休憩時も皆 エレベーターで移動するので


殆ど使われていない というか知らない人が多い


使用されないトイレを使用した僅かな人
から聞いた お・は・な・し



巨大な会社のトイレは 現在節電対策の為 トイレを出る時は


照明のスイッチを消す事になっています


この日は 健康診断の日で 普段使用しないトイレを使ったという


Aさんは 3つあったトイレの一番手前に入ったそうです


それぞれ扉は閉まっていたものの 物音が全くしなかったので


自分一人だと思い 出る時に電気を消したそうです


すると 小さな声で「消さないで!」という声が


Aさんは「ごめんなさいね。」と言いながら照明をつけて出ていき


同時に 同僚Bさんが入って行ったので外で待っていると


しばらくして 電気を消して出てきた


Aさんは「中に人がいたでしょ」


Bさんは「エッ、いないよ。 三つ共ドアが開いていたよ。」


Aさんは 確認の為 再度トイレに入ると


扉は全て開いていて 誰もいなかった


その事をBさんに話すと 先輩から同じ話しを聞いたとの事


なんだろうね と言いながら


二人 事務所までダッシュしたそうです


私も 検証?で そのトイレに入りましたが


声は聞こえなかったものの


何かの気配を感じずには おれませんでした





最近 実家で・・・

2015年03月12日 | Un fenómeno sobrenatural
最近、実家の住人が怖がっていることがあります。


先日、”お迎え”の話をしたばかりですが


これから寝ようとする時に様子を見に行ったら


突然、兄に向かって横に誰かいるという。


母も若い時は怖がりやで、怪談話はタブーでした。


なのに、見えている⁉️時は、全然怖がっていない様子だという。


横にいると言われた兄は、気味悪がって


夜は、母の寝ている部屋へ行く気がしないと呟き


私も何回か夜に訪問した事がありましたが


母は大概起きていました。


今や蛻の殻同然の私に、その時の気配と聞かれても


何も感じませんが、怖がる実家の住人の為に


般若心経を唱えた方が宜しいのか、、、


思案中です。


唱えるとすれば、母の部屋ではなくて仏間でする事になりますが


・・・今度、経典を持って行きますわ。。。




























真夜中の訪問者

2014年04月26日 | Un fenómeno sobrenatural



 去年の10月、9月に続いて2回目のお遍路に行った時の話です。

 バスツアーで知り合いになった女性から、昨晩の不思議な出来事について聞きました。

 遍路ツアーが用意した、丸亀の一流ホテルでの事です。 

 私達に割り当てられた部屋は、全てシングルルームでした。 

 東山さんは、明朝に備えてさっさと入浴を済まし、21時過ぎ、まだ少し早かったけれど 

 前日、JRの夜行特急で東京から四国入りした為、殆ど眠れなかったという事で

 ベッドに入るなり、すぐに熟睡してしまったそうです。

           
 よく眠っていた時、フロントから電話がかかってきたのです。

 「お休みの所申し訳ないのですが、東山さんを訪ねてお知り合いの方が来られています。」

 と男性従業員から言われたそうで

 東山さんは「丸亀で知り合い? 思い当りませんが・・・」

 ちょうどその時、真夜中の1時過ぎだったらしい。 今、何時だと思ってるのよ。

 と心で思ったそうです。 こんな夜中に来る訪問者なんて碌で無しよ

 しかもホテルの従業員たる者が真夜中に客室に電話してくる事態、マナー知らずも

 甚だしいとばかり怒り心頭だったらしい。 断ればいいのにと、、、勿論熟睡を邪魔された

 腹立たしさもあったのだろうが・・・

           
 つかさずその従業員は言ったそうだ「知り合いではないとお伝えしていいのですね。」

 「ええ、そのようにお断りして下さい。 お願いします。」


 しかしその後、東山さんは、やはりその事が気になって、なかなか寝付けず、フロントへ

 電話して聞いたそうなんです。

 「すみません。 先程の方はどうされました。」

 「出て行かれましたけど・・・」

 「男性ですか? 女性ですか?」

 「・・・男性の僧侶です。」

 「僧侶? やはり知り合いではないです。 どうも有難う。」

 「おやすみなさいませ。」

 

           
 私は明くる日、それを聞いて「お大師さま・・・」と言ってしまったのです。 

 東山さんは、「・・・!?」

 フロントまで行かなくても、せめてお名前だけでも聞けば良かったのでは、と言いましたら

 「何も思いつかなかった。」と話されていました。



 お遍路に何十回も回られている東山さんの納経帳は、真っ赤でとても熱心にお参りされて

 いたのです。 でも、訪問者が僧侶と聞いてもピンと来なかったとか・・・

 勿論、夜中に訪問されるというのも有り得ない事だったらしいですけど

 まあ東山さんに限らず、誰でも真夜中の訪問者は歓迎致しませんが・・・

           
 結局、その方が、どちらの僧侶の方かも分からず仕舞い。


 ただ同じ遍路ツアーで、同ホテルに泊まった60代男性の方が朽ちた金剛杖を

 明くる朝、ホテルの玄関脇で見ているのです。

 「 今どきあんな金剛杖をついている人がおるんかいな。 」と・・・

 バスの中で話されていました。。。



 “ 真夜中の訪問者 ”は誰だったのか? 


 謎のまま、終わることとなります。










夕焼け小焼けで (*゜Д゜)*゜д゜)*゜A゜)

2014年04月08日 | Un fenómeno sobrenatural








昨日の夕方のこと あまりに夕日がきれいなので









iPhoneで夕焼けを撮っていたら









こんなん写ってました 









ラ・ラ・ラ  ラ・ラ









地球防衛軍出動 








誰? 頭おかしいって言ってる人 








私なりの解釈だと左は小型UFOで 右上の怪しい光線の元が









大型のUFOじゃないかとビビッています。。。。。









UFOを見つけて写真を撮った訳じゃないので










偶然って怖~い・・・・・・・・・・・・・・・・


















本当にあった怖い話 一覧

2014年03月31日 | Un fenómeno sobrenatural
夜のウォーキングの怪
(2009年07月15日 | Un fenómeno sobrenatural)

串本Sホテルに座敷童子が・・・
(2009年07月17日 | Un fenómeno sobrenatural)

舞っている 日本人形
(2009年07月18日 | Un fenómeno sobrenatural)

哲夫おじさんの帰還
(2009年07月19日 | Un fenómeno sobrenatural)

怪奇日食?まで怪奇な話続けます
(2009年07月20日 | Un fenómeno sobrenatural)

鏡に映った 納戸の扉
(2009年07月21日 | Un fenómeno sobrenatural)

濡れていた布団・・・尿失禁じゃないです
(2009年07月22日 | Un fenómeno sobrenatural)

地下の書庫へ通う女性
(2009年07月23日 | Un fenómeno sobrenatural)

旧O病院の何か妖怪、、、
(2009年07月24日 | Un fenómeno sobrenatural)

大学寮のポルターガイスト
(2009年07月25日 | Un fenómeno sobrenatural)

回る湯呑み
(2009年07月26日 | Un fenómeno sobrenatural)

誰かがいる 
(2010年08月09日 | Un fenómeno sobrenatural)

招かれざる客
(2010年08月10日 | Un fenómeno sobrenatural)

実家の猫騒動
(2010年08月11日 | Un fenómeno sobrenatural)

母にそっくりな人
(2010年08月12日 | Un fenómeno sobrenatural)

堂堂巡りの怪
(2010年08月13日 | Un fenómeno sobrenatural)

奈々子さんとの約束
(2010年08月14日 | Un fenómeno sobrenatural)

虫の知らせ
(2010年08月15日 | Un fenómeno sobrenatural)

中央分離帯の怪
(2011年07月11日 | Un fenómeno sobrenatural)

女将の手・・・
(2011年08月03日 | Un fenómeno sobrenatural)

皆で渡れば怖くない 
(2011年08月04日 | Un fenómeno sobrenatural)

タクシードライバー
(2011年08月05日 | Un fenómeno sobrenatural)

ヒトカラでデュエット?
(2011年08月06日 | Un fenómeno sobrenatural)

真夜中の訪問者
(2014年04月26日 | Un fenómeno sobrenatural)




















団十郎さんがいた・・・

2014年03月07日 | Un fenómeno sobrenatural



           時々、海老蔵さんのブログを訪問していますが

           1日に何回も記事を書いておられて、6日の題名

           「なみだ」という記事で、娘の麗禾ちゃん(2歳)と

           歌舞伎デビューを果たした事を書いています。

           麗禾ちゃんが舞台後に「じぃじいたよ」と話したそうで

           海老蔵さんは「父(団十郎が)が一緒にいてくれた。

           涙が止まらない」と書かれていました。


           団十郎さんは、孫の初舞台を心配して影から見られて

           いたのでしょうか?

           どうやら麗禾ちゃんだけには見えたようですね。

           一般的には信じられない話ですが、本当にこんな事って

           あるんですよ。 

          
           実家にいた時もよくありました。

           猫が誰もいないところでやたらに鳴いたり

           また、その場所で急に上を見上げて飛びついたり

           しているのですね。 何回も妙な光景を見ました。

           猫には見えていたりするのね。。。 

           










           

           

ヒトカラでデュエット?

2011年08月06日 | Un fenómeno sobrenatural

 カラオケは、楽しいですよね。 でもヒトカラは未だ経験ないんですよ。

 ていうか、やっぱり自分の歌声を人に聞いて欲しいよね。 

 聞く者は堪りません。って・・・


 今日の話は、親しい人に聞いたのですが、ヒトカラの好きな女性で

休みの度に店へ行って、カラオケを楽しんでいたそうです。

 いつも、お気に入りの入り口に近い和室の部屋に入っていたそうですが・・・


 「和室Aをお願いします。」

 「お客様、あいにく和室は満室でして、一番奥の部屋でも宜しいでしょうか?」

 「いいですよ。 フリーでお願いします。」

 「フリーですか?・・・」

 「混んでいるから、フリーじゃこまるのね。」

 「いえ、そんな事はございませんが・・・少し騒がしいかもしれません。」

 「騒がしいのは、どこの部屋へ行っても同じでしょう?
完全に隣室の音が聞こえない部屋はないもの。」

 「いや、そういうのではなくてですね・・・一度フリーにされると
例え30分で出てこられても、フリー料金になりますので、その処の確認を
取りたかったので・・・どうも・・・」

 「そんな事今更・・・当たり前の事です。 承知しています。 途中で
出てくるんだから最初の契約通りに決まっているわ。 」

 「トラブルになるのが嫌で、言っているだけですので、お解かりなら
どうぞ、フリーでお楽しみ下さい。」


 と、何か奥歯にモノが挟まったような言い方をする店員だった。

 そして、カラオケ店の北側の角部屋に入り、早速ブックに目を通す。


 いつものように、DREAMS COME TRUE の歌を歌い始め、絢香の歌等を・・・
 デュエット曲も挑戦しましたが、小さな声で相手が歌っているところも
相手が存在するかのように大きな声が聞こえる。 でも音程が全く合って
おらず、カラオケの機械が調子悪いのかと思っていた。
 
 又、デュエット曲じゃなくても、数曲目から歌っている最中に、違う人の声が
聞こえだした。 しかもひどい音痴だ。
 隣人の歌声が入ってきたのかと思い、1度トイレの為、外に出てみた。

 その時、隣室を覗くと、誰もいなくて、しかも、彼女の近くの部屋は
ほとんど空室ばかりだった。

 疲れているから、空耳だったのかもと思うことにした。

 ところが、次の曲を歌っても、別にハモリが入るところではないのに
2,3人の歌声が聞こえてくるし、何だろうと思いながら、ボリュームを
調整したりして、続けて歌っていたその時、男の人の低い声で

 「出て行け!」と何度も言われた。 聞こえたそうです。

 廊下で酔っ払いのおじさんが叫んでいるのかと思い、ドアを開けて
廊下を見ますと、誰も人はおらず、向こうの方で若い人達の歌声が
聞こえているだけだった。

 先程の声の余韻が残っていますので、さすがに不気味に感じてきた彼女は
30分余りでしたが、部屋を出たそうです。

 そして、店員に何も言う事もなく、勘定を済ませ、カラオケ店を
後にして、周りを歩いてみました。


 新開店のカラオケ店は、駅近くにあって、とても便利なのですが
問題はそのカラオケ店の裏側にあったようなんです。
 何とカラオケ店の裏側は、規模の大きい墓場だったそうで
 それも結構、墓石が古くて卒塔婆がなぎ倒されているのもあって
ざっと見た感じ、荒れた墓地の印象があり、どうもその当たりが
彼女のいたカラオケ部屋に関係があったのかもしれません。

 勿論、推測ですが、墓場の一部を縮小して、そのカラオケ店に
土地を売却した可能性もあります。

 まあ、供養はしてあるでしょうが、古い墓地の場合、移動があって
跡地に新ビルが立つことは、都会では良くある事で、大概、その跡地に
立った建物に異変が起こるのもよく聞く話でもあります。

 そんな時は、共存? しかないのでしょうかね。
 怖いですか? 
 霊は霊を怖がる方の前には現れませんから、大丈夫ですよ。

 私は怖くないんですが、ただ見る能力が失せてしまっただけです。
 喜んでいいのか、悲しんでいいのか・・・いつも言うように蛻の殻で~す。 

 

タクシードライバー

2011年08月05日 | Un fenómeno sobrenatural

 今晩は、大阪市内に住んでいた時の話です。

 民営化前の公社で、事務員として働いていた時、民営化の準備の為
毎日残業で、それから飲み会に行く日などは、最終のバスが間に合わなくて
タクシーで帰るのですが、ある日、奇妙な行動を取るドライバーを見かけたんです。

 JR00駅で下りたのは23時30分過ぎ、もう最終バスはありません。
 南側の駅前に出て、タクシーがちょうど1台止まっていたので、乗ろうと思い
タクシーをめがけて歩いて行ったのです。

 ドライバーは、私を見たのか、ドアを開けてくれましたので、乗り込もうとした時
いきなりバーンとドアが閉まったのです。

 危うく怪我をするところでした。 本当に危ない事。 思わず

 「え~? それはないでしょう。」って感じで、助手席側の窓をノックしました。
  
 ドライバーは10cm程、窓を開けてくれました。

 「あのう、乗せていただけないんですか?」

 「ご免ね。 先に待っていらっしゃるお客様が優先ですから、10分程、待って
頂けますか? 無線で、仲間を呼びますから。」

 「お客様って? 誰も乗っていませんけど・・・」

 ドライバーは後部座席に向いて「どこへ行きます?」と1人で話しています。

 そして、車は発進して行きました。
  
 私は、「変なドライバーね。」と位に思っていたのです。
 「タクシーも乗る人を選ぶのかしら? 最低! そんなの辞めてしまえ。」と
内心、ぷりぷりでした。

 しばらくして、あのドライバーが言ったとおり、同じ会社のタクシーが来て
乗り込んだのです。 

 「お待たせしました。 お客さん、どこまで。」

 「00までお願いします。」

 「はい、00までですね。」

 「ええ・・・実は先ほど、こんなことがありました。」

 先程あった事を、そのドライバーに話したんです。

 「ハハハ、それはないでしょう。 客を選んでいたら、この商売できませんわ。」

 「でしょう?」

 「シゲちゃんかな?」

 「シゲちゃんって、先程のドライバーの方?」

 「あの人は・・・たまに姿のない方を乗せているようですよ。」

 「嫌ね。 ちょうど、お盆だからって。 そんな話・・・」

 「お客さん。 お盆だからですよ。 怖い話平気ですか?」

 「平気ですけど。 何か?」

 「実は、お客さんが乗られたタクシー乗り場ね、終戦の前日、つまり
1945年8月14日に大阪大空襲があって、600名以上の犠牲者が出ている場所
なんですわ。 ちょうど上り列車・下り列車の2本が入線したところで
居合わせた多くの乗客が、高架上の影になる場所に避難していた処に
1発の1トン爆弾が高架を突き破ってホームに落下して爆発し、避難していた
乗客らが爆弾の直撃を受けたそうなんです。 だから、慰霊碑を建てて
毎年、この場所で、遺族が供養祭をしているんだけど、無縁仏さんも
結構、多いらしくて、多分、シゲちゃんには、見えるのかな・・・」

 「なるほど、そういうことですか、私には何も見えませんでした。」

 「そりゃそうだ。 普通の人間には見えないからなあ。」

 「今の私は蛻の殻ですから・・・あなたは見たんですか?」

 「いや、本物は未だに経験無しです。 ただ、1度だけ、幽霊詐欺師には
引っかかりましたがね。」

 「例のあれですか? 現地まで行って、お金を取りに行くと帰って来ないから
家に行ったら、乗せた人が亡くなっていた。 怖くて逃げ出したら、実は
生きていたという・・・」

 「ああいうことを平気でやっている輩だ。」 

 「まあ、強盗も怖いですけど・・・ドライバーさんも大変ですね。」

 「お客さんも、気をつけた方がいいですよ。 霊より人間の方が怖いからね。」

 「まあね、霊にもいろいろありますけどね。 シゲちゃんは大丈夫でしょうか?」

 「連絡取ってみようか?」

 ドライバーは連絡していたようですが、結局、確認できなかった模様。

 タクシーから降りる時、

 「戦争のお話、有り難うございました。 大阪の人間でありながら
知りませんでした。 恥ずかしい事です。 でも、何とも悔しくて悲しい話ですね。
終戦前夜に大空襲があったなんて・・・平和な今に生きていられる事を
感謝しなくてはいけませんね。」

 その時、車内でやり取りがあり

 「シゲちゃん、服部まで行ったらしいよ。」

 「服部・・・ああ・・・あの服部ね。」

 「そう、あの服部。 そのまま、会社に戻るってさ。 貴女に謝っておいて
くれって言ってました。」

 「いいですよ。 シゲちゃん、ちゃんとお客様を乗せて行かれたのだから・・・」

 「・・・ある意味、そうだな。 悪く思わないで下さいよ。」

 タクシードライバーさんとこんなに話したのは初めてだった。

 でもこの夜の経験で、過去を忘れてはいけないんだという事を
改めて感じました。

  

皆で渡れば怖くない 

2011年08月04日 | Un fenómeno sobrenatural

 かなり前に、こんなギャグが流行りましたね。

 でもこれは車の少ない交差点なら何となく解りますよね。

 しかし、交通量が多い交差点では恐ろしい事ですよ。

 でもこれが現実に行われたら、どうします?


 知り合いの娘さんが体験した話です。

 大型トラックは少ないものの、中型車が多く走る交差点に
真央さんが数人の方達の後ろで、信号待ちをしていた時の事です。
 真央さんは、医療事務の資格を取るために、通学の途中でした。

 その日は、中間テストの日。 友達へメールを打ちながら
信号待ちしていました。 回りも見ず、メールに夢中になりながら
自分の前で、信号待ちしている数人の人達が渡りだしたので
後に続いて渡ろうとした瞬間、いきなりクラクションが“ ブッブッブッ ”
びっくした真央さんは、ドライバーから大声で怒鳴られました。

 「危ないとこやった。 あんた、死にたいんか?」と・・・

 真央さんはドライバーの頭がおかしいのかと思いました。
 でも、ドライバーはマジ顔で怒っています。

 真央さんは、ドライバーに対して、言い返そうと思った時
何気に信号機を見ると赤色だったので、ギョッとしたそうです。

 そして、前方を見ると、先ほど前にいた数人の人達がいません。 

 確かに真央さんが渡ろうとした時、前にいた人達?  が
渡り始め、メールしながら後ろをついて行ったので、信号機の色を
確認していなかったのは事実です。

 真央さんは一体、誰の? 後をついて行ったのでしょうか?

 再度、前方と右側の歩道を確認したそうですが、人は1人もいなかったそうです。

 おかしな話があるものです。 数人の人達はどこへ行ったのでしょうか?

 ドライバーに深々と謝って、事故にならなかったことをラッキーで
済ませられない事を悟り、それから、外で歩いている時は、できるだけ
他の事はしないようにした。 そして、交差点を渡る時は、特に気を
つけるように慎重になったそうだ。

 
 まあ、昔から四つ辻には魔物が住み着いていると言います。
 この世と あの世の出会うところ、魔界への出入口と洋の東西を問わずに
考えられていますもの。  交差点での事故も多発しています。 
 息子も小学校3年の時、交差点で2tトラックに足をひかれて、全治2か月の
ケガをしました。

 
 あの時の事は、未だに忘れもしません。 夏休み入ってすぐでした。
 友達の家に遊びに行くと言って、私が

 「お友達の家に行くなら、ソックスをはいて行きなさい。」

 「いや、このサンダルで行きたい。」と買ったばかりのブランドの
サンダルを気に入っていたようで、素足のままサンダル履きで
出て行ったのです。
 
 10分後、携帯が鳴り、取ると男性の声で

 「息子さんをはねてしまいました・・・」

 私は、その言葉を聞くなり、へなへなと座り込んでしまいました。 


 「・・・それで、今、息子はどうしています?」

 「泣いていらっしゃいます。」

 泣いている・・・ああ、良かった・・・意識があるんだ。

 「場所はどこですか?」



 その後、すぐ現場へ向かうと既に救急車が来ていて、息子は
タンカーに乗せられていました。
 お気に入りのサンダルは、無残にも裂かれ、右足はズル剥けで
筋肉が見えていて、病院で治療して頂きました。 両足、包帯
グルグル巻き状態で、松葉杖を借りて、車で帰宅しましたが・・・ 

 ラッキーな事に骨折は免れました。 

 あの時、靴下をはいて、スニーカーを履いていれば、ズル剥けは
しなかったと思うのです。

 息子も「ママの言う事を聞いていれば、良かった。」と・・・

 信号機の青色で渡っていて左折のトラックにひかれたのですが
子供だったから、死角で見えなかったのか、渡るのを譲り合いしたのか
いずれにしても、どちらかの気の緩みなのかもしれません。

 それとも、当時、息子も誰かの後に付いて行ったのでしょうか?
 後日談、息子も事故当時、一瞬の記憶が飛んでいるようで
思い出せない状況でもあります。

 ただ真央さんと違うのは、息子は青信号を確認して渡っていますから
尚更、原因不明です。

 ドライバーは、自分の妻が交通事故で大怪我をした事を私に話して
息子のケガは大した事ではないように言ってました。

 でも、大人と子供じゃ肉体的にも全く違うし、子供は少しの出血で
死に至りますものね。 本当に怪我が軽くて良かったと思います。


 話は奇妙な話から息子の話になりましたが、四つ辻を通る時は
信号が例え青であっても、皆様、気をつけましょうね。 

  

女将の手・・・

2011年08月03日 | Un fenómeno sobrenatural

 休暇中にもかかわらず、毎日沢山の方々が、我がブログに訪問して頂き

有難く思っております。 今日からブログ再開しますね。


 しかし、日本の夏は暑いですね。 それで、節電まで要求されるとなると・・・

 これしかないですね。

 今年も皆様を少しは涼しくさせたいなあ。 うふふ。


 今晩は、慰安旅行での話です。

 新人社員として初めて行った慰安旅行が下呂温泉でした。

 大会社なので、各課に幹事がいて、気候の爽やかな6月のある日に

 第1営業部4課総勢120名、大型バス3台で出発しました。

 ライン下りを堪能して、5時前に温泉旅館に着き、男女別で大型浴場に入り

 その日の疲れを癒しました。 そしていよいよ6時から大広間で宴会が始まり

 新人恒例の1周まわりの挨拶へ・・・

 これは、新人が先輩社員と杯を交わすもので、必ず先輩に御酌をしてから

 返盃を受ける儀式である。 100人以上いるので、殆どが途中で倒れるとかで

 全員の返盃を受けるのは普通不可能な話なのだが、女性が半分近くいるので

 新人が無理そうで可哀相だと思われる女性社員は空の杯を返したり、ほんの

 少ししか入れない優しい人もいた。 男性社員は、結構シビアで、盃をコップに

 する人もいた。 多分、新人の頃の仕返しのつもりだろうが、堪ったものでは

 なかった。 さて、新人M君は半分回ったところで、泥酔状態になり、誰かの

 お膳の上にゲロを吐いてしまい、そのお膳に頭を埋めて寝ていた。 

 幹事は酸っぱ臭いM君を抱えて、M君の部屋へ運ぶ。 その年の新人は5人だった。

 もう1人は、どさくさに紛れて誰かと雲隠れ。 私は笑顔を振りまきながら

 何とか1周回り終わって、食事タイムでした。

 そして、S君とKさんもM君と一緒で悪酔い組で、こちらはトイレに行ったまま

 何分経っても帰ってこないので、心配した幹事が迎えに行ったんです。


 古い料理旅館で和式のトイレが5つ並んでいたのですが、トイレ待ちの人が

 何人かいたので、幹事は新人2人が遅いのがその為だと確認した。 

 5つ並んだトイレの1番端が使用禁止、いわゆる開かずのトイレ、しかしトイレは

 封印されていなかった。 張り紙は使用禁止と書いてあったけれど、待ちきれない

 人達は、何も気にせず、平気でそこに入って出てきていた。 

 悪酔いしたS君も我慢できず、何人も入っているのを見ているので

 何の躊躇もなく、使用禁止のトイレに入ったのです。


 待ち人組も、S君がトイレの中で嘔吐音を上げているのを聞いていました。

 5分位してから、S君が出てきて、迎えに来ていた幹事を見るなり、言ったそうです。

 「いや~遥さん、どうもありがとうございました。 先程は背中をさすって頂いた

 お蔭で、かなりすっきりしました。」

 「背中をさするって、それは私じゃないわ。 私はあなた達が心配で、ここで

 ずっと待っていたのよ。」 

 「また? そんな冗談を・・・確かに “大丈夫?” って声も聞こえました。」

 「何言ってるの?」と幹事がトイレの扉を開けますと、S君がしゃがんでいた

 便器の後ろは壁。 それも人なんか入れる隙間もなかった。

 S君は、もっと青い顔になって、ワ~と叫びながら、宴会場へ戻って行った。

 その件で、1度に酔いの醒めたS君は、宴会場にいた仲居さんに話していた。

 「出たんだよ。 僕の背中をさする手が・・・」

 「その手を見たんですか?」

 「見ないが、背中を触れられた感触は事実だ。 しかも “ 大丈夫? ”という

 声まで聞こえた。 誰? 何なの? 何があったの?」

 「・・・実は、先代の女将があのトイレでお亡くなりになりました。

 それから、しばらく封印していたのですが、誰かが面白がって開けた時に

 妙な現象が起こるようになったのです。 悪酔いのお客様があのトイレに入ると

 誰かが背中をさすってくれるという、怖い反面、ある意味で結構、有名に

 なってしまいましてね。 うふふ。」

 「“うふふ。”はないだろう。 怖いじゃないか。」

 「あなた、怖かったですか? 気持ちよかったでしょう。 嬉しかったでしょう。」

 「・・・確かに、有難かったけど、それとこれじゃ意味が違うだろう。」

 「悪霊ではありませんことよ。 この旅館の為に今も働いていらっしゃるのですわ。」

 「もういいよ。 とりあえず、封印するんだな。 それと御祓いをして女将を

 休ませてやれよ。 でないと、来年以降、うちの会社からの予約は取り消しだ。」

 「・・・そうですか。 では、2代目女将に伝えておきますよ。」


 そのような出来事があったんですけど、その明くる年、人事課が同じ旅館に

 宿泊した時も、張り紙はあったものの、扉は開いていたそうです。

 でも、S君が、皆に話して居た為、そのトイレに入った者は居なかったそうです。


 まあ、水の流れが悪いとかで使用禁止と書いてあるトイレをよく見かけますが

 理由はやはり、それだけではなさそうですよ。 くれぐれも入るべ・か・ら・ず。

中央分離帯の怪

2011年07月11日 | Un fenómeno sobrenatural

 昨晩の事です。 22時30分頃、コンビニの帰りに遭遇したのですが

中央分離帯の所に男性が立っていまして、それがですねえ、分離帯の

横側の車道であり、大きなトラックやら乗用車がばんばん通っている

所なんですよ。 白いサファリシャツに白いバーミューダーパンツ、白い靴

しかも夜遅いのに帽子まで被っていました。 まあ、見た感じ、サファリ

ツアーへでも行くような格好で全て白で統一されているので、目立つ訳です。

 私は信号が変わったので渡る時に中央分離帯にいる男性に気がつきました。

 何故、分離帯に入らずに車道に立っているのか、頭の病気か何かで

自分がとっている行動が解っていないのだろうか? 不思議に思っていました。

 通りすがりに妙な言葉を発していましたが、聞き取る事ができませんでした。

 私は、気にかかりながらも横断歩道を渡り、次の信号も青色に変わったので

渡ったのです。 その時、空耳でしょうか? すごい叫び声が聞こえたのです。

 「あっ、やはり事故ってしまったのか…」と私は恐る恐る振り返りました。
 
 ところが、先ほどの男性はどこにもいませんでした。私が渡っている横断歩道の

信号は青だったので、男性が立っている方の信号は赤です。

 私が見た時は、歩いておらず、ぼうっと立っていらっしゃいました。 

 男性は通行量が激しい中を渡れる筈もないのに、どこにもいなかったのです。 

 と言って、事故を起こしている様子もなく、車はスムーズに走っていました。 

 何なんでしょう。 でもはっきり真横で見ました。 白い靴下をはいているのも…


 確かにここは事故が多く、特にバイクで亡くなった方が多くて、遺族が

よくこの分離帯に花を手向けていらっしゃいます。   

 だからって、霊にしてははっきり見えすぎた。 眼鏡もかけていました。

 ただ、場違いな服装だけは、ちょっと不思議に思えるのですが・・・

 あの服装が流行ったのは今から30年位前だと思うんです。

 眼鏡の形も古かったんです。 今、あんな眼鏡かけている人は少ないです。

 無事でいらっしゃれば、それで宜しいのですが、かき消す様に姿がありません。

 通りすがりに聞こえた言葉が何か解らなくて良かったと思いますし

 応えなくて良かったと思いました。 何となくその様に感じます。


 今の蛻の私に霊を見る力はまるでありませんが、何となくですよ

 しばらくあの交差点は、通りたくございません。 

 せめて季節が変わるまで・・・ですね。






            出た~ 




 
 

虫の知らせ

2010年08月15日 | Un fenómeno sobrenatural
 今日は“虫の知らせ”というものについてお話しますが、果たして以下に記述したものが
 “虫の知らせ”というものかどうか解りませんし、単なるこじつけかもしれないのですが
 祖父母の死の前日にあったことを書きたいと思います。

 私は余程、普段の素行が悪かったのか、親族の死に目に会った事がありません。
 高校2年の時でしたが、夏休みに友人達と串本へ泳ぎに行ってました。 
 いつも通り、無計画なので、気が済むまで遊ぶという感じなので
 帰宅する日も決めていなかったのです。
 ただ、家には1日1回必ず電話する事、それだけは守っていましたが・・・

 串本で地元の学生達と泳いだり、釣りに行ったり、ボートに乗ったりして
 もう身体中、日焼けで真っ赤になるほど遊び捲くっていました。
 3日目にビーチで、友人が「メグ(私のニックネームです)胸に十字架がないよ。」って
 言われ、慌ててビーチを探し回ったけれど、どうも、泳いでいる時に外れてしまった
 ようでした。

 この十字架は、1番上の兄がアメリカヘ乗馬留学をした時のプレゼントの一つでした。 
 この時、私は十字架を集めていたので、2本買って来てくれていたのです。
 もう一つはティファニーで買ってくれた銀の十字架で、家の宝石箱に保管してあったので
 無くした十字架は、さほどショックではなかったのですが、このペンダントが無くなってから
 心臓が悪いのかしらと思う位に動悸がしまして、その後、すぐに家へ電話をしたんです。
 すると母が「お祖父さんが先程、亡くなりました。 今すぐ帰って来なさい。」
 と言われて、慌てて帰宅したことがありました。

 それが“虫の知らせ”だったのかどうかは不明ですが、泳いでいる時に、一瞬足が攣って
 溺れかけた時に、かなりもがいたんです。
 その時、水圧か何かの力が加わって外れたのだと思います。
 でも、こじつけるとしたら、祖父が水難死から救ってくれたという事になります。
 十字架は、私の身代わりになったという事です。

 祖母が亡くなった時は、会社の忘年会がありまして、そのまま3次会4次会と行っている間に
 帰りの電車がなくなり、梅田駅近くにある友人の家に泊めてもらいました。
 明くる朝、友人のお母さんが美味しい朝食を作って下さって、本当にゆっくりしていました。
 私が庭へ出て、一緒に泊まった友人に「この木、見た事あるけど、何と言う木なんやろう?」
 って言ったんです。 すると、友人は「シキミとちがうの?」と言うので
 「縁起でもない。やめてよ。」と言いました。
 その時も、急に胸騒ぎがして、そのすぐ後、帰宅すると、祖母は亡くなっていました。

 実は前日、家に“遅くなったから友人の家に泊まるわ。”と言って、友人に代わってもらい
 “お母さん、今日は遅くなりましたので、私の家に泊まってもらいますので、どうぞ
 ご心配なさらないように・・・”と言ってもらったので、母は、言えなくなったそうです。
 電話した時、実は祖母が危篤状態で、親戚中、祖母を囲んでいたようでした。
 祖母は明くる朝迄、持ち応えた様ですが、大晦日の一番忙しい日に亡くなりました。
 ですから帰宅した時も、何も聞いていないので、裏からこそっと帰ってきて、階段を上がり
 自分の部屋は3Fにあるんですけど、誰にも気付かれず、部屋に入り寝ていたんです。
 
 すると、遠方から駆けつけて来た親戚が「お母さん! お母さん!」と言って、泣き崩れている
 声が聞こえてきたので、“何事だろう?”と思い、2Fの居間へ降りてみると
 親戚が沢山集っていました。 それから、祖母の部屋へ行って又、びっくり 
 母に昨夜からの事を聞かされて、本当に驚きました。

 いつも祖母の部屋を訪ねると、老眼鏡をかけて英語の勉強していましたよ。 高齢なのに
 素晴らしいなあと、関心したものです。 確かNHKの英語講座もよく見ていました。 
 数日前、いつもの様に私が作ったおやつを 「今日は何作ったの? いつも美味しいわ。」
 と言って、美味しそうに食べてくれていたのに、あまりにも急でしたね。
 ただ、思い当たる事が一つ、忘年会の朝、母が「お祖母ちゃん。少し風邪気味で、身体の
 あちこちが痛い痛いと言ってるわ。 あとで北田さん(掛かりつけの医者)呼ぶわ。」と
 言っていた。 祖母の死後、母も大変だったと思う。 祖母の実家は、船場の大きな材木問屋で
 二人姉妹のいとはん(お嬢さん)でした。 親戚がすごく多くて、しかもインテリ集団なのです。

 ですから葬儀も相当立派なものでした。 霊柩車の後をチャーターした観光バスが2台
 親戚筋は皆、乗用車で来ていたので、ちょっとしたパレードの様でした。
 高僧が3人と他の僧侶合わせて6人位来られて、南無阿弥陀仏の大合唱? でした。
 葬式のアルバムまで作っていました。 シキミが両隣5軒先まで並べられていましたね。
 お祖父さんもお祖母さんも、皆によくしてもらって、幸せだったと思います。

 そのせいか、毎年、お盆の時期、実家の仏間にお参りに行きますと、祖父母の遺影が
 嬉しそうに微笑んでこちらを見ていますよ。 
 
 
 

奈々子さんとの約束

2010年08月14日 | Un fenómeno sobrenatural
                            屋久島アートのアトリエからお借りしました

 お盆に入りましたね。 昨日、実家へお盆のお供えを持ってご挨拶に行きました。
 蓮の実と花の入った花束、アサヒのスーパードライ(父が生前好きだったので)
 巨峰・御菓子の詰め合わせ各2箱(新宿中村屋のおこのみあられとラム酒のケーキ)です。
 内容まで細かく書いていますが、当然日記ですから、来年、“去年、何持って行ったのか?”
 という事がこのブログを読めば解るので、又、違ったものを持って行けるので書いています。


 さて、今日はOL時代の同僚N子さんに聞いた話を紹介します。
 N子さんは若いのに霊界に興味のある人で、ある日、こんな話をしてくれたのです。
 
 N子さんには私よりもっと親しい友人奈々子さんが(仮名)いて、よくお互いの家に泊まりあいを
 していたのです。 仲のいい姉妹の様に戯れあったり、遅くまで将来の事を語り合ったり
 していた時に、奈々子さんからいきなり言い出したという事ですが

 「ねえ、N子は霊界があるのを信じているけど、私には理解できない。人間って死んで
 しまったら、それまでだと思うの。 土に返るって言うじゃない。 もし、魂が存在
 するならば、世の中、魂だらけで、何かに影響して、それこそ、普段の生活に支障をきたす
 事になると思うのよ。 でも、N子に言っても駄目よね。 ・・・じゃあ、約束しない?
 もしお互い、何かで亡くなってしまった時、魂というものが本当にあるのか立証する為に
 知らせに来ない? と言っても話す事は不可能だから・・・そう足の裏をくすぐる事にしよう。
 たたいたりしたのでは、打ち身と間違われてしまうからね。くすぐったい病気なんてないもの。」

 「・・・まあね、何十年後か解らないけど、覚えていたらそうしよう。」 


 それから月日が流れ、N子さんは得意先の会社の男性と恋に落ち、半年後に寿退社しました。
 結婚式にも招待されましたが、とても幸せそうでした。

 その明くる年に女の子が産まれ、2年後にも女の子ができ、男の子ができるまで
 “子作り頑張るんだ。”とか夫婦で言ってましたけど。 まあ仲のいいご夫婦で・・・コホン
 N子さんは2児の母になった事で、育児に追われる日々を送っていました。

 ある夜の事、子供達を寝かし付けてから、ラブラブの夫婦はいつもの様にキングサイズの
 Wベッドでご主人と寝ていたのです。 夜中に彼女は愛撫され始めたのです。
 その日は何故か、足を舐め回し、N子さんは、あまりのくすぐったさに「ウフン、アハン。」と
 声を上げていたようです。 
 すると、ご主人が「今晩は勘弁してくれよ。 疲れているんだ。」と言ったそうです。

 N子さんがおかしいなあと思って横を見るとご主人は普通に寝ていて、眠たそうにぶつぶつ
 つぶやいておられたそうです。 N子は、欲求不満?で夢でも見たのかなと思っていたそうです。
 ところが、その後何度も、同じ様なタッチで足ばかり責められて、結局、2時間ほど呻き声?を
 上げていたそうです。 側にいたご主人もプレッシャー? かかって寝れなかったでしょうね。
 可哀相に・・・お悔やみ申し上げます!?

 朝になって、朝食の準備をしていると電話がかかってきたそうです。
 相手は、何と奈々子さんのお母さんで、昨晩、彼氏とツーリングの途中、事故に遭い
 帰らぬ人になられたという哀しい知らせでした。

 受話器を置いた瞬間、親友を亡くしたN子さんはすごいショックを受け、しばらく寝込んだそう
 ですが、後日、奈々子さんの御参りにも行き、気持ちの整理をしたそうです。

 奈々子さんの49日も終わったあと、お母さんから、事故の経緯を伺ったらしいのですが
 どうも夜中に事故を起こし、彼氏は強運だったのか、軽傷で済んだ様でした。
 奈々子さんとの思い出話をお母さんとしている時に、ふとある約束を思い出したのです。
 そう言えば、生前、奈々子さんと約束していた事があった・・・
 “ もしお互い、何かで亡くなってしまった時、魂というものが本当にあるのか立証する為に
 知らせに来ない? と言っても話す事は不可能だから・・・そう足の裏をくすぐる事にしよう。”

 その話をお母さんにすると、涙を流して
 「本当ですか? という事は、奈々子はここにいるのかもしれないですね。」
 「いや、事故をされた直前は、私に知らせに来てくれたと思いますが、お母さん、奈々子さんは
 もう、天界へ行かれていますよ。 花が咲き乱れ、いい香りのする所に沢山の人達と
 あちらでの生活をされていますから、大丈夫ですよ。 と言ってもやはり寂しいですよね。
 奈々子さんは、遠い外国へお嫁に行ったと思えばいいんですよ。 」
 「・・・有り難う。N子さん。」もう、お母さんの涙が止まらなかったそうです。


 という話ですが、皆様はくれぐれも死後についての約束など、なさらないで下さいね。
 まあ、脳死の問題もあるんですけど、「生命の尊厳」とは、役に立つ・立たないによって
 語られるものであってはなりません。 かけがえのない生命であることは言わずもがな
 何よりも尊く、光り輝いているものですから・・・


 


  

 

 
 

堂堂巡りの怪

2010年08月13日 | Un fenómeno sobrenatural
 私のOL時代、毎年何回か気の合った仲間達と1泊2日のドライブ旅行に
 行った事があり、今夜は鳥羽へ行った時の話をします。
 三重県にもよく訪れていて、いつもは名神高速で時間を短縮して早く現地へ
 着ける様にしていたのですが、たまたま名阪で行き、伊勢神峠を通って
 目的地へ行った時がありました。

 その時は車2台、男性4人、女性2人で各3人ずつ分かれて乗車し、運転を
 交代しながらのドライブでした。伊勢神峠に入ると、1車線で、たまに対向車が
 来るのですが、その時は、所々にある車寄せのあるスペースまで近い方がバックして
 行き交うという、スピードを出し過ぎると、超ヤバイ場所でもありました。

 それでも結構スピードを出していたのですが、対向車が来そうな所では、ブレーキを
 効かせながら、進んでいました。 両側に木々が鬱蒼と生い茂り、昼間でも
 少し薄暗い感じの道路でした。 かなり上の方に上がって来た時、何とこんな車道の
 崖側を白装束のお婆さんが杖をつきながら歩いているのが見えました。
 車内で、“こんな危ない道を一人で歩いて、一体どこへ行くんだろうね。”なんて
 言っておりました。

 どんどん上がって行きますと、又、白装束のお婆さんが杖をつきながら歩いています。
 Tさんが、「ここの道って、西国33箇所に関係あるのかな?」
 「よく解らないけど、三重県は入っていなかったと思うわよ。」と応える。
 「でも、あの格好って、お遍路さんの格好だよな。」
 「そうね、ここをずっと行けば伊勢神宮には行けると思うけど、かなりあるから
 今晩は近くの民宿で泊まるんでしょうね。 でも民宿があるような場所じゃ
 ないよね。 私達はよそ者だから解らないだけで、地元の人はよく知っているのよ。」
 「・・・でもさあ、伊勢神宮って寺じゃないぞ。」「・・・・・・」

 そんな感じで、あまり深く考えず、相変わらずカーブばかりの道を冷や冷やしながら
 ドライブを続けていた。

 しかし、行けども行けども、景色も同じだし、何か同じ道をぐるぐる回っている様な
 錯覚に陥ってしまった。 と、思っていた。 暫らくすると、又、白装束の
 お婆さんが杖をついて歩いている。 顔は、菅笠をかぶっているので、全く見えない。
 何故、お婆さんと判断が出来るのかというと、白髪の長い髪をゴムでまとめていて
 骨粗鬆症なのか、背が丸くなっていたので、ご高齢の女性と判断したのです。

 しばらく運転していると、又、同じ格好の人と会い続ける。 どうも景色も同じ様に
 思える。 それで、車寄せに一旦停車して、仲間の車を待つことにした。
 ところが、5分待っても10分待っても、仲間の車が来ない。
 今なら、携帯ですぐに連絡が取れるのに、この頃は携帯も無いし、カーナビなんて
 優れものもありはしない時だった。

 20分位待った頃に、関係の無い普通車が追い越して行ったので、私達も、発車する事に
 なった。 私達の車は、スピードを出していたので、先程の車には追いつける筈だった
 のに、いつの間にか、もっと先を行った様だ。 全く、行き去った自動車を見つける
 事さえできなかった。 又、走り続けると、あの老女の後姿が・・・

 さすがに意識し始めた私達は、徐行で通り過ぎ、顔を覗き込んだりしたが、目深に
 かぶって見えない。 通り過ぎてから、Tさんが「話しかけてみたらどうか?」と
 言ったが、それは私が許さなかった。 「もし、“一緒に連れて行って下さいますか?”
 って言われたらどうするの? 乗せるの? 私は冷たい女かもしれない。 でも、何回も
 会い続けるなんて、どう考えてもおかしいわよ。 でも今は、あまり言いたくないわ。」

 「もう、2時間もこの峠をドライブしているし、いい加減にここを抜け出さないと
 夜になったらもっとヤバイよ。」
 「普通なら1時間位で抜けられる筈なのに、困ったわね。どうして、先に進めないの?
 ・・・あっ・・・そうか? Mさん、あまり逆走したくないけど、車寄せでUターンして
 峠を下りよう。」
 「せっかく、ここまで上がってきたのに、今更下りていたら、ホテルに着くのが
 もっと遅くなるよ。」と二人が声を揃えて私の意見に反対した。 2対1だから
 私もそれ以上言えなかった。
 
 又、同じ道を?走り続ける。 老婆の後姿が見えて来た。 今度は徐行じゃなくて
 普通に通り過ぎる。 その時、私は言った。 「お願い、止まって。」
 車寄せじゃないので、本当はこの場所で止まるのは危険でしたが、とりあえず
 止まってもらった。 ところが、歩いてくる筈の老婆の姿は見えない。バックミラーを
 見ても全然映っていない。 Mさんは、何も言わず、車寄せまで行くとUターンして
 峠を降りて行きました。 2時間以上も登った筈なのに何と僅か20分で峠の入り口に
 戻って来れました。 それから、一般道で、鳥羽シーサイドホテルまで、無事に到着。
 
 仲間の車は、今や遅しと私達を待っていました。 仲間の車は峠の入り口付近で
 私達の車が見えなくなったと言い、一般道を選んだ様でした。
 
 この時の分析を私なりにしたのですけど、やはり、非現実的な結論になってしまいます。
 ただ、言えるのは、峠で会った老婆は、私達を助けてくれたのだと思っています。
 あれ以上先に行くと、事故っていたかも知れませんし、本当に事故寸前だったかも
 しれません。 あれだけ、何回も老婆に会っているのに、どんどん登り続けている
 私達をよくぞ、諦めずに守って下さったこと、未だに感謝しております。