翁の“ガハハ”な山家暮らし

山家に放念で暮らす翁。田舎暮らしの“ガハハ”なエピソードとその珍問答、ニンマリしていただけたら嬉しいわ。(放念の翁)

◆食料増産の言葉が◆   3649

2017-05-20 17:16:42 | ブログ

あ、安造さん暫く、いよいよ田植えが始まるね。作業の様子を車から見ていたが、耕耘機の操作が車の運転よりも上手だわ、ギャハハハ。ここの耕地はまだ皆さんが米作りを、見たところ休耕田がないね。丹精に作った米を食っては、買っては食えないだろうからな。そっちの麦畑は従兄弟の畑?、程なく麦秋だ。以前は二毛作で麦を刈って田植えだったが、この頃は米だけで田植えが早いわ、ハハハハ』

や、翁さん暫くだね。いやね、道路の端に車を止めて、窓から俺を見て、カメラも向けているようなので誰かと思ったよ。興信所の世話になることも無いし、ハハハハ。ここの耕地は400キロ(反)近くは採れるし、稲架け米でじっくり干すから、甘みもあって旨いが、難を言えば水、溜め池の水を引いているから、雪解け水と違いミネラル成分がな。・・・・この道を通るのは珍しいね、ハハハハ』

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こからは、手を振っても分からないと思って、近くに戻って来るまで様子を見ていて、ハハハハ。新しく出来た大型のホームセンターを覗いてきて、品数も豊富だが店員に聞いても売り場が分からなくて。いやね、5年使った草払い機のエンジンの掛かりが悪くなって、買い換えの下見をしてきたが、安造さんは何を使っているね?、やっぱりな、安物ではないな、俺は後2年も使えればだ、ギャハハハ』

の頃は有機農法が流行(はやり)言葉だが、俺らが子供の頃は、農業は土作りだったよ。落ち葉を敷いたり、鶏を飼って鶏糞を、食べ物の屑は堆肥に、いわゆる廃物を利用をし、廃棄物はなかったな。今ではゴミステーションに廃棄物の山だよ、ファハハハ。いやあ、会えて嬉しかったよ、今日は婆さんもいないし、次は寄ってお茶を飲んでくださいよ。もう1枚田圃を耕して、ハハハハ』

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あとがき==生きるために農業で汗をした時代もあった、今は「飽食」だものな、その廃棄量は世界一だそうで、ガハハハ==放念の翁