【これが3月17日水道水基準引き上げのソースだ!?】食品の放射線量、暫定基準を策定 厚労省

2011-03-24 10:22:13 | Weblog

水道水の放射性物質の基準について。- 2011.03.24

食品の放射線量、暫定基準を策定 厚労省  :日本経済新聞

>基準値は半減期が約8日の放射性ヨウ素の場合、飲料水や牛乳、乳製品は1キログラム当たり300ベクレル、乳児用調製粉乳は同100ベクレル。根菜や芋類 を除く野菜類は同2千ベクレル。半減期が約30年の放射性セシウムは牛乳などが同200ベクレル、野菜類や穀類、肉、卵、魚などが同500ベクレルとし た。



この記事には「正式な基準値は国の食品安全委員会に諮問して決定する方針。」と書いてありますが、すでに飲料水・水道水の基準が「300ベクレル」というのは、今回の乳児の騒動でマスコミにそれがいかにも「普通の基準」かのように出回ってますからね。


で、以前の基準、WHOの基準が1ベクレルというのは、東京都のHPにも書いてあります。(日本の基準はなぜか10ベクレル・・・。)


(関連)水道水の放射能の測定結果について(第11報) 東京都

>(注1) WHO飲料水水質ガイドラインの値は、全α放射能では0.5Bq/リットル、全β放射能では1Bq/リットルです。
(注2) 金町浄水場における過去20年間の測定値は、0.0~0.5Bq/リットルです。


この東京都水道局の第11報の記事を見てもわかるとおり、水道局は毎年「放射能測定」を実施していたわけです。で、その水道水の安全性の根拠は「WHO基準」としていたわけです。

水道局も「放射能に関する水道水質基準等は定められていません。」と書いてますが、調べていなかったわけでは決してありません。毎年ちゃんと調べていたんですね。

で、ネット上で「厚労省の暫定基準は3月17日に初めて作られたから、基準の引き上げはデマだ」という書き込みをちらほら見かけましたが、今まで水道局はHO基準をもとにした「10ベクレル」を安全性の根拠としてきたわけで、それが今回の厚労省が基準を「300ベクレル」にしたことについて、これを「基準の引き上げ」と言わずしてなんと言う?という事なんですね。

 


で、ぼくは最初に以下のブログ記事を見て、本当かどうかを上の記事や東京都の発表を見て「WHO基準の300倍、日本基準の10倍に引き上げ」は”事実”と判断したわけです。


(関連)世界の水道水放射線基準値(菜食文化研究会)

 

※参考にさせていただきありがとうございます。

 

 

これ以外にも政府が被ばくの「除染」基準8倍に引き上げもやった事は、以下の記事を。

 

(関連)【1週間前に水の安全基準値30倍に引き上げの衝撃事実が!?】世界の水道水放射線基準値(菜食文化研究会)

 

 

※さらに追記。

(関連)【今は緊急時!?】WHOが、日本の水道水に関する放射性物質の規制基準は国際基準の10倍厳しいと記載(東洋経済)

上記の東洋経済の記事。「平常時」と「緊急時」の記述をあえて書いてない、ちょっと悪質な記事のように思いますね。

 

 

(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2011年3月21日(月)  

 

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