横浜の裁判員裁判初の死刑判決について。- 2010.11.17
「すごく悩んだ」「何回も涙」=被告に控訴勧める―裁判員経験者の男性・横浜地裁 (時事通信) - Yahoo!ニュース
>公判を通じての池田被告の変化について尋ねられると、「最初の公判では突っ張って見えた。(遺族が証言した際は)目を赤くしていた。本当に被害者の方の気持ちが分かっているように見えた」。
ニュースだけで「あいつは死刑にしろ」とかって言ってる人たちがいかに死刑に対してリアリティを持ってないかがよくわかるかと思います。
これだけ残虐な事をした人間を「死刑」と決める事がいかに重い事なのか。
しかも「生きたまま首を切断した」というのは、被告本人の証言だけですからね。しかも、情状酌量を求める被告の妻(?)の訴えも、被告自身で取り下げていたりと、被告は死刑になりたがっているとさえ思います。または、死をもって償いたいのかとも・・・。
死刑と判断しても「控訴しろ」って、裁判長も裁判員も言うんですからね。死刑問題がいかに重たいものかと。
制度としての死刑のあり方を考えるにはいい機会なんじゃないでしょうか。
人間が人間を「殺す」というのはいかに重たいものであるかと。
どんな残酷な事を人間でも、罪を償うチャンスを与えてあげるのが人間らしい選択だと思うんですよね。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2010年11月14日(日) ♪