原子力安全委の年間被ばく限度量の引き上げ検討について。 2011 04 06
asahi.com(朝日新聞社):年間の被曝限度量、引き上げを検討 原子力安全委 - アピタル(医療・健康)
>原子力安全委員会は5日、放射線量の高い地域の住民の年間被曝(ひばく)限度量について、現在の1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべき か検討を始めた。放射線の放出が長引き、「長く生活する観点で考えないといけない」とし、現実路線への見直しを検討する。
(関連)原子力発電所で働く人への放射線の線量は?(東京電力)
わが国では放射線業務従事者が受ける線量限度について、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告を取り入れ、5年100ミリシーベルトかつ年間50 ミリシーベルトとしています。 当社では、線量限度を超えないようにするのはもちろんのこと、さらに線量をできるだけ低減する対策を図っています。
放射線業務従事者への影響は、ほとんどが年間5ミリシーベルト以下で、平均は1.2ミリシーベルトです。
>我が国では「原子炉等規制法」などで放射線業務従事者の線量限度を5年間に100ミリシーベルト(1年間にも50ミリシーベルトを超えない)、一般公衆の線量限度を1年間に1ミリシーベルト(医療を除く)と定めている。
だんだんと怖くなってきましたね、日本が・・・。
まったくシャレになってませんね。
日本国民が放射線業務従事者と同じ線量(5年間100ミリシーベルト)って。
この引き上げが実現すれば、避難すべき地域も「安全」、放射性物質のついた食品が市場にまかりとおる・・・そういう事態になるのでは?
こういうことが検討される事自体、やはり日本は危機的状況といっていいんじゃないでしょうかね・・・。