一票の格差訴訟・7月参院選は違憲状態の判決について。- 2010.12.10
asahi.com(朝日新聞社):今夏参院選は違憲状態 一票の格差訴訟、広島高裁が判決 - 社会
「一票の格差問題」をなくすには、日本の選挙制度を「比例代表制」に変えれば全て解決する事。
民意の反映という点においては、小選挙区なんてもってのほか。
民主主義という根本を考えると、民意をいかに反映させるかが重要だと思うんですが、政治家はいかに自分たちに有利なるかしか考えてないですからねえ・・・。
しかし、何度も「違憲状態」と指摘される小選挙区比例代表並立制の選挙の形を見直さなければならないのは当然でしょう。
>民主主義という根本を考えると、民意をいかに反映させるかが重要だと思うんですが、政治家はいかに自分たちに有利なるかしか考えてないですからねえ・・・。
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理想はそうだけど現実は当然でしょ。それはもう,自由民主党や民主党とかだけじゃなくて,本来なら日本共産党だってそうだろ。
完全比例代表制の話が出たので,ここから「一票の格差」とは話が変わるけど,完全比例代表制にすれば,死票を大量に発生させない代わりに,政党の個人的癒着が起こってしまいかねないという問題があるけど。その問題を解決するために選挙区制があるんだから,一長一短な感じがしてならない。
それに完全比例代表制の場合,第三党以下の少数派政党にも得票率が与えられる傾向にある。それを「専制への予防」とみるか「政局の不安定化」とみるかで変わってくるだろう。
まあ完全小選挙区制の国でも,専制はほぼ皆無とみられるけどね。それにこれを採用しているフランスでは,大統領選と同じく決選投票制も採用して,死票を出来るだけ防いでいるみたいだし。