子ども被ばく限度20ミリシーベルト問題について。- 2011.04.23
子どもの安全基準、根拠不透明~市民の追及で明らかに(前編)
>福島老朽原発を考える会をはじめ3団体の呼びかけで21日、文部科学省が児童の放射線許容量を年間20ミリシーベルトとする安全基準を出したことに関して、その数値を撤回
するよう交渉を行った。出席した文部科学省と内閣府原子力安全委員会の担当者は、ほとんどの質問に対して回答することができず、子どもの安全基準の根拠が不透明であり、きちんとしたプロセスがとられていない可能性があることが明らかとなった。
OurPlanet-TVが録画していた、今日の交渉の模様。
京大の小出裕章氏も「子どもに20ミリシーベルトはとてつもなく高い」といっていましたが、放射線業務従事者と同じ基準ですから当然ですね。
見ればわかりますが、何も知らない権限もない下っ端官僚を交渉の場によこす事自体がもう、犯罪的というか、交渉する気などないのが丸わかり。
上から「意見だけ聞いて帰って来い」って言われたんでしょうな。
しかし、交渉に臨む側からすれば、何とか子どもを守りたいという一心で集まってるわけで、こんな事が許されるはずもありません。
たしか、要求した回答は明日の10時までだったような気がしますが、ちゃんと守るかどうかさえよくわかりませんね。
ここから文部科学省に意見を送る事ができるようです。
(文部科学省)ご意見・お問い合わせ 入力フォーム:文部科学省「原子力・放射線の安全規制に関すること」
こちらは署名です。
(署名)【ご協力ください】緊急声明と要請:子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求