【民進党代表選】前原氏が代表になって喜ぶのは誰か?
民進党代表選が気になるところですが、あくまで一つの見方として情報をいただきました。
■特区の「加計学園」問題が追及されなくなる?
それは、前原氏が民進党の代表になると、安倍政権の支持率の急落の原因である、国家戦略特区の「加計学園」の問題が追及されなくなるのではないかという事。
前原氏が「パソナ」にお世話になっていて、南部代表の元秘書が前原氏の妻というのも有名な話。 【参考1】
で、その「パソナグループ」の会長が竹中平蔵氏で、竹中氏は特区の「国家戦略特別区域諮問会議」の民間議員の一人。安倍首相のお友達としても有名ですね。【参考2】
特区に関しては「竹中マター」という声もあるくらいだそうですから、加計学園問題について、パソナと大いに関わりのある人が民進党の代表になったらどうなるのか?追及できるのかという疑問もたしかに大いにありますねえ・・・。
これまで予算委員会で加計問題を追及してきた議員が入れ替えられる可能性も考えられますね。
■野党共闘打ち切りは誰が喜ぶ?
野党共闘に関しても、前原氏がなぜここまで見直しをしようとするのかもよくわからないところです。【参考3】
野党共闘を打ち切ると、「野党は30議席は減る」と元代表の岡田克也氏も言っているのに、です。【参考4】
加計問題が追及できなくなり、野党共闘を打ち切り、これで喜ぶなのは誰なのでしょうか?・・・と思ってしまいますね。
以上の点から見ると、どうも安倍自民の都合の良いように動いているように見えてしまうのですが・・・。
少なくとも、民進党にメリットがあるように全く思えないですよねえ・・・。
【参考1】
ASKAの女だけじゃない パソナ代表の元秘書“美女軍団”|芸能|芸能|日刊ゲンダイDIGITAL
>「仁風林」に出入りしていたのは、政界では民主党の前原誠司(52)グループが有名で、前原の妻・愛里さんは、南部代表の元秘書。
【参考2】
民間議員・竹中平蔵氏に“退場勧告” 戦略特区に利益誘導批判 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
>「昨年7月、神奈川県の特区で規制緩和された家事支援外国人受入事業について、大手人材派遣会社のパソナが事業者として認定された。諮問会議の民間議員の一人である竹中平蔵氏(東洋大教授)はパソナグループの会長。審査する側が仕事を受注したわけだから、審議の公平性が保てない」(野党議員)
【参考3】
共産党との共闘打ち切り要請、前原氏「同じ思いだ」 TBS NEWS
>民進党代表選に立候補している前原元外務大臣は、「共産党との共闘は打ち切るべきだ」とする有志議員らの要請に対し、「同じ思いだ」などと応じました。
【参考4】
野党共闘─野党第一党としての矜持を持って、他の野党との関係構築を | 衆議院議員 岡田かつや
>もし、候補者の一本化が実現できていなければ、残念ながら、ほとんどの選挙区で勝つことにはならなかったと思います。そして、志位さんと私との信頼関係などもあって、一本化が実現したことも事実です。この共産党との関係を一度リセットしてしまうと、再構築には多大の時間と労力を費やすことになるでしょう。
>前原さんは、基本的に全選挙区で候補者を立てると言っていますが、結果として、与党と接戦を演じている選挙区で、一本化すれば当選可能な候補者を見す見す落としてしまうことになりかねません。おそらくその数は、30以上に上ると思われます。
田中真紀子氏、民進代表戦は「枝野さん勝って」 https://t.co/PyoNQLkBzR 『枝野氏のほうが、自民党との対立軸が分かっている。ハンサム男の前原さんは、自民党の人が『我々よりも右だ』という人だ」と持論を述べた』この辺の感覚は正確だと思うなぁ。
— ぽぽんぷぐにゃん (@poponpgunyan) 2017年8月23日
読売と産経で「加計学園問題追及”反対”」の意見広告。多額の広告費を使ってまで出すというのは、いかにこの問題を嫌がっているかという証拠でもあるな。民進党代表選でも前原・枝野氏は加計問題についての態度を明らかにしたほうがよいのでは・・・。
— ぽぽんぷぐにゃん (@poponpgunyan) 2017年8月23日
(twicas)新潟5区補選、バノン氏解任とか。- 2017.08.19