河村市長辞職・出直し名古屋市長選について。- 2010.12.20
asahi.com(朝日新聞社):辞職申し出の河村市長「選挙費用は減税のため」 - 政治
対抗馬の石田氏も出てきて、出直し名古屋市長選ももう始まっているといっていいでしょう。
それにしても、議会リコール成立、住民投票実施も決まっての河村市長の辞職も意味がまったくわかりませんね。ただのパフォーマンでしょうかね。
やはり、一番の問題は河村氏の「市民税減税」政策ですね。
名古屋市は今年、地方交付税団体に転落。つまり、国から税金をもらいうける自治体になったわけで、それでいて市民税10%減税するというのは、やはりおかしい。
しかも、市民税減税をずーっと続けるとなると、毎年220億円の財源が必要とされる訳で、その財源は議員や公務員の給料を削ったところでどうにもなりません。
それは結局、名古屋市民への住民サービスが削られるという結果になるわけで、すでに病院や保育園の廃止、民営化も決定されたという事で、それは名古屋市民にとって不幸な結果なのではないでしょうか。
市民税を払っているのは名古屋市民の半数ほどしかなく、減税によって全ての住民サービスの支障をきたすのは、やはり河村の政策が「間違っている」というほかはないですね。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2010年12月19日(日) ♪