痛い人

宿毛駅を眺めるような感じのふくざき。

（※本文は２０１８年末に投稿するつもりで保存していたようであります）

先日からババちゃん（母）のパカパカ携帯がまったく鳴らなくなった。

ほとんど電話機能しか使わないのですが

その電話の肝心の呼び出し音が鳴らない。

なので母と二人でdocomoに行くこととなり…

あぁぁぁぁ…ワタシの話はながくなりますな。

結果、ババちゃんの携帯は「故障」状態でした。

なので修理に出すか、機種変更するか。

機種変更することを決めてさて、手続きが進もうとしておりました、ところ…

新しい携帯に移してほしいデータは電話帳と写真とメールの送受信。

とりわけ母の送った「送信メール」は我が家の貴重な生きる道しるべです。

絶対に失ってほしくはないので

docomoのお兄さんが（目の前で）色々書類とかやっているときに

目の前のおばさん（ワタシ）はせっせと母の送信メールをワタシに転送する、という

作業にいそしんでおりました。

消えてはいけないので念のため。

が・・・

決して「読んでは」いけなかった。。。

おそるべし母の送信メール。

どんなに我慢しても無理でした…笑いがこみ上げ、止まらず…

何度かお兄さんに謝りました。

すみませんね、ごめんなさいね、こちらの事情で…（笑ってしまって…）と。

いい年をした大人がなんてはしたない。無礼きわまりない。

でも、

無理なんです。

母の送信メールは破壊力が半端ないのです。

ここに文章を載せられないのがほんとうに残念です。

いらんところで伸ばす横棒（－みたいな）が付いていたり、

大文字であるところが小文字となっていたり、

小文字がそのまま大文字は当たり前、濁点があったりなかったり、

終わりの「です」が「だす」になっていたり（いなかっぺ大将かっ）

「ね」にパピプペポの「゜」が付いていたり、

そんな高度な技術を持っていながら

肝心の文章が変。

その変な「本文」が

そもそも

ほとんど「件名」に打たれていること。

長くて（本人は本文を打っているから）読めないっつうの。

でも読むけどね。

どんなへんちくりんな、件名に打たれた本文であっても

母の言いたいこと伝えたいこと真意はしっかり伝わるのがウケル。

ってそんなのをつい、見てしまってこみ上げました。

母の送信メールはほんとにユニークで面白くて

辛くて苦しいときのワタシと妹の生きるためのエネルギーを

最高に活性化してくれる大切なものなのです。

なので無くさないようにお願いします、お兄さん。

奇妙な動きして笑うおばさんはきっとおにいさんにしたら

「痛い人」だったに違いないです…。






「今日もありがとうでし♪」 byたけぞう