今週の金曜日(6月1日)から北京と武漢を結ぶD列車(D124/D123)が漢口発で誕生する。それと同時に武昌と北京を結んでいたT80/T79が廃止となる。これによって武漢始発の北京行き列車は全てグレードアップされるが、このダイヤに一部の乗客からは疑問の声があがっている。列車編成が全車寝台、あるいはD列車となり、実質的な値上げとなる。このようなサービスで、各層の乗客を満足させることができるのだろうか?
営業の仕事で武漢と北京を往復する周さんは、平常の行き来を節約するため、座席車154元の運賃で12時間で目的地に着けるT80次を利用していた。しかし、今後はD列車か寝台車を利用しなければならず、それによって運賃は5割増前後になることが経済的にかなり厳しいものとなってしまうと語った。
確かに、現在武漢と北京を結ぶZ4、Z12、Z38、Z78の各列車はすべて全車部寝台である。そのうち最も値段の高いデラックスコンパートメントは791元で、飛行機の割引運賃よりも高い。昼間に運転されるD列車(D122、D124次)の軟座乗車券は最低でも281元で硬臥下段と変わらない運賃なのだ。
T80次の廃止後、武漢始発の北京直通6列車はすべてグレードアップされ、硬座車両のない列車編成となる。しかし、上海、深圳、広州等はまだ硬座の連結された特快や普快が運転されているのだ。
これに対して、武漢鉄路局関係者は、鉄道は運転される区間の経済状態に応じて列車を運転しているという。そしてT80次廃止後、武漢-北京間を走る列車に於いて硬座車が全て廃止になったわけではなく、漢口-包頭間の1482次なども設定している。同列車は漢口を16:40発、翌日の8:14は北京に到達する列車もあるという。1482次は普快で、北京までの所要時間は16時間かかるのだ。
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