。+°:*.氷-花.*:°+。 〜HIKA〜

あなたにどうか 
    とどいてほしい
        わたしのこころ

翔けぬける

2018-04-21 | 生クルコト
きょうは、快晴。4月のくせに気温がたかく、夏日になった

よそのひとはそうおもうだろう、1年のなかのただの1にち。そして1コマ1コマ。
だけどわたしにはとびきりとくべつな、1にち。だれにでも1年に1回はある、たいせつな、1にち。たんじょう日。


わたしはせんせいなしで、はじめてのたんじょう日をむかえたよ
きっとこれからもむかえる。むかえつづける。せんせいなしで。

ちょっと、せつなくて。
なんだか、さみしくて。
それでも、慣れなきゃいけなくて。
そして、生きていって。


わたしはわたしの人生を翔けるんだ。もしかしたらそれをたしかめるためにたんじょう日があるのかもしれない。それはどんな複雑な念いを孕んでわたしに触れるのか。

成長期じゃないから、1日1日、わたしは老けてゆく。つめがのびるように、1本ずつ白髪がふえてゆく。しみもしわもできる。

どんな顔になるのか、わたしはわたしに責任をもたなければならない。

こわいよ。こわい。しょうじきこわいよ。でも。

最期まで自分をみつめなければならない。
その作業がきっとそれが。

どんな能力もないきわめて平凡な自分が生きていることに、意味をもたらすのかもしれない。とおもうから。

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