きんもくせいの花が香ってくると、雨のすき間を縫って、わたしは花ぬすびとになる
ひとつまみ、ふたつまみ。
また
ひとつまみ、ふたつまみ。
ふわふわと、オレンジ色の想いが こころのなかにただよってゆく
わたし、こころの棘が ゆるゆる やわらいでゆく
あつめた花のかおりにつつまれ すごす夜は
1年のなかで、いちばんすてきな夜なのかも しれない
ひとつまみ、ふたつまみ。
また
ひとつまみ、ふたつまみ。
ふわふわと、オレンジ色の想いが こころのなかにただよってゆく
わたし、こころの棘が ゆるゆる やわらいでゆく
あつめた花のかおりにつつまれ すごす夜は
1年のなかで、いちばんすてきな夜なのかも しれない