。+°:*.氷花.*:°+。

あなたにどうか 
    とどいてほしい
        わたしのこころ

翔けぬける

2018-04-21 | プレシャス
きょうは、快晴。4月のくせに気温がたかく、夏日になった

よそのひとはそうおもうだろう、1年のなかのただの1にち。そして1コマ1コマ。
だけどわたしにはとびきりとくべつな、1にち。だれにでも1年に1回はある、たいせつな、1にち。たんじょう日。


わたしはせんせいなしで、はじめてのたんじょう日をむかえたよ
きっとこれからもむかえる。むかえつづける。せんせいなしで。

ちょっと、せつなくて。
なんだか、さみしくて。
それでも、慣れなきゃいけなくて。
そして、生きていって。


わたしはわたしの人生を翔けるんだ。もしかしたらそれをたしかめるためにたんじょう日があるのかもしれない。それはどんな複雑な念いを孕んでわたしに触れるのか。

成長期じゃないから、1日1日、わたしは老けてゆく。つめがのびるように、1本ずつ白髪がふえてゆく。しみもしわもできる。

どんな顔になるのか、わたしはわたしに責任をもたなければならない。

こわいよ。こわい。しょうじきこわいよ。でも。

最期まで自分をみつめなければならない。
その作業がきっとそれが。

どんな能力もないきわめて平凡な自分が生きていることに、意味をもたらすのかもしれない。とおもうから。

不純なラヴァー

2018-03-29 | あなたへ…
あなたはわたしに、なにもしてくれないと言ったね

たしかにかたちには、なにもできなかった
お料理も、お掃除も、ほとんどできなかった

でもね

あなたが接客業で「全身凝って痛い」と言うたび、
「まいにちよくねむれない」と言うたび、

わたし胸痛めてた

…離れておもったんだよ、
あなたの心配をしなくてらくになったとき、

あなたの心配をしていることこそ、わたしがあなたにしてあげていたことだったんだって。


男性にはわからないんだろう

見守ることも仕事のうちの、女性の胸の痛みなんて

ベビースター事件

2018-02-02 | ほほえみ
甥のいやなくせ。めんどうだったり、いらいらしたりすると コップのなかみをわざとこぼして落とす

ベビースターがそうだった。ちっちゃいスナックを拾って食べるのがめんどくさくなったのか、姉にのしかかったまま、なかみをざーっとこぼした

しかしおとなのほうが1枚も2枚も上。姉は「あーらくれるのー? ありがとー」とすぐさま拾って食べだした
「(もういっかいコップのなかに)入れるの! 入れるの!」とたんにあわてる甥。

わたしは爆笑してしまった


おとなをあまくみてはいけないよ、きみ。

でも。
しつけになるから姉は食べたのだろうけれど、わたしは減ってしまった甥のベビースターに、ちょっぴり胸が痛んだ

神に擁かれる

2018-01-10 | プレシャス
自分がとける。大気にとける。宇宙にとける。


……とろけるきもち。


おもたい躰も しんどいこころも
すべて 宇宙と一体になる。


手のひらをみる。

そこには 手しかないはずなのに


なにか とてもたいせつなものを
授かっている 気がする。

ことしの魔術師

2018-01-01 | ささやき
つくづく、自分がきらいになった、去年
そんな自分が せつなくて せつなくて つらかった去年

だからことしは 母に魔法を かけなかった

1月1日になったばかりの深夜。ひっそりと起きている近所の神社に、おみくじをひきに いった

母と わたしの ふたりぶん。


あけなかった。
母が起きる時間に ふたつのおみくじシャッフルして 母に択んでもらった

母が択んだから、とりあえず、自分のをあけてみる。なんと、大吉。
え。わたし、大吉ってひくの、人生で2回め。
母がひいたのをみると、吉。逆じゃ?

ううん、書いてあることは、母のほうがいい。


賢しらな魔法なんて かけるもんじゃないね
すこし気分がすがすがしい ことしの はじめての 日。

ほほえみの味

2017-12-25 | ほほえみ
ちょっとまえの話だけれど、ふと立ち寄ったコンビニのレジに、いちご大福がおいてあった
父も母もすきなんだよね…。わたしはふたつ、買った

わたしにはわからない味。
あまいくせにいちごがちょっとすっぱくて、わたしの舌では調和がちっともとれない。だからふたつ。

父と母、いっしょに食べてほしいよ。
ふたりで笑顔がいちばん。


あまくすっぱいその味をおたがいがかみしめるように、
ほかのどんなものも 両親ふたりでともにかんじて かぎりある おなじ時間を しあわせに生きてほしい

血みどろの幸せ

2017-10-20 | ささやき
さいごにせんせいに逢ったとき せんせいはパンをおごってくれた
あんぱんとクロワッサン。「どっちがいい?」せんせいは言った
「せんせいはどちらも食べたことあるんですか?」とわたしが訊いたら せんせいは「クロワッサンをね…」とほほえんだ
せんせいの選んだ せんせいの勧めるパン屋さん。すこしでもいろんな「おいしい」をあじわってほしい。
「じゃ、クロワッサンください」とわたしは言った。「おおきいほうですみません」
せんせいは笑った。「そういう選択肢なのね」
ちがう、と言いたかった。でも生来くちべたなわたしだから、なにも言わなかった

ちいさなやさしさ。せんせいには伝わったかな。

だから…

あなたにも ちいさなやさしさ きっといっぱい みせていたよね 気づかなかったかもしれないけど。

じまんしているわけじゃないけれど、わたしはだれかの不幸を見ているより、自分が不幸なほうがいい。
自分の不幸は自分のこころしだい。よい方向にも いつでも 変えられる
でも言いかえれば他人の不幸もそのひとしだいだ。わたしには決められない
だったら自分が不幸でいい

幸も不幸も自分で決める。
どんなかなしくても、「わたしはしあわせ!」と泣きながら笑ってみせる

天使の贈りもの

2017-08-13 | ささやき
せんせいはわたしのしっているこの世界からいなくなり、永遠になった
でもわたしはのおかげで 魂のみの世界をしんじてる

だからいちにちに何回か 語りかけている
「わたしはいま こんなふうに生きていますよ」と語りかけている

そんなせんせいが のこしてくれたものがある
それは、永遠に消えない文章の世界。

せんせいは ことしの1月、8年間つかいつづけたガラケーがこわれて スマホにのりかえた
と同時に、メアドをgmailに変えた
意図したのだろうか? わたしはなぜ ケータイのメアドをつかいつづけないのかふしぎだったけれど


いまは感謝してる


だって スマホを解約しても フリーメールはいつまでも のこりつづける 使用できる

だから

がまんできなくなったとき せんせいに逢いたいとき 歓んでいるとき かなしんでいるとき
せんせいにメールを書くんだ

「あ、なんか届いてる」って読むんじゃない? と姉が言う

そうだね。きっと そんなふうに わたしのしらない世界で せんせいのこころは生きているんだ
あっちの世界で せんせいはいろいろなひとに逢って 笑って 泣いて 生きつづけるんだ

天使の最期

2017-08-01 | いたみ
きのう、7月31日。家に帰ってくると、ポストに手紙がとどいていた。
差出人は…、せんせい。でも、差出人名も、宛名も、シールを貼った活字。

いやな予感がした。

これは、だいじなことが書いてある手紙だ。わざわざ2階の自室に行って、ペーパーナイフで、ていねいに 手紙を開ける。


「7月15日。旅立ち」


なかみもやはり活字で、そして…、
旅立ち。

せんせい。旅立ってしまわれたのですか。
わたしの知らない世界に、行ってしまわれたのですか。
これが、最期の手紙なのですか。
いつもの流麗な手書きの文字ではない、これが 最期の手紙なのですか。

いつも会っていたわけではない。だから、実感も わかない。
でも、母にその手紙を見せたら なみだが出てきた。

いまも まぶたが熱くてたまらない。


せんせい…、
もう2度と 会えない。
会いたくても…、
そのねがいは 2度と かなわない。

諦めなければ

2017-07-03 | ほほえみ
わたしは歌うのがだいすきだ。ここでいっぱい書いているから、わかるひとはわかるとおもうけれど。

むかしはね、ほんとうにがてだったんだ。歌うの。音はずしてばかりで。
いまも変わらないよ。音ははずすのだけど。

でも、ぜったい歌えない、とおもっていたひとたちを さいきん 歌ってる
うますぎて、わたしじゃこなせない、とおもうひとたちの 歌を

素人ががんばってますね、レベルなのはわかってる

だけど、歌うのがたのしい。そのひとたちを歌おう、とおもえるのがたのしい


で、そんなちいさなことで学んだんだ
「できない!」って決めつけちゃいけないんだってこと
「むずかしいから」「たいへんそうだから」
自分にはできない、って さいしょから投げちゃだめなんだってこと


いまはできないかもしれない、でも1ヶ月後にはできてるかもしれない
1ヶ月がむりでも、1年後、5年後、はたまた10年後。

とおそうにみえるかもしれない。でも、できたときの快感はとくべつ。


だからあきらめちゃだめだ。なにごとも。あきらめちゃだめだ。同士よ。