。+°:*.氷花.*:°+。

あなたにどうか 
    とどいてほしい
        わたしのこころ

人生の扉

2017-02-14 | メロディ
わたし言う
「20歳になるってどきどきするね」
きみは答える
「30歳になることはすてきなことだよ」
だれかが言っている
「40歳になると人生が愛しいとおもえるの」
 
そしてわたしはこう感じてる
50歳もそんなに悪くないってね  
 
わたしは言う 
「60歳になることはすばらしいことね」
きみはうなずく
「70歳になることも大歓迎だよ」
だれかが言っている
「80歳だって捨てたもんじゃないよ」 

だからこそ、わたしは90歳を越えたおばあちゃんになっても
わたしの人生を歩いていけるでしょう 

わたしはつぶやく
「だんだん衰えていくのは悲しいわ」
きみはぼやく
「歳をとるってのはつらいことだね」
だれかが泣いている
「自分なんか生きていても意味ないんだ」
 
それでもわたしは信じている
「生きていくこと」に価値があるんだと 
「生きている」それこそが尊いものなんだと

銀河街の悪夢

2017-02-11 | いたみ
彼は、髪を切りにいった
帰ってきた彼に、姉が言った。「わたしも切りにいってこようかな」
「いってらっしゃい」


いってきます


それが、彼女の最期のことばだった
なにをおもったのか、彼女はもう 2度と 生きて帰ってくることは なかった

それ以来、彼は自分の髪切りが彼女の行動を喚起したのではないのかと、苦悩に苛まれることになる…

愛を厭うラヴァー

2017-01-14 | あなたへ…
あなたは言ったよね。わたしを「愛してる」って
ごめん。わたし、愛をかんたんに口にのせるひとは にがてなんだ

でもだまってた。かわいい女の子におもわれたかったから。「うん」って、だまってうなずいてた

愛は語らないでよかった

1回の「愛してる」より、100回の「だいすきだよ」ってことばのほうが、ずっと奥深くて、ずっと たぶんずっと… あなたの「愛」を 信じられた


てんてこ魔術師

2017-01-08 | あなたへ…
さいきんはまって買っていたトクホのメッツコーラ。
そこには去年から「楽天シール」が貼られていた

なんでも「もれなく当たる」
50ポイント、100ポイント、200ポイントのいずれか。
ひとり10口まで。

まいにちダイエットにはげんでいるわたしは、けっこう順調にポイントをあつめた

ところが姉。
甥に追いまわされて、なかなかコーラ自体を買えない
もういつもの店舗には置いてないというのに

「2丁目のお店だったらこないだあったよ」姉に電話する。
「もう疲れ切っちゃって…。なんだかいいや…」なんてさびしいへんじ。
あきらめたら、あきらめたときにすべてが終わっちゃうんだよ!

わたしはひとり、2丁目のお店に行く。…なんと、売り切れ!

落ちつけ…。いつものように、そっと そっと 魔術を 姉に魔術を かけるのよ

じゃあ、ちょっと遠くのスーパーは? 歩いて歩いていく。ここもだめだ。
わたしの脳裏に、このあいだカラオケに行ったとき、こっそり食べようと買ったおかし屋さんがよぎる
あそこ…売ってた!
ちょっと遠いから、これはバスだ

バスに乗って、もよりの駅について、おかし屋さんに行って、ただひたすら祈る。ありますように!


あった!


帰りに、姉の家に寄った
義兄が出てきた。
「姉は?」「寝ました」
…眠っちゃうだなんてなんてのんきな…
「じゃあ、これわたしてください」買ったメッツコーラを義兄にあずける。

…魔術師は、せつない生きものだなあ

祈りし魔術師

2017-01-01 | あなたへ…
さて。今年もこの日がやってきた
1月1日。深夜に、わたしは神社に来て、おみくじをひく。

まず100円…。末吉。だめだ。末吉じゃ、ぜったいだめ。
また100円…。中吉。だめだめ。ちゅうとはんぱ。
また100円…。いっぱい小銭をためてきた、おさいふがじゃらじゃらいう。

600円め…。やった! 大吉!

自分のぶんは、もういいや。
わたしは、神社をあとにした


…いつまで、わたしはこの賢しらな魔術を母にかけていられるんだろうな。
…いつまで、わたしはこんな哀しい魔術師をやっているんだろうな。

幸福のソフトクリーム

2016-12-30 | ほほえみ
母は 入院さきから帰って きたけれど 姉は 母の容体が読めなくて 義兄のご両親に会いに行くのを断念した
義兄は甥を連れて ひとり故郷へ 帰った

これはいいチャンス。わたしは姉に、ひさしぶりに ちょっと遠いカラオケ屋さんに フリータイムでカラオケしよう、ともちかけた
「独身のときみたいに、ううん、甥っ子が生まれるまえみたいに、ロングでだらだらと カラオケ屋さんで たのしもうよ」
おなじくカラオケ好きな姉は、ちょっとまよってから、うん、とうなずいた

朝の10時過ぎ。ふつう、カラオケ屋ってもちこみ禁止でしょう?
わたしたち2人、店員さんに隠れて食べる食べものを買って カラオケ屋さんに行った

11時から20時までの9時間のフリータイムだ
ねむってもだれも怒らないし、おしゃべりもまた、おなじく。

ところが。
ここ数年行かないあいだ、カラオケ屋さん、ソフトクリームをサービスしてくれるようになってた!
う~ん、いまダイエット中。でも、誘惑に負けて、プラスティックのグラスにはんぶんくらい、ソフトクリームを入れた。食べた

ぅんん~! おいしい~!!

もう、なんともいえない。糖が脳にしみ渡って、それまでのだらだらカラオケが 突如 たのしくなった

魅惑のソフトクリームのおかげで、わたしは9時間を歌いきった


ああ、こんなたのしい時間が ずっとつづいたら いいのにな。
はじまりがあるから、終わりが来る。

でも終わってしまったから、またはじまりを たのしみに待つことも できる。

いつかまた、きっと

2016-12-20 | ささやき
せんせいに会って、電車に乗ったあと。「しまった!」
いっしょに写真撮るのわすれてた!

せんせいに自分の写真をメールに添付する。「できればせんせいのもください!」おねがいする
せんせいは、「自撮りはよくわからなくて…」いずれ、できれば、とのこと。

でも、ぜったい、欲しい!

母のお見舞いに行ったとき、言った。「またね、せんせいに会いに行こうとおもうの」
こんどこそぜったいいっしょに写真撮るわ!
母は言った。「そうね、きっと、また会えるわ」


神さまはきっと、その機会を与えてくださったんじゃないかしら。


「うん!」おおきくうなずいた。


また、会える
いつか、ちかいうちに、きっと

わたしの心に

2016-12-17 | ささやき
あなたのこころに わたしは宿っていますか
あなたのこころに わたしはすこやかに やさしく 住まわっていますか

あなたは嘆いていませんか 自分がひとりだと 独りだと だれのこころにも 住まわっていないと 嘆いていませんか

そんなひとは

わたしにおしえてください わたしが あなたを わたしのこころに 宿します

嘆かないで 泣かないで …哭かないで。

わたしがおぼえているから ずっとおぼえているから ずっとずっと あなたの存在を あなたの生きていた証しを わたしがおぼえているから


…だいじょうぶ

おおきく息を吸って 眸を閉じて …ほら


あなたは ここにいる

繰り返し繰り返す

2016-12-07 | ささやき
母がまた、入院しました

こんどは… みじかいかな。

むりするからね… がんばりすぎて。
がんばりすぎて、がんばりすぎて、そして たおれてしまうんだ

会いに行くからね。話しに行くからね。さみしくないからね。

また入院するかもしれないけど、
また 帰ってきてね

天使が舞い降りる

2016-11-29 | プレシャス
せんせいにきのう 逢ってきた。なんてひさしぶりの逢瀬。

せんせい。せんせい。わたし、せんせいと話すと こころが すきとおってゆくよ。

こころが ふわふわするの。せんせいと逢うと。
まるで 天使がふわり 舞い降りて わたしをみえないゆりかごに乗せてくれている かのようよ。

ちいさなころ 埃が舞うのを 埃がきらきら舞うのを まぶしくみてた
どんなちいさなことも きらきら きらきら 胸をくすぐって 痛ませた

戻ってゆく… あのころに。
還ってゆく… 「知って」いた 自分に。

やさしくなるよ。やさしくなれるよ。世界がまぶしいよ。輝いてみえるよ


輝いてみえるよ…


せんせいどうか、いなくならないで…