ヤマホタルブクロ(キキョウ科)
このあたりでホタルの姿が絶えて久しいが、
市民の森でホタルブクロの仲間が見られる時期になった。
例によって、ちょっと上を向いてもらって中を覗く。
見比べると・・・なんか変だなあ。
ホタルブクロ(キキョウ科)
ホタルブクロも、こういう色と白色とが見られる。
経過観察は出来ていないのだけれど、ホタルブクロはシベの部分が変化するらしい。
根元に枯れているオシベから出た葯が柱頭についている状態と思われる。
そして葯がなくなったころに、先端が3裂してメシベらしくなる。
こういうのを雄性先熟といって自家受粉を避ける仕組みらしい。
ヤブレガサ(キク科)
ホタルブクロはたくさん咲いているが、市民の森のヤブレガサは数少ない。
根元近くの大きな葉の様子から、破れ傘と呼ばれる。
総苞に包まれた頭花は10個程度の筒状花で出来ている。
5裂した花冠からオシベが出たりメシベが出たりしている。
キク科の花にも雄性先熟のものが多く見受けられる。
ホタルブクロが咲くとホタルの季節ですね。
昔はここにホタルが入るほどいたのでしょうかしら?
ヤブレガサ、春先の新芽の様子とは別物の様に
大きな葉になりますね。
我が家にはモミジガサがあります。
これと同じ様に巨大な葉をしています。
丁度花時、先週撮って来ました。
今度UPしてみます。
知りませんでした・・・・
私がよく知っているのは春先の林の中で
なんだかしおたれた(首を下げているから)感じでぬぼーっと立ってますが。
結構きれいな花ですね~びっくりです。
ホタルブクロはいつも通りーーー上品ですね。
うちの近くには咲いているところを見つけられません!
同様に”ヤブレガサ”もそうなんですが、こちらは少し可哀想でしょうか。
花は初めて見ました。
我が家にも赤に近い色のホタルブクロ咲いてます。
瀬谷市民の森で去年数匹ですがホタル見ました。
今年はまだ見に行ってないのでわかりませんが、市民の森の中にホタルを保護している地域があります。
<近所のミニ情報>
県営細谷戸ハイツ4-12号棟東側に木の名前が書いてあるプレートを食べかけている木が2本あります。
もしかするとホタルブクロの中へ入るのもいたかもしれませんね。
ヤブレガサは新芽のころが破れ傘がピッタリなのでしょう。モミジガサの花は昨年見ました。今年も探してみます。
春先にヤブレガサを見ると名前に納得ですね。
花は今回はじめて見ましたが、なかなか面白いものです。
そちらではホタルブクロが見られませんか。なにか地域性があるのでしょうか。
ホタルが入っていたか入れたかして、こういう名前を付けたのでしょうね。植物の名前はいろいろですが、ホタルブクロは素敵な名前の部類です。
ヤブレガサがもう少し若いときは、そう名づけたくなる風情がありますね。
市民の森のホタル保護地域は知っていますが、夜に入って見たことはありません。昨年確認できたのなら今年もいそうですね。
近所の情報をありがとうございます。
わざわざ避けるように進化したものもあるのですね。
ホタルブクロもヤブレガサもそうでしたか。
ところでヤブレガサにはこんな花が咲くのですね!
実はご近所のお庭にあることが分かったんです。
5月初め頃からずっと蕾がついていて、それが道沿いの
フェンス越しに見えるので、時折り通ってはまだかなと
見ていたのですが、なかなか咲かないのでこのところはすっかり
忘れてしまっていました。見逃したかもしれませんね(^^;)
ヤブレガサの新芽の写真はあちこちのブログでも紹介
されていましたが、そのお宅で拝見するまでもっと小さなもの
だと思い込んでいて、ヤツデよりも大きいくらいの葉が
ばーんと開いていたのにはびっくりしました。
雄が雌に性転換する。魚類に多い。クマノミ。
カップルの内、大きいほうが雌に変化する。(より多くの卵を産むため)
植物界では雄しべが雌しべになること。
また開花した時、雌しべが未熟なので、先に雄しべが花粉を放出してしおれる。その後雌しべが成熟する。
いずれも自家受粉を避けるため。
おーちゃんの書かれたことと重複しますが、あっていますか?
ヤマホタルブクロを下から覗いた2枚目の写真。
キャプションが「なんか変だなあ。」
から始まる雄性先熟のお話。面白く拝見しました。
ヤブレガサは今の時期に傘を広げるのですね。
閉じた傘より、はっきりと破れた傘に見えます。