近くの高校の高い壁に、いろんな蔓が這い下がっている。
そんな中に、何かブドウのようなものが色づいている。
ヤマブドウかなと期待して見る。
ノブドウ（ブドウ科ノブドウ属）
実の色は多彩だが、形がふぞろいなノブドウだ。
この実には、ノブドウミタマバエという虫が住み、大きくなりカラフルに変色する。
こういう「虫えい、虫こぶ」にならなかった実はもっと小さく黒く熟すという。
これは、とても食べられるものではない。
花は、ヤブガラシの花によく似ている。花弁がすぐ落ちて一本角になる。
その近くに、形も色も違うブドウのようなものが、ぶら下がっている。
これこそヤマブドウか？
エビズル（ブドウ科ブドウ属）
同じブドウ属のヤマブドウではなかったが、こちらのエビズルは食べられる。
雄株と雌株があり、たしかに雄株には実が生っていなかった。
花の姿も違うらしい、来年は観察してみよう。
これは、調布の野草園に生っていたエビズルだ。
これを見たおかげで、家の近くのがエビズルと分かった。
こういうふうに、綺麗な色つやで棚にぶら下がっていると、
いかにもブドウという感じがする。
壁のエビズルを食べてみると甘酸っぱい。
実の大きさのわりにしっかりした種があり、ジャムにするには大変そうだ。
焼酎漬けがいいのではないかと思うが、たしか違法だなあ。
エビズルは本当にぶどうですね。
山梨にもこんな感じのぶどうありますよ。
写真からですと、ベリーＡとかに当たるのでしょうか？もともと山梨の人間ではなく、まして果樹農家ではないので、断定できないのですが。（汗）
＞焼酎漬けもいいが、確か違法だなあ・・・
思わず、プッ！と笑ってしまいました。
でも、これは個人で楽しむもの！だったら大丈夫ではなかったでしょうか？（笑）
ベリーＡというのがあるんですか。多分そんな高級なものとは違う山ぶどうの仲間だと思います。
梅とかはいいけれど、ぶどう（やまぶどうも）は個人でも駄目らしいですよ。
壁に垂れ下がっているなんていい光景
ですね。
ぶどうの焼酎づけはやはり酒税法に
触れるみたいですね。
梅酒などはスーパーなどでも作り方を
ＴＶで流したりしているのですが、
ぶどうの場合とどう違うのでしょうか？
梅酒などは個人が自分で飲むのは良しですが、多分発酵しやすいものは許せないということじゃないでしょうか。
下のＵＲＬに国税庁のＱＡがあります。
http://www.nta.go.jp/category/sake/01/qanda/06/32.htm
なるほど～、自家製果実酒、ブドウを原料にすることは御法度なのですね。
思わず国税庁のページ、しばらく読んでしまいました。＜酒屋さんをやる予定もないのに(笑)
北海道から送ってもらって・・・
それは良い色が出ます。
アレ・・違法だったんですか～～。
山ぶどうでも駄目ですか～～。
あぁ私はず～～～っと前の話ですから・・どうかご内分に・・・
焼酎付けなら他の果実でもいろいろ家庭でやるのに
ブドウはダメなんですか、知りませんでした。
ひょっとしてワインみたいな味になったりするんでしょうか・・・？
良い色にはなりそうですよね。
だいたい、この法律の是非が問われそうなものです。
ネットで紹介してたのでは、ビンいっぱいにヤマブドウを詰め２０度の焼酎を入れて、冷暗所で１ヶ月。
おいしいワインが出来たと書いてありました。
それで国税庁も放っておけないのでしょうね。