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電子工作はじめてみました

1.5V電池で白色LEDを点ける(8) 秋月インダクタ

2008-03-11 01:29:45 | Joule Thief
1.5V電池で白色LEDを点ける(7) 調光他の続きです。

その後、試してみたものを紹介します。

のりたんさんにご紹介いただいた秋月の新製品のアキシャルリード型100μHのマイクロインダクタです(商品番号 P-2287)。

太陽誘電のLAL02NA 101Kという型番です。

よそで売っているものより小型です。

左がサトー電気、中央が千石、右が秋月です。
同じ100uHで、直接テスターを当てて抵抗値を測ってみると1.3Ω、4.5Ω、8.3Ωと小さい方が直流抵抗値が大きくなっています。

2本くっつけてみます。


チップトランジスタ(2PD601AR) 106.5KHz p-p 4.08V、要強化コンデンサ
2SC1815 222.7KHz p-p 4.240V、要強化コンデンサ
2SC2500 88.26KHz、p-p 3.248V、コンデンサなし、抵抗は4.6kΩにしないと点きませんでした。
2SC2500 89.37KHz p-p 4.480V、コンデンサあり

2SC1815は、11kΩくらいのベース抵抗にするとなぜか点きました(232.3KHz 2.864V)

インダクタにぐるぐる巻きしました。


2SC1815 1.622MHz p-p 3.008V、要強化コンデンサ
2SC2500 293.6KHz p-p 9.8V、強化コンデンサあり
2SC2500 371.7KHz p-p 8.04V、強化コンデンサなし。2.4kΩで3.4V
チップトランジスタ 911.8KHz p-p 3.6V 要強化コンデンサ

1次側(ベース側)がマイクロインダクタ、2次側(LED側)が巻き線です。
2SC2500がやたら明るいです。他は抵抗と並列にコンデンサをいれないと発振しませんでした。
2SC1815は1次側と2次側を入れ替えてコンデンサで強化するとなぜか明るく点きました(225.9KHz 3.808V)。2SC2500では入れ替えると点きません。

点けるのが、ちょっと難しい感じのインダクタでした。

このインダクタですが、秋月の「1.5V電池☆白色LED投光キット」(商品番号 K-00192)に使われているものとは違っていました。大きさは同じくらいですが、色が青くて直流抵抗は7Ωくらいでした。Q&Aには電池1個で100時間点灯すると書かれています。

秋月はwww.aki-den.jpという入り口から入ると販売中の「キット取扱説明書・回路図集」(商品番号 S-00011)の一部を見ることができます。1.5V電池☆白色LED投光キットの回路図も見れます。


豆電球のソケット部分ですが、マルツで売っていました(型番 SKE10)。

色々な部品を並べてみました。結構大きいです。赤いコア(外形6.5mm厚み2.4mm)が良さそうな感じです。

どこで売っているのかと思ったらマルツにあったんですね。E10というのがソケットのサイズみたいです。
xikitさんでも売っています。サイズは外径9.5mm、高さ13.5mmということみたいです。


ところで電池なんですが、eneloopが1Vを切ったので充電してみました。充電器は秋月で売っているものです。1.37Vも出ています。充電直後は結構熱くなっていました。こういうものなんでしょうか?はじめて充電したので多少不安です。

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