MA社会研究所情報

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情報社会の個人情報、プライバシー問題。一人にしてもらう権利から自己情報コントロール権に。

2009-11-26 00:08:21 | Weblog
放送大学で情報社会の個人情報、プライバシー問題を見た。
現代は都市に人々が多数住み、狭い空間でひしめきあっている。個人情報が企業の営利追求のために集められる。カードの記録で個人の趣味や好み、行く先までわかってしまう。マスコミがプライバシーをあばいて、新聞や雑誌の売り上げを伸ばし、テレビの視聴率をあげて儲けようとする。
プライバシー権は1890年にアメリカのハーバードローレビューに載った論文が始まりで、興味本位のイエローペーパー新聞に困った人の意見だった。1960年代に日本でもプライバシー権が関心を集めた。三島由紀夫が書いた「宴の後」がプライバシー侵害だと1964年に問題になった。
当初プライバシーは一人にしておいてもらう権利だったが、その後、自分の情報をコントロールする権利だといわれた。
現代は企業がデータベースを作り、個人情報を集めて利用している。個人の健康情報も秘密である。個人情報保護法は情報流通を妨げるともいわれる。


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