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日本国憲法。太平洋戦争に敗れ、西欧流の民主主義憲法が公布された。

2015-12-15 16:20:12 | Weblog
 日本国憲法の本を見た。憲法は国家の統治に関する原則であり法律より上位の最高法だという。立憲主義とは憲法によってその時代の統治者の私的な権力を制限しようという考えだ。国民主権の考えは西欧のものだが、太平洋戦争で日本軍国主義は敗北し、米国などの西欧の連合軍に占領され、西欧的な日本国憲法を施行された。戦前の大日本帝国憲法では天皇が神から権力を授かって政治を行うという立場だった。1894年に日本と中国の間で日清戦争が起きた。当時の中国は北部をロシアに占領され、南部をイギリスに占領されていた。日本が勝利して講和条約が締結された。1905年には日本とロシアの戦争が日本の勝利で終わった。日本は中国東北部に満州国を作り統治した。日本は大東亜共栄圏という言葉をかかげて南方に侵攻した。日本と米国などの連合軍の戦争になり、日本は1945年に原爆を投下されて降伏した。連合軍が日本を占領し、民主的な日本国憲法が公布された。日本の民主化は外国により行われたので、国民各自の身についてくるのに数世代かかった。現代は自己中心の民主主義が当たり前のようだが、安倍政権で戦前に戻っていくようだ。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-12-15 18:18:47
西欧流の民主主義憲法は、大日本帝国憲法が発布された段階で導入され、徐々に選挙権の拡大が行われたのは、中学生の歴史のレベル。 昭和天皇は、立憲主義に対して違反していたと振りかえった点が二つ有り、ひとつは、2.26事件のとき首相の安否が分からずに自ら反乱兵を鎮圧する指揮を取った事、もうひとつは、太平洋戦争の終戦について、内閣で決められず聖断を仰がれ、自ら終戦を決めた事。 

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