日本社会を世代で見る。太平洋戦争以前の戦前世代は、天皇中心の帝国主義、軍国主義の教育を受けていた。戦争で爆撃され逃げ回った戦中派世代は帝国主義教育を受けてきたが戦争の恐ろしさを体験した。戦後は米国に占領され、米国流の民主主義教育を受けた市民派、戦後派世代ができた。戦後1947年から数年のベビーブームで、年に250万人ぐらいの多数の子供が生まれ、団塊の世代と呼ばれた。中卒の人々は貴重な労働力となり、金の卵と呼ばれた。大学では全共闘でベトナム戦争に反対し大学の改革を要求した。60歳になると大量の定年退職で問題になった。バブル世代は1965年から69年に生まれた人々で、景気がいいバブル時代の消費時代の申し子で、自動車や、高級ブランド品をよく買った。団塊ジュニア世代は、1971年から74年の生まれで、第二次ベビーブームになった。競争が激しい。失われた世代はロストジェネレーションと呼ばれ、1972年から82年の生まれで、不景気で就職ができずフリーターになる人が多かった。バブルジュニアは1986年から94年に生まれた世代で、バブル時代の親がいて消費が多い。ゆとり世代は1987年から2003年に生まれ、ゆとり教育を受けてきた。パソコンやインターネットを使いなれている。世代を見ると日本の歴史がわかる。
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