きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

桜三里越えは無理なので逆から行った

2019-11-06 17:48:07 | 近場の異邦人
昨日の続き。

夏休み最終日は、帰省している妹に会いに実家へ行くことにする。
息子さんが中学生になってこれからは部活とかで一緒に帰るというのもなかなかみたいな感じになるので、単独帰省とのこと。相変わらず夜行バスとかで。因みに私も妹も東京の大学に行ったが、妹はストイックにバスしか利用したことがなかったらしい(私は飛行機とかも結構使ってましたまあ単車で帰ったこともありますが)。

ラン時代なら、国道の桜三里走って約23キロだが、交通量が多くて路肩がほとんどないあの道を車いすで行くのは流石に決心がつかず。ならばと、逆側から20キロということで、西条駅までバスで。そしてそこから西へ。勿論国道を外して漕ぐ。
バスは車いすをトランクに乗せてくれる。ただ、国道でそれをお願いするのは流石に運転手さんに悪いので、少し遠いが、某病院のバス停まで行ってから乗る。で、西条駅前。四国では珍しくバリアフリー仕様の駅なのでJRでも来れるが(四国はまだ数駅の筈)、バスの方が安くて便利なので。

小学生のときに通っていた耳鼻科の前を過ぎる。まだまだ良い感じの店がある一方で商店街はなかなか厳しい。


西へ向かい川を越えて、ここからはランでも走ったことがある石鎚田園通り。

無料化された東予有料道路。近くには重量制限の橋。この辺りのギャップが面白いところ。

四国一周、いつか。

だだっ広い道を淡々と漕ぐ。流石にこの日は水分を探しながら。

漸くという感じで自販機を見つける。どこかの会社の営業の方もすぐ後に買っていた。

淡々と漕ぐが、水分は急激に減る。再び見つけた自販機では糖質を取りにかかる。デカビタは瓶じゃなくて缶で仕方なく半分捨てる(そんなに一気には飲めない)。

いつもなら左に曲がるところを更にまっすぐ。

なるほど。

母校(小学校)を見ながら進む。実家に辿り着く前におはかまいりをする。墓に行くには杖が要る(狭いところがあって車いすでは進めないため)。で。

今回の秘密兵器。杖がもう少しコンパクトなら問題はないのかもしれないが、この杖も十分ノーマルなサイズだろう。これが車なしで運べたというのが収穫だなと。

帰りは、近くの(といってもぼちぼち遠いが)バス停から帰る。

また一つ、可能性が広がった日。