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武田百合子『武田百合子対談集』

2024年05月11日 20時00分35秒 | 文学
武田百合子『武田百合子対談集』(中公文庫)を読んだ。
深沢七郎、金井久美子、金井美恵子、吉行淳之介、岸田今日子との対談や鼎談だった。
最初の深沢七郎との対談が印象に残り、あとのはあまりおもしろくなかったかもしれない。
深沢七郎が三島由紀夫が好きではないという話をしていて、そういうものを書いているなら読んでみたい。
吉行淳之介との対談は話題が、吉行の本のキャンペーンだったんだろうと思うが井原西鶴の『好色五人女』で、『好色五人女』に少し興味を持った。
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ヴォルテール『カンディード』

2024年05月11日 13時38分33秒 | 文学
ヴォルテール『カンディード』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
なにかきっかけがあったはずだけれど、どうしてこの本を読もうと思ったのか忘れてしまった。
話は滅茶苦茶に進み、最後はみんなが再会するという、こういう話によくある展開だった。
「世界はすべてが最善である」という最善説は、ひとびとがこんなに不幸な目に遭うのに正しいのか、というのが基本的なテーマで、話は滅茶苦茶なのだが言いたいことはそれだけなのでわかりやすい。
「リスボン大震災に寄せる詩」も同じような内容だった。

おもしろくないこともなかったが、また読もうとまでは思わない。
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渡辺一貴監督『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

2024年05月11日 00時37分43秒 | 映画
渡辺一貴監督『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を見た。
テレビドラマはおもしろいのだが、映画にしてしまうとおもしろくなくなってしまう。無理に引き伸ばして、内容が薄まってしまっている気がする。
「土曜ワイド劇場 漫画家探偵岸辺露伴 ルーヴルへ行く」みたいな雰囲気だった。グルメと混浴と濡れ場はなかった。
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