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Book Review No.339「木漏れ日に泳ぐ魚」

2010-12-10 | 読書
恩田 陸 著(文春文庫)

<評価>
感動度:☆☆☆
知識度:☆☆
娯楽度:☆☆☆
難易度:☆☆☆☆

舞台はマンションの一室、登場人物は二人、時間的には一晩の物語・・・「白夜行」の後に読むとあまりに好対照なスケールに戸惑ってしまう。
主体が主人公の男女それぞれ交互に切り替わり、丁寧に心情を表現しているのがおもしろい。
これもまた主人公の主体的な心理が全く出てこない「白夜行」とは好対照なのだが・・・。
何か直前に読んだものがあまりに印象が強過ぎて、それに飲まれてしまった感が否めない。
日を空けてからもう一度読んでみるかな・・・。



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