雲一つなく、紅葉も終わりかけの紅葉川渓谷を歩く。雪が降り始める前に一度来ようと思っていた、登山コースではなく、渓谷沿いを歩く1時間半ほどのトレッキングコース。
歩き始めて最初の滝にうまい具合に光が差し込んであらわれた虹、コバルトブルーの様な水流の下にした潜む魚、揺れる吊り橋、流れる崖の岩肌にびっしりとひろがりつく、ヒカリゴケではなく、光って見える苔。嬉しく美しかった。
面白山駅に戻り、電車の時間まではまだ余裕があり、コースの入り口の最初の滝が見下ろせる丸太の上に座りビールを飲んでいたら、逆回りでコースを下から登ってきたカメラを持った男性が「どうもこんにちは、すぐ下のあの滝に、今なら光が当たって丁度虹が見えますよ」と微笑んだ。
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