湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

お帰りなさいアキバ食堂

2008-10-21 22:29:49 | B食の道


「かんだ食堂へ行ってみてくださいよ」
すでに僕の好みを知り尽くしたO部長がすすめる。
高層ビルが建ち並ぶ秋葉原の再開発エリアのすぐ脇に、昔ながらの大衆食堂があるという。
ネットで調べてみると、いきなり魅力的な生姜焼きの写真が飛び込んできた。これだけでも十分なのに、メニューの中に信じられない文字を発見!

『ウインナー炒め定食』。

炒めるウインナーのお相手は、玉ねぎ?それともキャベツかな?
いやいや、野菜炒めの肉の代わりにウインナーという手もある。お~お~想像しただけで、ヨダレが洪水警報発令中になった。いずれにしても、うまそうな生姜焼きのビジュアルから察するに、濃い目の味付けで油ギトギト系のこってり炒めに違いはあるまい。
しかし、僕の目の前に現れたのは…









確かに、間違いなく、正真正銘ウインナー炒めだった。

そうきたか。ストレート、しかもド真ん中じゃん(笑)。
どこをどう食べ進んでいっても、ウインナー。ご飯やキャベツや味噌汁はあるが、メインは雑じり気なしのウインナーのみ。しかも、市販のものよりかなり長いのを半分に切ってある。その先から食いついても、斜めにカットされた方からかじっても、思い切り一口でいっても、ウインナーはウインナーでしかない。おまけに、弾力があるのでアゴが疲れてくる。


ん~…
いいじゃん(笑)。ご飯によく合うよ。個人的には、ストライクでした!
でも、こんなもの頼む人なんて他にいるのかな?な~んて思ってたら、入ってきたおじさんが「ウインナーね」と慣れた口ぶり。
おぉ!
だからだね、メニューを見ると炒めもの系定食のトップに掲げられているのは!
O部長、素晴らしいお店を教えてくれてありがとう。
9時過ぎまでやっているそうだから、NO残業DAYでなくても寄れるぞ。メイドさんじゃないけど、「お帰りなさい」と声をかけてくれるおばちゃんもいる(笑)。


しかし、なんでアキバのこんな所に、こんなお店がと思ったけど、よく考えてみれば再開発エリアは以前は『神田青果市場』だったのだ。だから、ここは場外の食堂という感じか。
そういえば、若いころ前の会社の新入社員研修で市場の見学に来たこともあったなぁ。


レバニラ炒めなどをテイクアウトしたおばちゃんは、ここの方でした。古くからのつながりなんでしょう。ちなみに、かんだ食堂さんは昭和35年創業とのこと。

それにしても、ウインナー好きですね。
      

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