紫蘇の効用

観劇・ゴルフ・フラメンコ・わんこの事・・・ラリホーな毎日です♪

◆shiso家のわんこをご紹介◆

日高川入相花王を幕見

2005年10月04日 | 歌舞伎

時々

一昨日、初日の幕をあけた十月の歌舞伎座。
毎週火曜日は東銀座でレッスンゆえ、時間があえば幕見できマス。
今月は菊ちゃんの出てる夜の部二幕目がちょうど良い時間にあたり、嬉すぃ
ピンポンダッシュで歌舞伎座へ向かうと、開始の30分前なのに長蛇の列
うゎ、3日目にしてこの人気ですか
でも前の幕見の人がほとんど出たらしく、希望の席(かろうじて七三の端っこがみえる上手側)に席を確保できました。
5分前にはNaEさんも到着。
昨日の海老ちゃんの初主演映画「出口のない海」の記者発表で團パパの様子を聞かれて「わかんない、大丈夫。」と素っ気なかったね~って言ったら「涙が出そうなのをこらえてたんじゃないかな?」と私が読み取ることは全くできなかった観点を聞き驚いちゃいました
そーなのかなー?心配な状況なのかなー?心配

『日高川入相花王』
清姫:坂東玉三郎/人形遣い:尾上菊之助/船頭:坂東薪車 
ひだかがわいりあいざくらと読みます。
幕見はだいぶ外人さんが多く、幕開きからひゅ~みたいな声がかかってました。
玉三郎さんの人形ぶりはお顔も小さいの文楽の人形そのもの。
でも動きがなめらかだな。人形ぶりを強調するとこもあるけど、パントマイム的にカクカクはしてなくて首が柔らかい感じ。
坂東薪車さんは小柄なためか、また文楽の人形の動きをすごく研究したのか、すごくお人形ーだー。
菊ちゃんは裃、袴で人形遣いを真摯に演じてました。
いかにも人形の腕を動かすように細かい小技が4階でもわかります。
玉三郎さんの激情に駆られた清姫が下半身は蛇となり、日高川を泳いで渡って行くくだりは私の後ろに座ってた外人さんもかなり興味深かったらしく「オシロォーイ」と言ってました
幕が閉まるときはかなりひゅーひゅーピーピーと歓声がおこってました。
30分余りの一幕で印象に残る舞台でした。

幕見を終え、今日から一緒にレッスン始めるSiMちゃんと待ち合わせて軽くお食事
初レッスンのSiMちゃんはすごく緊張している
ほんとに気持ちがわかる
私も先月はすごい緊張したもん。(今日もまだ若干緊張してる)
でもこれからも一緒にレッスン続けていけるので心強い
とはいえ、今まで習っていたとこが同じだから同じ悪い癖を注意されてしまいました。
頑張って矯正してかないとだわ。


芸術祭十月大歌舞伎
平成17年10月2日(日)~10月26日(水)
歌舞伎座