5月末頃、NaEさんが私のご贔屓の一人別所哲也氏の記事があるのでくださることになっていたのだけど、会えずにいて博多遠征に突入、7月は十二夜狂想曲などもあり、そのままでした。
さっきメールで「切り抜き、お渡ししてなかったような。夏休みに掘りおこしたいと思います。(地層化してるんで)」・・・と。笑える
でもわかる!
私の部屋もすごいスピードで雑誌、チラシ、パンフレットの地層化がすすみ、今朝5:00頃、かすかな振動で地殻変動をおこし、TV上から崩れおちました。
しゅりはかなり怖かったらしく、わふっわふっと吠えながら私の夏掛け布団の中にもぐりこんで体を寄せてきました。
暑いっつーの。追い出してもまた入ってくる。暑いっつーに
よっぽどたまげたんだね。ごめんごめん。週末整理しなきゃ。
今日は国立小劇場で亀治郎さんの自主公演を母上様と観に参る。
今年で4回目。意欲的ですね~
1回から3回までは京都造形芸術大学内にある京都芸術劇場 春秋座で公演されてました。
昨年は一條大蔵譚に常磐御前役で菊ちゃんが出てたのでハルバル遠征しましたが、この春秋座というのが素晴らしい劇場で、いい空間でした。
あのような劇場が都内にもできたら、使いたい劇場No.1になると思ふのです。
今回は場所をかえて東京で、ということですが、いつも京都造形芸術大学の学生さんたちが運営のお手伝いやグッズの発案、用意などされてたのに今年はどうなの~と案じていたのですが学生さんたちがグッズを一生懸命売ってたので京都からいらしてたのねん。
そうそう、去年は亀の形のカメロンパンとか売ってて面白かった
一幕:神霊矢口渡
義経千本桜鮓屋のお里&野崎村お光&八百屋お七の見せ場をつなぎ合わせたような女形さんにとってはやり応えのある役。亀治郎さんの思い入れを感じる好演でした。それにもまして段四郎さんの父・頓兵衛(実際にも父なわけだが)が姿よし、意気込み満点で感動しました。
この狂言、エレキテル発明の平賀源内が福内鬼外というペンネームで書いたモンだそうです。へぇ~
ニ幕:船弁慶
愛之助さんの弁慶、尾上右近くんの義経、亀三郎くんの六郎・・・このために来ました。今日は。
なんて可愛いらしいのみんな。五月人形みたい。
亀三郎くん、ほんっといいお声
亀治郎さんの静と知盛の精、ねっとりとしたものを感じたんだけど・・・特に知盛のほう。
共演のみなさん協力体制バッチリでいい会でした。ホントに。
それにしても今年、船弁慶がかかるの多いなー。
5/29に観に行ったNHK古典芸能鑑賞会(8/28TV放映)でも富十郎さんが演られてたし、9月は安芸の宮島で菊ちゃんも。
大河ドラマ義経yearだからかしらん?
終わってNaEさんに教えてもらった麹町の牛タンと焼鳥の店もっきんばーどへ。
夏風ひいてぜんぜん食欲なかった母上様は美味しいお料理ぱくぱくぱく。元気出たって。
ハーフ&ハーフとデフォルトで出てくる大根おろし
第四回亀治郎の会
2005年8月11日(木)-8月12日(金)
国立劇場小劇場