新・北総雑記 

シニア・フリーターの雑エッセイ

中敷きは捨てるな!

2012-10-31 | ビジネス
足に合わない靴を買ってしまって後悔することがある。買う時の時間や履いている靴下によって、合わない靴を買ってしまうのだ。考えてみると靴は靴底、クッション、外形、そして中敷きで構成されている。すべての条件で自分の足にフィットする靴があればラッキーだが、いつもそうはいかない。長く使うものなので履き心地が悪いとガッカリしてしまう しかし、ある時安い中敷きを買ってきて、重ねてみたり、入れ替えたりすると、合わ . . . Read more

インハウス邦画館:「Railways 愛を伝えられない大人たちへ」

2012-10-29 | 世の中
「Railways 愛を伝えられない大人たちへ」2012年 出演:三浦友和、余貴美子 定年退職間際の電車運転手と自分の生き甲斐を求める妻のすれ違いと愛情の物語。不器用な主人公たちの一途さと悲しさ、そしてお互いを思いやる姿を描く。立山連峰をバックに移り行く富山の四季が美しい。 自分も定年まで2年を切った。多少の延長があったとしても退職は時間の問題だ。妻はそれなりに好きなことをして生きているから、 . . . Read more

「中所得国のワナ」

2012-10-27 | ビジネス
尖閣諸島国有化問題以来冷えきった日中関係は改善の兆しがない。政府系企業では日本製部材の置き換えが指示されているとも聞く。10月19日付の日経産業(日中「政冷経冷」時代を読む)で日本総研理事の呉軍華氏がコメントしている。背景には中国の経済的停滞がある。しかも単なる景気の踊り場現象ではなく、かつて中南米が経験した「中所得国のワナ」陥った可能性が高いと言うのだ。言うまでもなく中国の所得水準の高騰は凄まじ . . . Read more

通勤快読:『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』

2012-10-25 | 旅と食
『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』 植島啓司著、集英社 「日本の聖地 ベスト100」の著者、植島啓司が世界遺産、熊野を歩き観光ガイドブックにはない本当の「熊野」を探る。太古の昔から中世日本の歴史上、中心的役割を果たした熊野の地を伊勢や高野山との対立軸においてダイナミックに捉え、往時の熊野の勢力を描き出す。 熊野と言えば「熊野古道」というイメージが一般的で田辺から中辺路で熊野古道を目指すのが普 . . . Read more

意外性とブレイクスルー

2012-10-23 | ビジネス
京都大学の山中教授がノーベル賞を受賞する。iPS細胞の発見と生成は「タイムマシン」の発明に等しいほどの業績であると聞く。 教授の才能はもちろんだが並大抵ではない努力と偶然の積み重ねが大きな成果につながったことは言うまでもない。教授のチームは皮膚細胞にiPS細胞を生成しそうな遺伝子を一つづつ組み込んで結果をみるはずだったが、遺伝子の組み合わせを考えると気が遠くなる作業と時間が必要になる。ある時、研究 . . . Read more

北総菜園日誌: 2012秋晴れ

2012-10-21 | 生活
土曜午前に大根の間引きで大根菜を収穫。大根収穫の第一ラウンドだ。早速、味噌汁に使うとシャキッとしながらも柔らかい懐かしい大根菜の味わい。バジルの場所を狭めてターサイの植え替え。刈り込んだバジルは肥やしがわりに畝間にばら蒔く。カブも小松菜も順調に苗が成長している。 ヤーコンも元気に生育して大きな葉を拡げはじめている。雨と晴天が適度のインターバルで巡ってくるので野菜は順調に育つ。 午後、ジムで筋トレと . . . Read more

パートナー戦略会議

2012-10-17 | ビジネス
「戦略会議」などと言うと大袈裟かもしれないが、代理店や委託加工先や提携先などパートナー企業との間で全社的方向性をすりあわせておかないと、営業的な打ち合わせや定例会議だけでは惰性に流されたり、お互いに異なるベクトルに向かって動いてしまうことになりがちだ。 ・全社的経営課題:人材、財務、海外進出、など。企業を取り巻く環境は激変している。社員の高齢化、系列や取引慣行の見直し、円高による空洞化など、放っ . . . Read more

北総菜園日誌: 2012秋雨

2012-10-15 | 生活
毎年10月のこの時期に庭の剪定をお願いしている。夏の間に生い茂った木々の枝や葉っぱをサッパリと切りつめてもらうと同時に今年も一本抜いてもらうことに。可哀想だが樹が大きくなるにつれ庭の手入れは負担が増す。こちらも歳をとるから尚更だ。手間がかからず、消毒の手間が少ないものに替えていくことになる。 日曜の午後、ボディパンプで痛めつけた身体にむち打ち、畑でターサイの間引き苗の植え替え。狭い畑で植え替え場所 . . . Read more

通勤快読:「やってはいけない筋トレ」

2012-10-14 | 言語と身体
「やってはいけない筋トレ、いくら腹筋を頑張ってもお腹は割れません」2012年、坂詰真二著、青春出版 週末ジムに通い始めて3年近くになるが、何となく筋トレ、何となくストレッチ、何となくスタジオ・プログラムになっている。もちろん何もやらないよりははるかにいいが、残念ながらお腹は「割れない」。ムキムキなマッチョになる必要はないし、ましてボディビルには興味がない。ただ健康で少し逞しくありたいと願う。この . . . Read more

IMF・世界銀行年次総会 in Tokyo

2012-10-12 | 世の中
IMF・世界銀行年次総会が東京で開催されている。同じタイミングでビジネスの会議を設定したら、いつもビジター向けに予約するホテルが軒並み満杯で、高級ホテルにあたってみると、これまた満室。逆にダウングレードしてようやく部屋を確保することができた。何せこの総会で2万人が東京を訪れて高級ホテルを埋めつくしているわけだから驚く。 各国の代表は連日あちらこちらを見学して回っているのがテレビで報道されている。そ . . . Read more

通勤快読:「日本の聖地ベスト100」

2012-10-09 | 旅と食
「日本の聖地ベスト100」 植島啓司著、2012年、集英社 パワースポット流行りである。景気は悪いし、人生も先行き不安だから超自然的なものにしがみつきたくもなる。ただ昔の人は純粋に自然と神を畏れ、敬っていたのだろう。そんな古来から日本各地にある「聖地」を巡り調査した行程をまとめたのがこれ。 驚くのは紀州・熊野地方の圧倒的存在感で、取り上げられた100の聖地のうち、15ほどが熊野・新宮・本宮・那智 . . . Read more

北総菜園日誌: 2012体育の日

2012-10-08 | 生活
日曜の夕方、昨日のゴルフと今日のボディ・パンプで疲労の極限の身体にむち打って畑を見回ると、二週間前の早朝に蒔いた種はほぼ100%発芽している。間引きは翌日にして、バジルを収穫してペースト作りの準備をする。 畑のお隣から空芯菜のお裾分け。早速、鍋物にして頂く。 月曜の体育の日は午前中にバジルペーストを作り、畑に出動してダイコンとカブの間引きに近所でいただいた小松菜の種まき。11:00の電話会議をこな . . . Read more

KAWANA 2012

2012-10-07 | ビジネス
毎年秋、川奈ホテルで開かれるイベントがある。某米国企業と提携関係にある日本の企業のトップが集まりレセプションと翌日の富士コースでのゴルフコンペに参加する。今年でもう34回目になる。 業界の主要な企業のトップが集うので、さながら業界団体のコンペのように見られてしまうが、実は米国企業をハブにしてバラバラに出来上がったアライアンスなのである。 米国企業がこれだけ長い間、日本で日本企業とアライアンスを広範 . . . Read more

インハウス洋画館:「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

2012-10-04 | 世の中
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」 英題: EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE 製作年: 2011年  製作国: アメリカ  日本公開: 2012年 父親をアメリカ同時多発テロで亡くした少年が、父親の残した鍵の謎を探る姿を描く。 まず題名でつまずく。 "Loud"を「うるさい」と訳してしまっていいのだろうか? たしかに「うるさい」というネガティブ . . . Read more

インタウン邦画館:「踊る大捜査線 THE FINAL」_

2012-10-02 | 世の中
「踊る大捜査線 THE FINAL 」2012 ご存知、大ヒット映画の最終作。ストーリーはともかく、毎度、所轄と本庁のしのぎ合いが楽しみだ。当然、本庁は規則とマニュアルで所轄の手足を縛り、手柄を横取りし、責任は押しつける。 所轄が主役だから、ドタバタながら人間味タップリに描かれ、最後は所轄の星、青島刑事が事件を解決に導き、観客は溜飲を下げる。 映画ではあからさまに本庁の巨悪が演じられるが、現実 . . . Read more