鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

部首も忘れ、意味も違う

2006年06月15日 | 18-1(第40回)

も一つ 類義語

末世―×僥季  ○澆季

これも、部首間違い病です。ただ、前回の猖獗は、部首迷い病ですが、これは、部首忘れ病です。

一応、「辞典」の一級配当漢字の部分は、全部見ましたので、澆季も見ていますし、問題集にあったような気もします。キが季であること、ギョウの音符が堯であることまではわかりました。しかし、部首がわかりませんでした。

そのため、堯が音符に付く字をいくつか問題用紙に書いてみました。堯(=尭)、僥、翹、驍 さて、どれか。といっても、この段階で、澆は、全く出てこなかったので、どれでも不正解な訳ですが、試験のときどんなことを考えていたかといいますと、

対義語で、(問 安泰-)危殆(準一級配当)、(問 鄙俗―)都雅(常用)と答えており、準一級以下が既に二問も出てるから、ここは一級配当の筈、堯は、準一級配当だから違う。

末世は、良くない世の中だから、ギョウも良くない意味だろう。翹は、翹望という熟語があったが、のぞむという意味だから、特に良くない意味はない。

驍は、ハテ、どんな意味か忘れたが、堯は、たかいという訓があるから、驍も、馬がたかくなる、跳ね上がるような意味だろう。別に良くない意味はない。そうすると、翹と驍は、違う。

とすると、僥かな? 僥倖という熟語があって、僥は、幸せだから、良くない意味じゃないよなあ。待てよ、確か、僥倖は、滅多とない幸せだから、僥にめったとないという意味があるんじゃなかろうか。めったとない世の中≒末世。 よし、僥季で行こう。ちゃんちゃん。

(上記の下線部分は誤りです。僥の意味は、もとめる、ねがうです。)

今日、「辞典」を見たら、末世の熟語のところに、類義語 澆季と明記されている。でも、こんなとこまで、目を通せないよなあ。 


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