前回のアップからもう二か月お陰様で元気に動けております。
治療所は田圃の中にあります。
夫をショートにお願いしているときは
起床して朝食前に外に出て周囲の田圃を見渡します。
裏の窓からも前の窓からも見えるのは刈田原です。
平らかに均されているところもあり、冬近しの感がします。
夕べには治療所の窓から夕焼けが見えます。
アスクレピアスが一本零れ種から思わぬところに咲いてくれています。
消えてしまったかと思っていたので嬉しいものですね。
夫をショートにお願いして「枻」支部句会や会報の発行、横浜での中央句会に
デイの延長をお願いして東京での本部の「しんそう」研修会に参加できています。
相変わらず「着きました！」終わって「帰ります！」とどこへも寄らずに大忙しです。
間もなく8１歳になりますのでご迷惑をおかけしないよう行動は慎重にと心掛けております。
閑話休題
脳血栓を発症して半身不随になった父の看取りを
当時は施設がありませんでしたので母が自宅で10年看て送りました。
亡くなる前の半年間、私は高校教員をしていましたので介護休暇をとり夜の当番を担当しました。
ほんとに僅かなお手伝いでした。父が亡くなった時、母は既に83歳でした。
やりたいこともきっとあったと思いますが、もう母は体力的に限界だったのです。
大手術を乗り越え、庭の雑草を目の敵にして常に庭を綺麗にして過ごし88歳で逝きました。
母が亡くなったあと私は知人の紹介で「しんそう方」と巡り合いました。
母は草取りをしては腰が痛いと言って医者に行き注射をしていましたので
今から思うととても残念です。
「しんそう」はお役に立てると確信、56歳で早期退職、退職金で土地を購入、小さな治療所を建て
開業したのは58歳の春でした。ほんとに細々とながら23年継続してくることができました。
「しんそう」は力を要しませんのでありがたいです。
この仕事を以て不調の方のお手伝いをさせていただく間は
研修会に通い技を磨きたいと切に思っています。
夫をデイやショートにお願いした日の午後は予約を入れて調整をさせていただいてます。
「しんそう」には商標登録された検査（足の殿屈検査、足の4の字検査、手のバンザイ検査）があり
その検査に基づいて左右対称の健康の形、即ち「解剖学的基本の肢位」の形に無痛で復す技術があります。
不調の時の筋骨は左右非対称になっている事実があります。
９０代女性。
ご家族の方に送迎されて週一回お見えになっていました。
最初は咳が出たり、あちこちが痛いとおっしゃってましたが
もう大丈夫と言うことで来られなくなりました。
ですが3カ月後、足が痛いと再びお見えになりました。
からだが正しい位置を覚えていて3回の調整で痛みは消えました。
私も驚くのです。ご高齢ですがきちんと中心が出るのです。
「今のところ痛いところないのですよ！調整していただいてるからね、きっと！」とおっしゃりながら
週一回元気にお見えになっています。
加齢に連れて変形しやすくなりますし、調整も難しくなります。
「痛みのない人生！」ほどありがたいことはありません。
せめて月に一回は調整されて変形を溜め込まないことがとても大事と思っています。
娘はパートが終わると夕方、相変わらず毎日様子を見に来てくれて夫と歩きに行ってくれます。
歩くことはバランスを整えるのに最適です。歩くとき同側足踏みや後ろ歩きを気を付けながら
ほんの数歩入れると尚良いと思います。
かくて幸せな日々が過ぎてゆきます。感謝です。
変わり映えのない拙いブログをお読み下さりありがとうございました。
皆様のお幸せを祈りつつ…。
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お読みいただきありがとうございました。これからも宜しくお願い申し上げます。
形を正すしんそう館林木戸