風の吹くまま絵を描きます

趣味は登山。風の吹くまま、出かけて絵を描いています

ニーム

2017-09-20 13:56:13 | 日記
ニーム
人口 13万3000人。ここでは大きな都市である。
円形闘技場をはじめとする古代ローマの遺跡が見所。
円形闘技場が完全な形で残っているのは、ここだけという話である。
街の雰囲気は日差しが強く明るいプロヴァンスのイメージ通りの街である。
垢抜けした街並みの中に円形闘技場がある。ローマの遺跡が洒落た街並みと調和している。

マルシェ広場の横にある、サンポール教会は尖塔が美しい。
傍に建っている天使像も美しい。

もう少し時間をかけて見たい街である。


ポン・デユ・ガール

2017-09-20 13:40:04 | 日記
ポン・デュ・ガール

ガルドン川にかかる古代ローマの水道橋。
ユゼスの近くのユールの水源からニームに飲料水を送っていた全長50Kmの導水路の一部である。
高さ48m、全長275mという壮大なもので、最大6トンもの石を積み上げて作られている。

付近に人家もなにもない。突然、広い駐車場に着く。駐車料金が入場料となっている。
5分位歩くと、水道橋に着く。橋の上から見渡すと、その大きさに驚く。当時の建築技術力に感嘆する。
橋は千年以上の歳月に耐え、その威容を誇っている。
橋の上、1層部分を歩くと、2層部分の壁が頭上にせまり押しつぶされそうだ


アルル

2017-09-20 13:33:23 | 日記

ゴッホの跳ね橋
プロヴァンスに来たからには、ひまわり畑を見たかった。
カマルグからのドライブの途中、小さなひまわり畑を一つ見つけただけだった。
まだ時期は早いのだろうか、本格的な夏を思わせる陽射しと暑さだが・・・。

日本からの団体客が来たが、5分位で帰って行った。日陰はない、汚い川にかかった橋しかない。
ゴッホが描いた場所から移設したという。絵は洗濯場があり数人の婦人が洗濯していた。
この場所では洗濯する場所はない。川幅のせまいような気がする

とにかく暑い、長居は無用というわけであろう。
本格的な夏、7月、8月になると、どんな暑さになるのだろうか


アルル

2017-09-20 13:28:57 | 日記
ドーデの風車(F2)
アルルの市内から車で30分位の所にある。付近に人家はない。
荒地で岩だらけの丘の上に風車がある。
風車は風を動力を取り出すために作る、
例えば小麦を粉にするための工場である。
しかし、何をするでもなく、ぽつんと唯一つ風車がある。
何のために、誰が作ったか不思議である。
ここが風車小屋たよりの舞台である。
私は風車よりも、丘の上から見た、アルル周辺の、
のびやかに広がる平原の方が魅力的であった



アルル

2017-09-20 13:09:39 | 日記
円形闘技場の上から(F4)
円形闘技場の最上階まで登ることができる。
TVでアルルを紹介する時は必ずここからの風景が写される

登り口は一箇所だけである。
アルルに来た人はほとんど登るので、階段は混雑する。
最上階からは、アルルの街は勿論、ローヌ川の向こうまで見える。

最上階の隅でスケッチしていると、日本から来た人に声をかけられた。
三人で来たという20代の女性グループ、ツアーで来たという中年の男性。
「優雅ですねー」「良いですねー」。私もそう思う。


アルル

2017-09-20 13:01:15 | 日記
夕日の中のコンスタンタン共同浴場(F4)
コンスタンタン帝時代の4世紀に建てられた。当時は温度の違う風呂に順番に入り、体と心をリラックスしたという。浴場は社交場であった。
内装もモザイクや大理石がふんだんに使われ、フレスコ画や彫刻が飾られた贅沢な空間であつたという。
中に入り、天井の無い高いレンガの壁に囲まれると中世にタイムスリップしたような感覚に襲われる。
青い空もレンガも古代ローマのまま、風呂というので人気が無いのか、訪れる人はいない。
無人の遺跡の中に座り、悠久の時の流れに思いを馳せる。贅沢な時間である。


アルル

2017-09-20 12:54:51 | 日記
プロヴァンス料理について
 旅行に行くと、その土地の名物料理を食べたいものである。
 旅行案内書のレストランの欄を
 見てもプロバンス料理の実態はなかなか解らない。
 
 私の調べた所では、
 宮廷料理を原型とするフランス料理のように、多くのシェフ達によって作りだされたのではなく
 プロバンスの大地、地中海、そこに住む人々によって育まれた料理とある。
 つまりプロバンス地方の田舎料理、おふくろの味である。
 その特徴は
  1)バターやクリームなどの乳製品をほとんど使わない、ヘルシーだけど量は多い
  2)ニンニク、香味野菜、オリーブオイルをふんだんに使う料理
    味や香りにかなりの「アクセント」がある。つまりクセのある料理。
  3)料理の色彩が豊か。トマト(赤)、ナス(紫)、ズッキーニ(緑)、ピーマン(赤)
  野菜をふんだんに使う料理らしい。

これが旅行の前に調べた情報である。
約2週間、プロヴァンスで実際に食事をした経験から言うと、この情報はかなり間違いがある。
バターやクリームをふんだんには使わない、
クセはない、ニンニクも気にならない。香味野菜、オリーブオイルも気にならない。
サラダは色彩が豊か、野菜をふんだんに使う。これはプロヴァンスに限らず、フランス全体に言える。 

シャモニー、コートダジュール、プロヴァンス、いずれも綺麗に盛り付けた料理が出てきた。
結局、フランス料理、プロヴァンス料理の区別はつかなかった。田舎料理なんてとんでもない、洗練されたフランス料理と言って良い。
素材によってプロヴァンス料理と呼ぶらしい。素材をいかに料理するかはシェフの腕であり、一流シェフが作る料理は美味い。それだけの事である。
典型的な素材はナス、ウサギ、羊、牛のレバー等であるらしい。
エクス・アン・プロヴァンス、リル・シュル・ラ・ソルグ、アヴィニヨン、アルルと滞在した地は、いずれも街の規模にしてはレストランの数が多い。
レストラン同士の競争も激しいだろう。競争に勝ち残り、客で満員になるレストランは皆、美味い料理をだす。

レストランには料理のサンプルを飾ったショウウインドウは無い、メニューにも写真は無い。店先にメニューが貼ってある。
客は店先に貼ったメニューと店の外のテーブルで食事をしている客の料理を見て店を選別する。
店の外のテーブルで食事をする客は招き猫である。
今回の旅行では藤田さんがメニューを読む。「この料理があるなら、この店は間違いない」。そうして選んだ店に外れはない。 。

アルル

2017-09-20 12:45:32 | 日記
アルルの朝(F2)
ホテルからすぐの所にローヌ川がある。川に沿って高い堤防が続き、その上を人々が散歩している。
古代ローマ時代の遺跡が今日も朝日を浴びている。
2000年前と同じ朝日を浴びている。今日の昼、アルルを離れる。


パリ1

2017-09-20 09:02:37 | 日記
TGVの車窓から(F2)
TGVの座席は2人用と4人用がある。4人用は真ん中にテーブルがある。テーブルの上にサンドウィチを並べ食事をする。
2人用は日本の新幹線と同じくらいの広さ。外の景色を楽しみながら座っていると、突然、徐行をはじめて、停車してしまった。
前の列車がトラブルを起こしたという。停車した所は、野原の真ん中、のどかな田舎の風景が広がる。スケッチブックを広げ2~3分ではしり描きした。