視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
TwitterID @seibou_udoku

久しぶりのぐんま天文台占有観望

2008-12-22 09:56:10 | 天文関係
ぐんま天文台での占有観望仲間K氏の誘いにのって久しぶりに65cmを使用しての観望をしてきた。といっても、もっぱら冷却CCDでの撮像だが。
20日夜はとても観望条件がよく、かに星雲、馬頭星雲、エスキモー星雲、ふくろう星雲などを捉えることができた。(写真:ふくろう星雲 M97)
さそってくれたK氏に感謝感謝!


P.S.
今年の年末は勉強をサボっている放送大学の授業番組の視聴と、ぐんま天文台で1月から始まる天文学校の受講準備が待っている。
放送大学は専門科目中心の受講となり、すでに第2学期履修した4科目のうち1科目は放棄した状態。残りの科目は落とすわけにはいかない!一月末には試験があるから必死にならねば(汗)!
そして2月にはいると面接科目受講が待っている(辛)。

天文学校の今回のテーマは「本格的な分光観測を体験しよう」。
ただ受講するためにはUNIX上で動く「IRAF」がインストールされたノートパソコン持参が条件なので、UNIXコマンドと悪戦苦闘の日々がすでに始まっている。
60歳過ぎてのUNIX学習、さすがにシンドイ!
今もこのブログを書きながら、IRAF専用にしたノートパソコンに3度目の再インストール中。

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F-22はなぜ最強といわれるのか

2008-12-18 05:38:43 | 星望★雨読
F-22はなぜ最強といわれるのか ステルス、スーパークルーズなど最新鋭戦闘機に使われるテクノロジーの秘密に迫る (サイエンス・アイ新書)
青木 謙知
ソフトバンククリエイティブ

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週2回、ボランティア・ガイドをしている中近東文化センターに向かう途中、駅前の本屋で購入した本。
帰り、吉祥寺へ出、いつもの井の頭公園傍の猫がいるカフェに寄りアップルパイとアメリカンを注文。
猫の寝顔を視ながら一時間ほどで読みきれた。

著者は懐かしい「航空ジャーナル」の元編集長青木謙和氏。
項目立て、文章は読みやすい。
新書版横書き約200ページ。見開き左ページに収めた1項目の文章。右ページに関連した写真、イラストを配置。
パラパラと右ページを視て、写真、イラストのキャプションを読んで、気になったら左ページを読む。

「マニアのための絵本」としては、うまい構成、レイアウトだと思う。 

F22ラプター。
日本の自衛隊が欲しがっている次期戦闘機だが、アメリカはまったく売る気なし。
もっともこの不景気で方針転換するか?
この眼で実際に飛ぶところを視た小生にとっては、気になる存在だ。

下:リノ・エアレースでのデモフライト


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プロペラ到着!

2008-12-16 06:15:22 | 2008アメリカ旅行

9月、ワシントンのダラス空港傍にあるスミソニアン航空宇宙博物館別館(ウドバー・ハジー・センター)で血迷って(?)買ってしまった"プロペラ"が到着した。

船便のはずがネットでのトレースすると1週間前、アンカレッジ経由で飛行機で送られてきている!?

購入してからの2ヶ月はなんだっんだ?

長さは1m80cm、小生の身長より長い。

下の写真のように、さりげなく部屋に飾れるとよいのだが・・・・

P.S.
結局、ダイニングキッチンに鎮座しました(笑)。

コメント (5)
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「朝鮮王朝の絵画と日本 宗達、大雅、若冲も学んだ隣国の美」展

2008-12-13 06:20:55 | 文化
先日いった沖縄県立美術館で殷元良という画家の「雪中雉子の図」「花鳥図」という画をみた。
「なんだか若冲に雰囲気が似ているナァ?やはり若冲も中国画の影響を受けているのだろうな?」と思った。

その時は、殷元良は中国明代の画家だと思っていた。

東京に戻って調べてみると、ビックリ!
殷元良(いんげんりょう・1718~1767年)は、日本名、座間味庸昌(ざまみようしょう)。琉球王朝の宮廷画家だった。
そして伊藤若冲(1716-1800)と同時代の画家だった!
1752年には「進貢使」の一員として中国に渡っている。
「雪中雉子の図」は清朝の画家章声の画の模写だったのだ!


12月6日の朝日新聞文化面で「朝鮮王朝の絵画と日本 宗達、大雅、若冲も学んだ隣国の美」展が、栃木県立美術館で開かれていることを知った。

これは視にいかねばと思った次第。

昨日鑑賞後、このタイトルは少しフライング?と思って帰ってきた。

展覧会の詳細は小生がいろいろな展覧会に行く前、いつもお世話になっている「弐代目・青い日記帳」様のブログをお読みください。
朝日新聞の記事も引用されています。

18世紀、京都に朝鮮の画も紹介され、若冲たちに影響を与えたのは確かだろう。
しかしその朝鮮画に影響を与えたのはやはり明朝、清朝の画だったろう。

李朝朝鮮は15世紀に明の冊封国となった。
琉球王国も同じく15世紀に明の冊封国となり、17世紀初頭に薩摩藩(日本)の付庸国になるという国際政治の二重構造国となった。

若冲と同時代の琉球王国の画を調べることは明、清朝時代の中国画の東アジアでの影響を考える一助になりそうだ。

琉球王国、地政学的見地からも興味ある存在だ。

韓国・朝鮮の絵画 (別冊太陽)

平凡社

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コメント (2)
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望遠鏡操作講習会

2008-12-09 04:58:00 | 天文関係


武蔵野市立自然の村に設置されているニュートン式反射望遠鏡(有効径50cm、焦点距離 3100mm、自動導入装置付)の操作講習会を受講してきた。
小生の場合、武蔵野市民ではないが、受講参加者が定員に満たない場合は他市他区民を受講可能ということで申し込み、幸い受講できた。受講者は17名(内女性6名)だった。
土曜日昼過ぎ三鷹駅北口から貸切バスで自然の村に向かい、夕食後講習開始。講習は2部にわかれ、一部は望遠鏡が設置されている建物の電動ルーフ開閉操作手順、望遠鏡の操作方法、自動導入装置使用方法など一連の流れを講師の方が実際に操作しながらの説明。2部は3班にわかれて実際に操作して星の導入までおこなった。
幸い満天の星空でM42,M31,M81などを実際に導入、観望することができた。
翌朝は朝食後、希望者のみ再度、操作訓練をおこなった。昼間だが、ナンと!土星を観望することが出来た!
さすがに土星の環は見えなかったが、土星の縞らしきもの(もしくは環の影)は確認できた。残念ながら金星、木星はまだ山の下だった。昼食後帰京。

講習会当日は満天の星空で最高の観望環境だったが、気温はマイナス10度近くで、水曜日に沖縄から戻ってきた老体には堪えた(泣)。写真(上)のときでもマイナス下。


武蔵野市立自然の村内部。
すでにクリスマスの飾りつけがしてあり、ホワイトクリスマスを待つばかりの雰囲気!
毎年、この飾りつけだけに来るグループがいるそうで、ツリーも外部のイルミネーションもとても奇麗だった。

P.S.
講習会相部屋同室の4名は皆「ラジオ深夜便 午前2時~4時世代」で、小生以外"山や"さんだったが、いろいろと面白い"四方山"話が聞けたのは収穫だった(笑)。



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