M・I・S ~ 仙台在住モンテサポのブログ ~

Montedio supporter In Sendai
仙台市泉区在住のaround 40なサポによるblog也

監督像

2007-08-31 23:28:31 | モンテディオ山形
モンテにとって必要な監督を考えてみた。

1.絶対的な権威をもつ監督
 モンテには能力的にチームを引っ張ることができる選手はいるが、チームが劣勢にある場合、今のように出口の見えない状況にいる際にチームを鼓舞できる選手がいない。とはいえ、こういう選手というのはそうそういるはずもなく、ただ単に元代表だから良いというわけでもない。そうなるとその役目をしてもらうのは監督しかいない。
 樋口さんはどちらかというと褒めて選手の能力を伸ばそうとするタイプで、厳しい叱咤のできるタイプではない(ように思う。あくまでもコメントとか練習の雰囲気を見る限りでの判断だけど)。無論怒るときは怒るのだろうけど、試合で不甲斐ないプレーをした選手を次の試合は使わないというように断行ができない。今のチームに感じるのは、「ミスをしても主力だから次節も使ってもらえる」という安心感の中でのプレーだ。ミスをしてはならないという切迫感も、ミスを取り戻そうとする気迫も感じられないのは、厳しさを感じさせない監督の指導方針にあるように思う。
 和気藹々のチームもそれはそれで良かろう。だけど、J1昇格という厳しいノルマを課せられているなら、選手にも厳しい態度で接し、厳しいノルマを課すことができる監督が必要だと思う。

2.抽斗(ひきだし)の多い監督
 よく言われる抽斗の多さ。これは新人監督だろうと経験者だろうと関係はない。結局、将棋と一緒で相手の出方にどれだけたくさんのプランを練って準備できるかと言うことが抽斗の多さに繋がる。勝てている試合ならそれほど抽斗は多くなくて済む。が、劣勢に立たされているときにいかに多くのプランを持って試合に臨んでいるかで局面を打開できる可能性は高まる。1点差で負けているとき、2点差で負けているとき、カードや負傷で人数が不足したときなど、起こりえる不利な状況を想定して可能な限り準備を行い、選手を選ぶ。練習で調子のいい選手をベンチにいれるなら素人だってできる。相手との力関係を考え、守備的に行くのか、攻撃的に行くのか、ドロー狙いのカウンター戦術用のメンバーにするのか、ポゼッションで相手を崩すメンバーにするのか、超攻撃的なメンバーや超守備的メンバーにするのかなど。
 言わずもがなであるが、モンテは選手層が薄い。48試合を同じメンバーで、同じパフォーマンスで戦えるはずがないのだ。だからこそ流動的な戦術で1年を戦える監督が必要だと思う。
 資金力のないチームがビッグチームに勝つには自らの形を崩してでも相手のウィークポイントを突く。それくらい泥臭いサッカーをしなければ勝つことは出来ない。そんなサッカー躊躇せずできる監督が必要だと思う。

3.エンターティナーな監督
 モンテサポじゃない県民に「モンテの監督の名は?」と聞いたとして樋口さんの名前はまずほとんど挙がらないだろう。正直言って、歴代監督の中でいい意味でも悪い意味でも最もインパクトにかける監督だと思う。チーム関係者で最もメディアに出る機会が多いのは恐らく監督だ。だからこそ、監督自身がモンテの顔になる必要がある。人々の関心を惹くためにも、監督自身にカリスマ性を求めたい。カリスマ性などは別にビジュアルなど関係なく、監督の言葉でいくらでも作り上げる事ができる。オシムさんなどは顕著な例だし、前鳥栖監督の松本さんなんかも他サポにとっても印象深いコメントを数々残している。
 樋口さんの場合は、コメントが普通すぎて、面白みが全くない。もっと選手を煽る発言をしてもいいと思うし、サポを煽っても良いと思う。プロサッカーはエンターテインメントである。選手は勿論、監督もチームに関心をもってもらうようなパフォーマンスが必要じゃないだろうか?東京○の監督のように感情的なコメントしか出さないのも困るけどね。

 以上、3つがモンテにとって必要な監督像じゃないかなと勝手に思うわけです。まぁ、全て揃った人物などいないでしょうが、せめて1,2の条件を満たす監督に来てもらわないと、モンテが昇格争いに加われるチームにはならないと思う。過去の監督で言うと石崎さんあたりが最も近かったかなぁ。

 負けが込むとつまらないことを考えるものです...。

更に深みへ

2007-08-31 01:51:38 | モンテディオ山形
 背水の陣でと前回のentryで書きましたが、更に深みに入ってしまったね。今の状態は第二クールより酷いように思える。もはや選手は勿論、監督も何が悪いのか、何を修正すればいいのか答えを見出せないんじゃないかな。監督-選手間は勿論、選手同士の信頼すら失われつつあると思う。どーも監督初め、出場している全選手に余裕が全くないんだよね。攻撃陣は点を取りたい気持ちが強すぎて、相手ゴール前が固められてるのにやけっぱちでシュート行くし、かといって簡単に行けばいいところをこねくり回してシュートすら打てずに終わるし...。守備陣は肩に力が入りすぎて上体が立っちゃって、最初の一歩が遅れて後手後手。まあ、現状のチーム状態ではあせるなと言っても、思うように行かないんだろうけどね。樋口さんも一緒になって熱くなってるし...。 

 樋口さんみていつも思うのは、指揮官はもう少し冷静でいて欲しいなぁということ。熱く指示を送る姿は見ていて気持ちを感じるんだけど、「状況把握できてる?」とつくづく。こういう時だからこそどーんと構えて欲しいものだと思うわけなんですが。戦いにおいて将が右往左往してたら兵士も不安になるでしょ。頑としてスタメンをいじらないその頑なさを態度で示してもらいたいものです。

 今日の試合、前節のFW二人が怪我?の為(またかよ)坂井が久々にスタメンで起用されましたね。まだまだ荒削りではありますが、若さ溢れるプレーは頼もしかったですね。ただどちらかというとFWではないのかなぁという感じも。今日のメンバーにFWらしいFWは一人もいなかったような気がする。FWがゼロじゃ流石に点は取れんでしょ。
 グスタヴォについても監督はCF的起用で得点を期待して投入(しかも5分だけ)してましたが、明らかに起用方法間違ってる。フィジカル弱いグスタヴォに5分で何かやってこいっつーほうが無謀。それならレオ上げてグスタヴォ左の坂井右で3トップにするとか、もうちょい気の利いた攻め手を考えてよ。ただのパーツの挿げ替えじゃ局面は打開できないと思うんだけどね。

 さて中二日で迎える次節は深みから浅瀬に戻れるんでしょうか?それとも下位グループの待つ深みに引き寄せられるんでしょうか?チームに劇的は変化が起こることを期待して止まない管理人です。

背水の陣で

2007-08-30 00:35:37 | モンテディオ山形
 まぁ両足水に浸かってる状態ですが、最後の悪あがき見せて欲しいものです。
内容の良いドローとか敗戦とかはいらないですね。内容が良く、かつ勝利のみです、求めるものは。樋口さんが生き残れるのはもはやそれしかないでしょ。

 清水の舞台から飛び降りるつもりで冒険してもいいと思うけどね。もう評価は下がりようがないんだから。

諦めの拍手

2007-08-26 23:06:10 | モンテディオ山形
 試合終了後、スタンドへ挨拶へ来た選手に送られたのはブーイングでもなく罵声でもなく拍手だった。この拍手の意味は、ただ選手の頑張りに対する拍手だったのだろう。”J1を目指す”選手の頑張りへではなく。ある意味、チームを見切ったのかもしれない。数字上の可能性はまだある。けど、それがもはや手の届かないところへ行ってしまったと突きつけられる結果だった。

 サポが怒ろうと、選手が怒ろうと状況が全く変わらないのでは手の打ちようがない。相手のチーム状態が悪く、モンテの状態が良ければあわよくばマルチ得点ができるだろうし勝ち点3も獲得できるだろうが、所詮運次第。チームの状態はそんなところまで来ていると思う。

 残念ながら、知り合いのサポには会場から足が遠のきつつある人がポツリ、ポツリと出てきてます。当の管理人も正直言って仙台→天童の道のりが大変に思えてきました。このガソリンも高い時代数千円を費やして見るだけの価値が今のモンテの試合にあるとは到底思えない。スカパーの誘惑に勝てるかどうか...。残りホームで参戦は招待試合のみになるかも。そう思わせるほどに今のモンテはつまらないし、魅力がない。
 今日の試合、勇人のプレーだけが楽しめた。客を楽しませる、喜ばせるのは監督の匙加減でも十分可能だと思うんだけどねぇ。
 
 

結局、

2007-08-19 21:38:26 | モンテディオ山形
弱いって事なんだね。
ゴール前での決定力、1対1、玉際、戦術、そして勝利への貪欲さ。
全てにおいて福岡を上回ることが出来ませんでした。

なんなんだろうね。いったい。
2週間の合宿を経て、坂を転げ落ちるようにチームが駄目になっていってる。
今日の試合に連動というシーンはほとんど見られなかった。チームの誰が悪いと言うのではなく全員が悪かった。まぁ管理人は”諦めてる”ので今更なんですが、このチームでは昇格は無理。2点差になろうが3点差になろうが、最後の1分まで勝利に拘る選手、チームこそがJ1昇格に相応しいと思うけど、その姿を3点差を付けられた後はどの選手にも見て取ることができなかった。

以下、監督への愚痴。
なんで須田なの?
なんであの勝を90分使うの?
なんで2点差で負けててMFの交代?
なんでグスタヴォ15分だけ?

なんで監督やってんの?

もういい加減、辞任して。

お願い。

フロント、海保さん、来年に向けてモンテを応援する気にさせてくれ。

現地までいかれたサポの方、ほんとにお疲れでした。

孔子曰く

2007-08-18 01:22:45 | モンテディオ山形
「己の欲せざるところは人に施す事なかれ」

 サポーターについてはこの一言に尽きるかな。

「非礼視るなかれ、非礼聴くなかれ、非礼言うなかれ、非礼動くなかれ」


 横山にはこの一言かな。


 で、個人的に監督に言いたいのは次の一言。

「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」

 追加

 孔子ではありませんが、選手全員に一言。

非凡な才能など必要ありません。平凡な能力を、大きな目的に向かって最大限に生かせばいいのです
 by ラッセル・コンウェル(って誰!?)

北極海の

2007-08-16 22:41:31 | モンテディオ山形
氷の解けるスピードが予定より30年も早いんですってよっ!奥さん!頑張ってエアコン我慢しましょう!!

 と言うことで、草津戦はドローでした。(文章が滅茶苦茶ですが気にしないで下さい。)鳥栖戦を見ていないのですが、今日の試合は恐らくそれ以上に酷い試合だったのではと感じる管理人です。前半は両サイドバックが全く上がれず、臼井の突破頼み。とはいえ、ほとんど草津の寺田に抑えられてましたが。シュートは5本放ってたそうですが、得点の匂いは皆無でした。

 確か...2点目取る為のキャンプじゃなかったんですっけ?監督!!。ていうか休みに入る前よりも状態悪くなってんすけど。今のモンテの場合2-1で勝つ試合を目指すよりおとなしく1-0で勝つ試合を目指した方がいいんじゃね?と思うわけですが。だってどう贔屓目に見たって2点取れそうに無いんですもの。草津相手に全く攻撃の形を作れてないのにどうやって点を取るつもりなんだろうと聞きたい位。

 横山の同点ゴールもどちらかというと草津のプレゼントゴールのようなもの。あんだけ攻めさせてもらって点が取れなかったら、それこそプロとして恥ずかしいと思うよ。

 結果については、もはや樋口モンテに期待していない自分がいるのでそれ程悔しくは無い。ただ、そうはいっても約2時間、その為に時間を空けてるわけだから、せめて見ていて楽しいと思う時間にしてもらいたいものだ。今日については、不快にさせられる為だけに2時間過ごしてしまった感じがする。

 グスタヴォが使えるかどうか?それは監督が判断することなのは分かる。が、それは結果を出している監督の権利である。頼むからグスタヴォ試合で使ってよ。それで全くの駄目外人なら納得するからさ。仙台大学との練習試合を見る限りでは、今日の北村よりは十分キープ力はあると思うよ。チームは監督の保身の為のものじゃない。ファンの為のものそれをいい加減考えてください。

 福岡戦、それだけを期待してますので。

40000人に

2007-08-16 01:28:21 | モンテディオ山形
4得点だそうです。新潟。
サポーターにやさしいですなぁ。新潟の選手は。
それに比べて、6000人弱に3失点ですか。うちの選手は。
サポーターに厳しいですね。

さて、明日(今日)はアウェイで草津との試合ですね。お互い不調の波を脱し切れてない感じで、昇格争いレースからかけ離れたところでの試合となります。
そうは言っても前節不甲斐ない試合をした以上草津戦はなんとしても勝っておきたい試合です。勝ててない草津とはいえ今のモンテにとっては侮れる相手であるはずもなく、2得点目も勝ち点3も安易に取れる相手ではないですね。
 
 明日もナイターとはいえ、高温多湿のきつい環境になるのは明らか。山形も暑いとはいえ群馬も同様暑いわけで慣れとかそういうのはどちらにも有利には働かないでしょう。省エネのサッカーをして90分間波の無いゲームを展開できたチームに勝ち点3は転がるんじゃないかな。
 ただ樋口サッカーはどちらかというと猪突猛進型であり、運動量が落ちた後の戦い方などあるはずもなく、そうなるとひたすら受身の粉砕サッカーなので、明日も前半で得点し有利な展開に持ち込まないと鳥栖戦同様無様な姿を晒す羽目になりかねないし...。
 出来ればミヤや財にそういった面でのゲームメイク、ゲームコントロールをやってもらいたいところだけど、そういうタイプの選手じゃないしね。モツあたりがそこら辺を一番上手くこなしそうなんだけどなぁ。
 とにかく明日は先制点!でもってグスタヴォ起用してほしいね。17試合?だっけマルチで得点できてないの。現状のメンバーで駄目なんだから新戦力を試してもいいんじゃない?関東のサポに生グスタヴォ、見せてあげてくださいな。チームにフィットしてるとかしてないとかこの際関係ないっしょ。ゴール前でいかに落ち着いてシュートできるか、それが一番出来る選手を起用してもらいたい。(グスタヴォも該当しないかもしれんけど)

 この暑いのに、暑苦しい采配はもう勘弁です。

暑かったです。

2007-08-08 01:16:53 | モンテディオ山形
 公約どおり行ってきました仙台大学との練習試合。お目当てはやはりグスタヴォ。
 グスタヴォに触れる前に、試合そのものの印象など。
 動きは前半の45分に出場していた選手は概ね重そうでした。30分位まではある程度形を作れていたように感じたけど残り15分は完全にガス欠&オーバーヒート状態。まぁあの暑さじゃあしょうがない。そんな中、臼井が45分フル出場するのを見られたのは嬉しい限り。また、豊田もジョグをして回復の兆しを見せていた事も嬉しい事でしたね。とにかくしっかり調子も肉体も戻してピッチに帰ってきてほしい。
 後半のメンバーはサブ主体。とはいえ、中盤にはミヤ&モツ、最終ラインにはレオと主力メンバーも散見された構成でした。そんな中、目に付いたのはミヤのキレぶり。2得点という結果もさることながら、中盤からの鬼プレスにゴール前のとび出しとまさに縦横無尽にピッチを走り回ってましたね。臼井のコンディションにもよると思うけど、当面のスタメンはミヤで決まりだろうね。
 あとはモツの安定感。現ボランチの中では一番安心してみていられる。この二人は鳥栖戦は当確でしょ。
 もう一人目に付いたのがサトケン。不慣れなCBというポジションながら、出来る限りのプレーをしていたし、こちらも安定したプレーぶりでした。ほんとにルーキー?と思うほどの落ち着きを見せてましたよ。
 
 さて、グスタヴォについてですが、事前に仕入れていた情報通りの選手と言う感じですね。足元はやはり上手いし、相手を抜き去るスピードは現在のFW陣には無いものを持ってました。また、とにかくDFを前にした際はほとんどのケースで仕掛けるタイプのFWのようですので、相手にとっては嫌らしい選手かもしれませんね。フィジカルの部分だけが少々気になりますが、間違いなくモンテにとって補”強”になる選手だと思います。豊田あたりとのコンビであれば非常に能力を発揮できると思うんですがねぇ。

 いつ、J2デビュー、そしてNDスタジアムデビューするかは分かりませんが、早くピッチで彼の躍動する姿を見たいですね。

訂正

2007-08-04 01:03:49 | モンテディオ山形
 さて、午前中にグスタヴォ選手に関する記事を載せたわけですが、その際「”アラピラケンセ(?)”っていったいどこのチームよ」と書いてましたが、すいません、ありました。アラゴス州のserieCのASA(arapiraquenseの略称のよう)がそれに当たるみたいです。
 2007年のアラゴス州選手権(copa alagoas)のfirst stageでは、ASAは10チーム中の3位。内容は8勝12分8敗得点46失点49でした。そんな中グスタヴォ選手は5得点という結果。
 yahoo!Brasilで調べる事小一時間。恐らく現時点では一番グスタヴォ情報を持っているのではと自負してるわけですが...。
 どうもグスタヴォ選手は生粋のFWではない感じですね。チーム内でのポジションはMeias(ポルトガル語では靴下の意味らしいですが、サッカー用語で言うとトップ下のようです。)でストライカーではない模様。逆に言うとトップ下で18試合で5得点というのは、それはそれで良いかもしれないですけどね。有名どころでいうとACミランのカカのようなポジションにあたるようです。
 ただ、first stageを終了した時点で、グスタヴォの希望か得点力解消を希望するチームの事情かは分かりませんが、移籍リストに載ったみたいですね。チームのサポーターの彼の解雇?に対するコメントを見ると、「監督の求めるタイプと違った」とか「有望な選手なのに」といった内容なので能力的には良いものをもってそうですね。
 America時代の成績は見つけられませんでした。

管理人的には、現時点では得点力不足を解消できる選手ではないという判断です。ポストプレーヤーという訳でもないので監督が彼に豊田のようなプレーを望んでは全く機能しない可能性もありますね。ただ、足元でボールを収める事が出来そうなタイプなのでレアンに類似したプレーを期待できるかもしれません。

 とりあえず、日曜日の練習試合でプレースタイルを確認してきます。