モンテにとって必要な監督を考えてみた。
1.絶対的な権威をもつ監督
モンテには能力的にチームを引っ張ることができる選手はいるが、チームが劣勢にある場合、今のように出口の見えない状況にいる際にチームを鼓舞できる選手がいない。とはいえ、こういう選手というのはそうそういるはずもなく、ただ単に元代表だから良いというわけでもない。そうなるとその役目をしてもらうのは監督しかいない。
樋口さんはどちらかというと褒めて選手の能力を伸ばそうとするタイプで、厳しい叱咤のできるタイプではない(ように思う。あくまでもコメントとか練習の雰囲気を見る限りでの判断だけど)。無論怒るときは怒るのだろうけど、試合で不甲斐ないプレーをした選手を次の試合は使わないというように断行ができない。今のチームに感じるのは、「ミスをしても主力だから次節も使ってもらえる」という安心感の中でのプレーだ。ミスをしてはならないという切迫感も、ミスを取り戻そうとする気迫も感じられないのは、厳しさを感じさせない監督の指導方針にあるように思う。
和気藹々のチームもそれはそれで良かろう。だけど、J1昇格という厳しいノルマを課せられているなら、選手にも厳しい態度で接し、厳しいノルマを課すことができる監督が必要だと思う。
2.抽斗(ひきだし)の多い監督
よく言われる抽斗の多さ。これは新人監督だろうと経験者だろうと関係はない。結局、将棋と一緒で相手の出方にどれだけたくさんのプランを練って準備できるかと言うことが抽斗の多さに繋がる。勝てている試合ならそれほど抽斗は多くなくて済む。が、劣勢に立たされているときにいかに多くのプランを持って試合に臨んでいるかで局面を打開できる可能性は高まる。1点差で負けているとき、2点差で負けているとき、カードや負傷で人数が不足したときなど、起こりえる不利な状況を想定して可能な限り準備を行い、選手を選ぶ。練習で調子のいい選手をベンチにいれるなら素人だってできる。相手との力関係を考え、守備的に行くのか、攻撃的に行くのか、ドロー狙いのカウンター戦術用のメンバーにするのか、ポゼッションで相手を崩すメンバーにするのか、超攻撃的なメンバーや超守備的メンバーにするのかなど。
言わずもがなであるが、モンテは選手層が薄い。48試合を同じメンバーで、同じパフォーマンスで戦えるはずがないのだ。だからこそ流動的な戦術で1年を戦える監督が必要だと思う。
資金力のないチームがビッグチームに勝つには自らの形を崩してでも相手のウィークポイントを突く。それくらい泥臭いサッカーをしなければ勝つことは出来ない。そんなサッカー躊躇せずできる監督が必要だと思う。
3.エンターティナーな監督
モンテサポじゃない県民に「モンテの監督の名は?」と聞いたとして樋口さんの名前はまずほとんど挙がらないだろう。正直言って、歴代監督の中でいい意味でも悪い意味でも最もインパクトにかける監督だと思う。チーム関係者で最もメディアに出る機会が多いのは恐らく監督だ。だからこそ、監督自身がモンテの顔になる必要がある。人々の関心を惹くためにも、監督自身にカリスマ性を求めたい。カリスマ性などは別にビジュアルなど関係なく、監督の言葉でいくらでも作り上げる事ができる。オシムさんなどは顕著な例だし、前鳥栖監督の松本さんなんかも他サポにとっても印象深いコメントを数々残している。
樋口さんの場合は、コメントが普通すぎて、面白みが全くない。もっと選手を煽る発言をしてもいいと思うし、サポを煽っても良いと思う。プロサッカーはエンターテインメントである。選手は勿論、監督もチームに関心をもってもらうようなパフォーマンスが必要じゃないだろうか?東京○の監督のように感情的なコメントしか出さないのも困るけどね。
以上、3つがモンテにとって必要な監督像じゃないかなと勝手に思うわけです。まぁ、全て揃った人物などいないでしょうが、せめて1,2の条件を満たす監督に来てもらわないと、モンテが昇格争いに加われるチームにはならないと思う。過去の監督で言うと石崎さんあたりが最も近かったかなぁ。
負けが込むとつまらないことを考えるものです...。
1.絶対的な権威をもつ監督
モンテには能力的にチームを引っ張ることができる選手はいるが、チームが劣勢にある場合、今のように出口の見えない状況にいる際にチームを鼓舞できる選手がいない。とはいえ、こういう選手というのはそうそういるはずもなく、ただ単に元代表だから良いというわけでもない。そうなるとその役目をしてもらうのは監督しかいない。
樋口さんはどちらかというと褒めて選手の能力を伸ばそうとするタイプで、厳しい叱咤のできるタイプではない(ように思う。あくまでもコメントとか練習の雰囲気を見る限りでの判断だけど)。無論怒るときは怒るのだろうけど、試合で不甲斐ないプレーをした選手を次の試合は使わないというように断行ができない。今のチームに感じるのは、「ミスをしても主力だから次節も使ってもらえる」という安心感の中でのプレーだ。ミスをしてはならないという切迫感も、ミスを取り戻そうとする気迫も感じられないのは、厳しさを感じさせない監督の指導方針にあるように思う。
和気藹々のチームもそれはそれで良かろう。だけど、J1昇格という厳しいノルマを課せられているなら、選手にも厳しい態度で接し、厳しいノルマを課すことができる監督が必要だと思う。
2.抽斗(ひきだし)の多い監督
よく言われる抽斗の多さ。これは新人監督だろうと経験者だろうと関係はない。結局、将棋と一緒で相手の出方にどれだけたくさんのプランを練って準備できるかと言うことが抽斗の多さに繋がる。勝てている試合ならそれほど抽斗は多くなくて済む。が、劣勢に立たされているときにいかに多くのプランを持って試合に臨んでいるかで局面を打開できる可能性は高まる。1点差で負けているとき、2点差で負けているとき、カードや負傷で人数が不足したときなど、起こりえる不利な状況を想定して可能な限り準備を行い、選手を選ぶ。練習で調子のいい選手をベンチにいれるなら素人だってできる。相手との力関係を考え、守備的に行くのか、攻撃的に行くのか、ドロー狙いのカウンター戦術用のメンバーにするのか、ポゼッションで相手を崩すメンバーにするのか、超攻撃的なメンバーや超守備的メンバーにするのかなど。
言わずもがなであるが、モンテは選手層が薄い。48試合を同じメンバーで、同じパフォーマンスで戦えるはずがないのだ。だからこそ流動的な戦術で1年を戦える監督が必要だと思う。
資金力のないチームがビッグチームに勝つには自らの形を崩してでも相手のウィークポイントを突く。それくらい泥臭いサッカーをしなければ勝つことは出来ない。そんなサッカー躊躇せずできる監督が必要だと思う。
3.エンターティナーな監督
モンテサポじゃない県民に「モンテの監督の名は?」と聞いたとして樋口さんの名前はまずほとんど挙がらないだろう。正直言って、歴代監督の中でいい意味でも悪い意味でも最もインパクトにかける監督だと思う。チーム関係者で最もメディアに出る機会が多いのは恐らく監督だ。だからこそ、監督自身がモンテの顔になる必要がある。人々の関心を惹くためにも、監督自身にカリスマ性を求めたい。カリスマ性などは別にビジュアルなど関係なく、監督の言葉でいくらでも作り上げる事ができる。オシムさんなどは顕著な例だし、前鳥栖監督の松本さんなんかも他サポにとっても印象深いコメントを数々残している。
樋口さんの場合は、コメントが普通すぎて、面白みが全くない。もっと選手を煽る発言をしてもいいと思うし、サポを煽っても良いと思う。プロサッカーはエンターテインメントである。選手は勿論、監督もチームに関心をもってもらうようなパフォーマンスが必要じゃないだろうか?東京○の監督のように感情的なコメントしか出さないのも困るけどね。
以上、3つがモンテにとって必要な監督像じゃないかなと勝手に思うわけです。まぁ、全て揃った人物などいないでしょうが、せめて1,2の条件を満たす監督に来てもらわないと、モンテが昇格争いに加われるチームにはならないと思う。過去の監督で言うと石崎さんあたりが最も近かったかなぁ。
負けが込むとつまらないことを考えるものです...。