「新潟県スポーツ公園の桜」は4月20日付けNo.475号のブログで紹介したが、今日は同じ場所で“桜”の季節の後に訪れた“チューリップ”のお話。この公園の美しさは、長さ400m・幅30mのヨーロッパ風のカナール(運河)の周辺にある。いつ来てもここは時間がゆっくりと流れており、落ち着ける場所となっている。
華やかな“桜”の花が終わった後、このカナールの両側には赤・白・黄・ピンク・オレンジ色などの“チューリップ”がそよ風を受けながら、正に見頃を迎えていた。ベンチに座って景色を眺めている人や散歩を楽しむ人、車いすに乗ってこの周辺を散策している人々などの姿も見られた。
カナールの一角に約100個の美しい箱が水に浮かんでいた。その箱はチューリップの花で模様を作った芸術作品の数々であった。またカナール両岸に植えられた約100本の“イチョウ”の枝からは明るい緑色の新芽が出始めていた。派手な色のチューリップと違い、新緑の“イチョウ”もなかなか見応えがあるものである。