故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.430 「佐潟」のお話。

2015年03月06日 | 日記

白山神社などを参拝したあと、私達は大島先生の運転する車で新潟市西区赤塚にある国内最大の砂丘湖「佐潟」へと向かった。新潟市は白鳥の飛来数が全国1位となっており、毎年、市内にある「佐潟」「鳥屋野潟」「福島潟」の3つの潟には多くの白鳥が訪れている。

 

この日も私達が「佐潟」到着すると、待っていたかのように数十羽の白鳥が一斉に空高く飛び立つ姿を見ることができた。近くの田んぼへ餌をとりに飛んで行き、夕方、ここへ戻って来るという。「佐潟」は特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)に登録されている場所でもある。

 

私達は「佐潟」を一周する自然生態観察園の中の「遊歩道」を少し歩くことにした。白鳥が飛んでいった後、潟には人間慣れした“コガモ”や“マガモ”などが水辺で羽を休めていた。遊歩道を歩いて行くと大きな望遠レンズをカメラに取り付けた人々に出会った。三脚でカメラを固定し、“カワセミ”などの野鳥が飛来するのを待っているという。

 

帰り道、丁度“カワセミ”が葦原に飛んで来たらしく、5~6人のカメラマンが真剣な目でカメラのピントを合わせている姿を見ることができた。それにしても「佐潟」は昔の新潟の田舎の風景が残っており、静かでゆっくりとした時間が流れていた。

 

カメラマンが真剣な目でカメラのピントを合わせている姿を見ることができた。

別の場所でもカメラが設置されていた。

佐潟・水鳥湿地センターの職員から「野鳥」についての説明を聞く。

私達が「佐潟」到着すると、数十羽の白鳥が一斉に空高く飛びたった。

佐潟には人間慣れした“コガモ”や“マガモ”などが水辺で羽を休めていた。

私達は「佐潟」を一周する「遊歩道」を歩くことにした。

カメラマンが真剣な目でカメラのピントを合わせている姿を見ることができた。