司馬万太郎の残日録

司馬遼太郎の小説を読むことが好きな建築士の日常雑想録
  (競輪)・(中日ドラゴンズ)・(晴耕雨読)そして建築のこと

今日も雨

2007年09月30日 | 雑想 
 まさか3日続いて雨が降るとはまさに予想外だった(天気予報は予想してた)。おかげで午後からは雨天決行の生垣の刈り込み作業となってしまった。小雨(けさめ、とか、けあめは方言なんだろうか?変換できない。)にはなっていたので、ずぶ濡れにはならずに済んだが、休みのツケを払わされてしまった。
来月中旬からは松の剪定も控えているので、とりあえずは一つ終了した作業に一安心だが、畑に入れなかったのは少々残念だった。生物は時間を時期を待ってくれない。来週の連休は何としてもという感じだが、雨とか野球とかいろいろ予定を阻みそうな事がありそうで少々心配だ。
 それにしても涼しくなった。さすがに半袖パジャマにはさよならを告げた。
10月晦日・・・・・・今日も朝から雨だった。

                 今日は、ここまで。

敷地境界線をなぞる人たち。 4

2007年09月30日 | 二級建築士設計製図試験
 ・・・・なぞの行為を推理する。・・・・推理3

 昭和25年、建築士法により建築士(1級・2級)試験が行なわれるようになって、はや50年以上が経過している。二級建築士試験は当初都道府県毎の試験であったが、昭和61年より現在の(財)建築技術教育普及センターという国交省が所轄する天下り団体が不思議なことに全国の都道府県知事より指定試験機関の指定を受けて、学科試験ならびに設計製図試験の一切を行なっている。

 よく建築士会が試験の問題や採点ならびに設計製図の問題作成や採点にかかわっているとか、建築士会と試験元(建技教普及センター)が表裏一体の関係にあるように思っている受験者がいるが全く関係がない。各都道府県の建築士会は受験の受付業務・受験資格の審査業務・試験会場での試験官業務の代行を試験元より委託されているだけである。採点には一切関係していないのである。

 当初二級建築士試験は各都道府県の自然環境や風土を反映し、地域ごとで設計製図試験の課題は違うものであった。試験元が統一されてからもその傾向は続いていたが3年前から全国共通の課題が続いている。理由はあくまで想像の域を出ないが、いわゆる小泉行革の影響を受け経費削減のあおりを受けたと想像するのが妥当だろう。
なぜこんな事を長々と書くかというと、受験者の書いた図面は今何処にあるかということと誰が採点をしているかを考えて欲しいからだ。
受験者の書いた図面は今東京に集められているというわけだ。そして採点は淡々として進められ、既に未完の図面は採点作業からはずされ、現在は①の作業が進められ計算ミスをした者には減点が課せられ、面積不足や面積オーバーを冒している者は失格とされ採点からはずされている頃だろう。
そして採点は次の②の段階に進む(興味深い数字の記述だと思う人もいるかも知れないので、この事はまた別の機会に詳しく書く)のだが、その後も各段階で失格項目を冒した図面は採点作業からはずされる事になる。そして失格項目全てを潜り抜けた図面だけが採点され、合否の判定を受ける事になるわけだがこれらの採点は全て人間がやっているのだ。

 ではどういう人間がしているのだろうか?建築士と経験豊富で公正に判断できる者ということになると複数の判断基準を尊重するわけには行かなくなる。絶対の物(マニュアル)を作成しその判断基準を忠実に実行していく事が一番重要となるのである。障害となるのは図面に対する先入観であるわけだから、一人の採点により合否が決定される事は絶対に避けなければならない。
 つまり経験豊富でいわゆる優秀といわれる複数の建築士の合議により作成されたマニュアルを忠実・公正に運用できるように講習を受けた複数の人間が一枚の図面を評価し点数化していくわけである。そしてそれは減点方式なのである。決して加点は無い。しかしいかにマニュアルを忠実に履行しても判断の難しい項目はある。
 
 ご存知のように設計製図試験は建築士としての「知識及び技能」が合格判基準に達しているかどうかが4段階に評価される試験で、ランクⅠのみが合格となるのだ、わずかな差で合格する者がいればわずかな差で不合格になりランクⅡとなる者がいる。
 図面には、きれいな図面や汚い図面、見やすい図面や見にくい図面、メリハリのある図面やそうでない図面と様々な図面がある。勿論きれいだからとかみやすい図面だからとかいった理由で加点になる事は絶対にない。
 しかし(ここからが今日の推理3の本題となるなるのだが、ずいぶんと説明が長くなってしまった。何しろわたしが尊敬してやまないのが司馬遼太郎氏なのだから、説明がくどいのは仕方のない事)、尺度の設定は難しいが汚い図面・見にくい(読みにくいも含む)図面・メリハリの無い図面(濃淡表現が出来ていない、全体的に図面の線がうすい、アピール力の無い図面)は減点対象となるの確実である。それがたとえわずかな点数といえども合否を左右する原因になる事は確実に起きる。

境界線やGL・方位は薄緑の弱弱しい線で印刷がしてある、その線をBの鉛筆で強くなぞる事は図面の印象として一定の効果をもたらす。という考えは極めて妥当といえるだろう。

「推理3:図面効果を上げ、図面の印象での減点を少しでも避けるため。」という事になる。
 果たして試験元に対して効果を上げているかどうか?これを読んだ人はどう判断されるだろうか。

 次回推理4では時代の変化で、以外なものが登場する事になる。そして各推理の評価もしてみたい。

 ・・・・・・・・・・・・・今日は、ここまで。

ひさびさの畑仕事

2007年09月29日 | 雑想 
今日はかなりハードな一日になりそうだ。
夏野菜の収穫が終わった畑の片付けと、冬野菜の準備をしなければならない。
また少し時期を遅らせてしまったが、気温を考えれば妥当な時期かも知れない。
生垣の刈り込みもしておかないといけない。
暑くならなければいいが、草取りは骨が折れそうだ。

            とりあえず、ここまで。

予定通りにならないことは多いが、一日中雨が降るとは思ってもいなかった。
今日の予定は全て実行できずに終わったが久々にゆっくり出来た一日だった。何もせず一日を過ごす。考えてみればすごく贅沢な時間のすごし方だ。おかげで雨読はできた。明日はより大ハードになりそうだ。

             今日は、ここまで。

敷地境界線をなぞる人たち。 3

2007年09月27日 | 二級建築士設計製図試験
 一見無意味に思える印刷済みの敷地境界線をなぞる行為。毎年行なわれる二級建築士設計製図試験で必ずその行為を行なう集団がいる。そして指導している集団の存在も確認されている。
彼らは敷地境界線のみならず、方位やGLまでもなぞっていく。彼らは真剣である。なぞらなければ減点が発生すると信じて疑わないようだ。

我々はその行為をどう評価するべきだろうか?
なぞる行為の真意はどこにあるのだろうか?
果たしてその効果は試験結果に影響するのだろうか?
彼らはなぜこの無意味に思える行為に貴重な作図時間を費やすのだろうか?

ちょっと真面目に推理してみることにした。果たして我々は傍目八目になれるだろうか。今日も推理してみた。

・・・・・・なぞの行為を推理する   推理№2・・・・・・・・
 ご存知のように設計製図試験は試験問題として出されたその年の設計課題を時間内にいかに作図表現できるかを試される試験である。設計課題は 1の設計条件と2の要求図書から成り立っている。注目するべきは2の要求図書の説明書きの項目だ。本年度の説明書きの項目で紹介すると、bの項目だ。
「b.図面は黒鉛筆仕上げとする(定規を用いなくてもよい)。」 とある。
注意深く課題文を読み込んだ人はある想いと疑問が湧いたかもしれない。
そう図面は鉛筆仕上げなのだ。事前に印刷してある部分は鉛筆仕上げではないのだ。配置図には敷地境界線と方位は記入すべき項目なのだ。立面や断面のGLラインは最も重要な線となるのだ。
印刷されている部分をそのままにしておけば、「黒鉛筆仕上げとする。」の約束に従えば、仕上げていないことになるのだ。文面が絶対のものであるとする判断基準であれば、印刷部分をなぞってない図面は境界線・方位・GLの未記入(つまり欠落)ということになり明らかな減点となり、減点されても文句は言えないのである。
なぞの集団はここに注目したと推理するのが妥当だろう。

なぞの行為、推理2:図面は黒鉛筆仕上げでなければならないから。ということだろう。

今年なぞらなかった受験者にとってはいささか不安になる推理だと想うが、推理と行為の妥当性と効果については自分の推理を全て紹介してから、結論づけていくつもりだ。   次回このブログカテゴリーでは推理3を紹介する。
くどいようだが、信じる信じないは個人様の勝手で私としては知ッタコッチャないのである。

 ・・・・・・・・・・・・・今日は、ここまで

敷地境界線をなぞる人たち。 2

2007年09月26日 | 二級建築士設計製図試験
なぞの行為を推理する。・・・第2話
推理は複数存在するため、この話を推理1とする。

なぞの行為を推理する。 推理1・・・第2話
 ふとしたことから製図試験の採点官の存在を知ってしまったIさんは翌日から居酒屋通いが日課となった。常連となったIさんは数ヶ月を経て月に2・3度通う二人組みとも顔なじみとなっていた。店でのIさんは建築関係者である。顔なじみとなった二人組みと席並べたときのIさんの金払いはスマートであった。
二人組は一人で居酒屋に顔を出す時もあった。如才ないIさんと彼らは絶好の飲み仲間となっていた。・・・一年が過ぎた。今では二人ともIさんの職業を周知していた。
 そんなある日いつもの居酒屋でIさんは二人に言った。
 「うちの学校の生徒の出来はどうですかね。一生懸命勉強しているんですが、我々としてはいつも心配なんですよ。毎年沢山合格してくれるといいなぁって願っているんですよ。」

 「そりゃあ心配でしょうなぁ、一生懸命勉強している生徒さんの顔を毎週のように見ていれば、気にもなりますし心配でしょうなぁー。」
 「しかし昔と違って我々の見る図面は名前は勿論受験番号すら判別できないようになっていますからねぇ。」
 「ましてやお宅の学校の生徒さんかどうかとなると、皆目検討もつきません。ただ昔と違ってある共通の表現が多くなっている事は確かですが、それがお宅の学校かどうかまでは、わからないんですよ。」
 「Iさんの話を聞けば、生徒さんの努力は相当のものじゃないですか。話を聞いただけでも、応援したくなるのが心情というものですが・・・・。」

Iさんは満面の笑みを浮かべて二人に言った。
 「今年からうちの学校では、敷地境界線とか、立面や断面のGLとか予め印刷してある薄緑の線も鉛筆仕上げをするよう生徒に指導しているんですよ。」

二人の表情が変わった。ややあって一人がニヤリとして言った。
 「そうですか。そういう図面を見ると我々も今年も頑張ったんだなぁと思っちゃうでしょうなぁ。」
 「それにそういう図面に限ってであれば、その年の出来がどうであったかもある程度記憶に残るでしょうなぁ。」

 「その程度でいいんですよ。それらの出来がどんなもんであったか、ほんの少しでも話をしてくれれば、生徒も少しは気が休まるんですよ。何しろ合格発表までが長いもんですから。」

 「しかしその図面を見つけたときには情が移ってしまいそうですなぁ。何しろ合否の線上には沢山の図面がありますからなぁ。」

 「なにをおっしゃいます、長年採点を担当なさっているお二人が、こちらが期待もしていない事までいって、からかわないでくださいよ。」

 「しかしほんと、公正を保つのは神経使いますよ。因果な商売ですわ。」
 「全くですな、・・ハハハハー」

 「まぁ、これからも一つよろしく。個人的におつき合いをお願いします。」

そんな話のあったその年の合格発表では、Iさんの学校の合格率は少しばかり上がっていたようだ。Iさんは今日も居酒屋にいた。Iさんの指導を受けた部下達も全国で営業活動をしている。      (おしまい)

 この話を推理として~~の説と表現するのは難しいので、「推理1:のような話の説」とする。

あったかなかったか、信じる信じないは当方は預かり知らない。次回は推理2の登場となる。

            今日は、ここまで。



優勝に一歩前進

2007年09月24日 | 野球、中日ドラゴンズ:藤井淳志
 一進一退を続けていた今シーズンだが、どうやらドラの優勝で決着しそうだ。
勝負は下駄を履くまでわからないが、今日のG戦はほんとに大きな勝ちだ。上田の起用には驚いたが結果は見事というしかない。落合監督の勝負勘に脱帽だ。並の監督にできる采配ではないと想う。監督で勝った大きな一勝と言えるだろう。
巨人戦であと一つ勝って優勝を確実にして欲しい。
 しかし、こんな熱い試合を放送しないテレビ局もどうかと思うのは自分だけか?

            気分よく、今日はここまで。
             

耐震サプライズ

2007年09月24日 | 二級建築士設計製図試験
 ナゾの行為のつづきも書かないといけないが、今年度初めて登場した四番目の設計条件:「建物の耐震性を確保する。」にについて、自身のアルツハイマーが進行してしまう前に書いておくことにする。
この条件は何も難しいことを要求しているのではなく、普通に耐力壁を配置すればいいだけの事で取り立てて計画に影響するものではない。ただ条件提示することで、「抵触する案に対しては遠慮なく減点をしますよ。」という採点基準を明示しただけのことである。
受験者としては耐力壁をバランスよく配置するだけのことであり、特に2階外壁の直下に関しても2階の耐力壁と同等以上が配置できていればいいだけの事である。(それ自体が難しいプランもあるようだが、おそらく遠慮無く減点されるだろう)ならばなぜ敢えて本年度にこれが登場したのか?。
アネハ後遺症と考える人もいるかも知れないが、おそらくそうではないだろう。試験元の採点者あるいは出題者が、採点に関して公平性を確保するために考え出した産物であると考える方が妥当だろう。
 つまり、吹き抜けの採用による安易な総2階プランと、ベランダの採用による安易な面積調整を可能とさせない計画を要求した。ということであろう。
その理由は
・総2階で計画すると立面が簡単になり、伏図は小屋伏だけで減点しようがなくなる。2階プランの作成も安易なものになる。勿論総2階でなくても安易な吹き抜けの採用でプランは簡単なものになる。
・ベランダの採用も面積調整には重宝なものがある。・・・などだ。

しかし耐震性の確保という項目を設計条件とすることで、これらのプランは採用しづらくなり、一部受験者の安易な減点対策を防止でき、受験者を同じ土俵に立たせることができることになる。
 自分自身も以前からあまり意味の無い吹き抜け採用のプランには釈然としない想いを持っていただけに、試験元に対しては「よくぞ。」という想いである。課題文としては久々のヒットという感じである。
解答作図の評価に関して一定の公正性がこの一文でおおいに担保されたことだろうし、総2階で逃げ切りを計画していた受験者にとっては出鼻をくじかれたことだろう。
ただこの項目が追加された以上、2階の角部分に階段を計画したプランは多少の減点(筋交いの部分的欠落と一緒くらいの)は覚悟しなければならないだろう。

           今日は、ここまで

敷地境界線をなぞる人たち。

2007年09月23日 | 二級建築士設計製図試験
今年も二級建築士設計製図試験で、予め記入(印刷)されている敷地境界線・方位・立面図のGL線をなぞる受験生が数多く出現したようだ。かれらはなぞることを当然としまたなぞるように指導されているようだ。なぞらなければ減点になるという教えも受けているようだ。指導しているのは大手の資格学校であるようだ。

 さて本当になぞらなければいけないのだろうか、なぞった受験生となぞらなかった受験生に差はでるのだろうか?。このなぞ?の行為についてはいくつかの推理ができる。一つづつ紹介してはたしてこの行為を採用すべきものなのかどうかを受験者にも考えていただきたい。と想っている。

なぞの行為を推理する。第一話。
 時代と業界の要請で多くの若者が建築士の資格取得を目指すようになっていた時代。資格取得を産業とする企業が出現するようになった。狙いは的中し業績は順調であった。この企業にとって合格者をいかに沢山輩出すらかが企業成長の鍵であった。そんな時代、この企業の役員でもあるIさんは仕事帰りに一軒の居酒屋に寄りひとり酒を楽しんでいた。・・・・話はここから始まる。

 「大将、ビール。それといつもヤツ、二人前。」
Iさんの隣の席に二人の客が座った。
 「今日も大変だったなぁ、お互い神経つかうよなぁ、とりあえずお疲れ。」
二人組みは飲み始めた。
 「・・〇〇△△、××□□なんか微妙だよな。」
 「そんなところより、もっと大事な事がとか思ったりするよ。」

 「まぁ、基準だから、・・・××ωω@@、・・・・〇〇△△。」
 「そんな事で、・・・・、なんか無理矢理差をつけてるよな。」

?・・・・、どうやら二人組みは何かの採点についての話をしているらしい。その後も二人の話は続いた。

 「ΩΩ・・・∞∞・・・ΘΘ・・・。」
 「それって?ββスーβてことだろ。ほんとに匙加減一つだよな。」

!!!!!!、Iさんは思わず耳を欹てた、二人は設計製図試験の採点の話しをしているではないか。さらに話を聞くうちに採点者であるようだ。Iさんは席を離れる事ができなくなり、酒を追加した。       < つづく >

                  今日は、ここまで。

設計製図試験こぼれ話ー1

2007年09月21日 | 二級建築士設計製図試験
二級建築士設計製図試験で面白い話を耳にした。
笑えるような話だが、よく考えて見ると少し生臭い雰囲気が漂う話だ。
ふつうに考えれば、話題になること自体がおかしい話が受け継がれているのだ。
事の真相は藪の中ではあるが、とても面白い話なので物語にすることにした。
笑えない部分もあるので、表現に気を使って書くつもりだが、受験生には興味のある話になると思う。仮説をいくつか立てて、まことしやかに仕上げて行かねばならん。

                とりあえず、今日はここまで。

オールスター競輪総括

2007年09月19日 | 啓倫会
今年のオールスター競輪は飯島の優勝で終わった。結果的には山崎と新田は自分のレースをして負け、飯島は勝負を挑み勝利をものにした。勝った飯島はともかく山崎も新田もそれほどの後悔はないだろう。しかし佐藤と菊池は悔いが残るレースになったと想う。
以前にも書いたが競輪はラインで走る勝負だ。地域での連携は欠かせないのはいうまでも無い。しかしG1レースの決勝は少し違っていいのではないかと想う。特に佐藤や菊池はラインの先頭で頑張った結果での優勝参戦であるし、先行が彼らの持ち前であるはずだ。
先行が得意なら先行でマークが得意ならマークでそれぞれの選手が得意な走りをすればいいと想う。個性を封印してまでラインを形成する必要はない。それに固執するのは番手選手の言い分だ。先行したいなら名乗り出ればいいし、番手を取りたいなら指名すればいい。不慣れな番手を走らされたり、先行屋なのに4番手を走らされたりする選手は結果的に後悔することになる。たとえ勝ったとしても、勝負師が勝利をもぎ取るそれとは意味合いが違う。
プロ選手として、勝負師として試合に臨む姿勢に後悔を残してはいけないし、応援するファンをないがしろにした並びは迷惑以外の何者でもないし、購入車券の面白さも半減するし、選択肢も限られてくる。
 G1レース決勝は年に数回の競輪ファンのお祭りなのだ、晴れの世界に通常のカテゴリーに執着させる風潮は時代錯誤だろう。特に伏見はラインをまとめることを仕事にするのではなく。佐藤にも菊池にも勝負権を与えるのが彼の仕事だと想う。
ある時から今まで二流だった選手が一流になる。ある時その瞬間にナンバー2だった選手がナンバー1になる。それが勝負の世界だ。自力だ勝ち上がってきた佐藤や菊池に何を強いる権利があるというのだろう。すべてのレースをそうしろというのではない。せめてG1タイトル戦はそうあって欲しいものだ。・・・・と想う。

 そんなことを想うのは自分だけか? ハズレタ腹いせに書いてみた。
次は共同通信社杯か?向町の招待席でご馳走になった弁当は競輪場にしてはオシャレな弁当だったことを思い出すが、このままいくとグランプリでの小嶋の番手は飯島か?岡部よ小銭を稼いで、グランプリでは小嶋の後ろを取ってやれ!

                今日は、ここまで。

アクセス数

2007年09月18日 | 雑想 
三日ほど前からこのブログの閲覧数が増えている。いつもは100前後なのに、200を超えだし17日は600を越えていた。原因が何であるかがわからない。丁度二級試験と競輪のオールスター戦が重なって、両方の記事を載せているのでどちらかのアクセスが増えたとは思うのだが、両方とも終わる時期が同じだったのではっきりしない。個人的には二級試験のブログの読者が増えたことを期待したいが、競輪の可能性も高い。はっきりするのは、次の競輪G1レースの時か来年の二級建築士試験の時期ということになるが、一日で600回を越す回数でこのブログを見てくれたというのはなんとなく嬉しい。
さぼらずになるべくこまめに更新して行くことにする。

            今日は、ここまで。

二級建築士設計製図試験

2007年09月17日 | 二級建築士設計製図試験
19年度の二級建築士の設計製図試験の課題文が入手できた。
作図要求は平面・立面・伏図・矩計図だった。昨日、個人的な考えで伏図の出題の可能性の少なさを書いたが、残念ながら出題された。結果的には6月14日のブログに書いたとおりの作図要求だから、妥当といえば妥当だし予想通りともいえる。また設計条件についても、6月15日のブログ内容が多くを的中させてる。やはり問題作成の過程は自分が考えている事と共通しているようだ。
 それにしても、4時間半の試験としては相当キツイ試験だ。合格率は下がるか、合格基準を下げないと例年と同じ合格率にはならないだろう。結果によってはハードルの高い試験に変化していく可能性がある。
試験内容の詳細については、精査した後で書いていくことにする。
とりあえずは、受験者はゆっくり休んで欲しい。

               今日は、ここまで。

オールスター競輪決勝

2007年09月17日 | 啓倫会
昨日(4日目)はいいとこ無しの惨敗だった。
気を取り戻して、さぁ決勝だ。前は佐藤か山崎か当日の選手紹介まで不明な点がある。が、番手を狙いにくる飯島に着かれたほうがいったん下がる展開か?もある。下がった選手は自力捲りOKをラインも承諾するだろうから、山崎は前を希望するだろう。新田はそのタイミングを狙って佐藤を押さえにかかる。というストーリーで、配当も期待して
鈴木→新田・山崎→新田・山崎・豊田
豊田は地元の意地で遠澤の後ろからの突ッ込ミ3着。 と
山崎が単独捲りの場合の
山崎→新田・鈴木→新田・鈴木

気合で当てるぞ!。

               とりあえず、ここまで。


今日は試験日

2007年09月16日 | 二級建築士設計製図試験
今日は二級建築士の設計製図の試験日だ。
この日のためにこの夏、休みを返上で努力してきた人の成果が問われる日だ。
努力は人を裏切らないを合言葉に頑張ってきた人の合格を期待したい。
昨年に比べると製図の作業密度はほぼ倍の量だし、課題が喫茶店併用住宅であることを考えるとおそらくエスキスも難易度が高いものが要求されるだろう。かなり細かい点までの図面相互の整合性が問われるだろうと予想できる。
伏図の要求を前提に指導してはきたが、個人的には伏図は出ないと考えている。
なぜなら要求図面が公開されなかったということは一般図が要求されると考えるのが妥当と思えるからだ。それと店舗併用住宅の設計という事を考えると、全体の断面を提示するほうが空間表現において大事であると想うからだ。
つまり床などのレベルの設定は妥当であるかとか空間の大きさは妥当に設計できているか、そのときの立面はそれを反映したものになっているか等といったことのほうが設計上重要なのだ。伏図は技術的な問題で解決方法に正解は無いし、構造的な考え方はいろいろ有って正誤の判断基準を設けにくいものだ。
等等を考慮すると、要求図面は平面・立面・断面と矩形図と考えるのが妥当だろう。さらに断面図では矩形図と切断方向を90度違う部分を要求できれば、作図図面の整合性はかなりの部分で検証でき作図の完成度が公正に評価できることにつながっていき、曖昧な合否判定を防ぐ事ができることになる。
この考え方があっているかどうかは保証の限りでは無いが、外れたとしても伏図についてのアドバイスは充分にしてきたつもりなので、受講生には影響はない。
ただ試験者がなにを考えているのかという事を想定する事ができるかどうかは重要な事だと考えているので、そのような想定図面が的を得ていることを期待したいし、評価ポイントも設計条件の確保以外は上記事項である事を確信したいと想っている。
課題文が楽しみだ。夕方には入手したいと想っている。手応えの程度で合格者の顔が想い浮かんでくるだろう。多くの人の顔を想い浮かべたいものだ。
夕方が待ちどおしいが、一件の葬儀に列席しなければならないのがなんか気になる。

          課題文を楽しみにして、とりあえずここまで。