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シア式ドロップス

方向性の無い超マイペースブログ。 缶ドロップみたいに色々なフレーバーをお楽しみくださいませ。

セーラー服通り

2008-08-24 12:11:29 | 漫画閲覧室
つづき 春・著/セーラー服通り(絶版。単行本は小学館。文庫版は他社)

【あらすじ】
校則の厳しい女子高校に通う冬美・夏樹・秋子の三人は、学校や家族に内緒で“つづき春”のペンネームで漫画の創作活動をしていた。ある日、夏樹の彼氏の羽鳥を紹介された冬美は、彼のことが気になり始める…。

懐かし~~と思った人は、30代だな。
それも35前後
昭和61年にTBS系でドラマ化された作品。変わっているのが、漫画とドラマが同時スタートだったのですよ。
主題歌の渡辺美里さんの『MY Revolution』がヒットしました。
冬美役が石野陽子(後に、いしのようこ)さんが演じていて、羽鳥が痩せていた頃の野村義男(よっちゃん)だったはず。
美術教師のピカソ(田中)役は小堺一機さんで、漫画では似せて描いてます。

ドラマでは漫画活動シーンがよくあったけれど、漫画では殆どそのシーンはありませんでした。
ドラマはピカソの方が主役っぽかったね。大御所漫画家(漫画にはいない。未唯さんが演じていた)と恋仲だったとか、じゃなかったとか…。

漫画は淡々としながらも、けっこうシリアスな恋愛話。
落ち着いて自分を分析できる夏樹がいて、三角関係ながらも修羅場はない。
(でも、夏樹は中坊の俊美と知り合ってからは女の子っぽい。)

今読んでも、背伸びしたストーリーだなー、と思う。
(最初は)羽鳥ではなく、夏樹との友情を選ぶ冬美。
すごく不器用かもしれないけれど、今蔓延している「上辺だけの付き合い」じゃないのだ。
昔の『ちゃお』って、小学生向きじゃなかったな。
(前回の「電脳コイル」もちゃお掲載だったので、今回はこのチョイスだったのでした)

で、今って「頭髪検査」ってするの?
今の女子高生が読んだら、信じられないって思うかもしれないけれど、
髪は肩にかかるなら、ゴムでしばる。
スカート丈は膝下は絶対。そういう時代でしたのよ。
今、制服のスカート丈が膝下の子を見たら「ああ、ええなぁ」って思う自分が…。
オヤジかよ

私が小学生の頃に少女漫画誌で執筆していた漫画家さんが、今ではミセス向けの漫画誌に描いている方が多くって、なんか複雑。
雑誌は買わないんだけれど、表紙に名前が書いてあって「あっ!」って思う。
(それにしても、少女漫画誌よりも、なんか対象年齢の高い漫画誌多いですねぇ 自分あんま興味ないっす)
時代の流れっていうやつだね

つづき春先生にファンレター書いたことあります(単行本2巻収録の「平和な生活」を読んで)。
頂いた返事は今でも大事にしていますよ


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