ぬるぬる坊主

春はあけぼの。夏はばけもの。

一年ほど前のブログにぬるぬる坊主のことを書いたのを覚えていらっしゃる方は・・・あ、いませんよね。

ちなみに実物(?)はこんなのです。


実は、ぬるぬる坊主らしきものを見たんです。
・・・ダンナの実家で。

そう。あれは去年の秋でした。
境港で行われる妖怪検定を受ける前日に、ダンナの実家に行きました。
部屋に入ってまっ先に目に飛び込んできたのは
長くて黒いモノでした。
これは???
聞くと、義父が何かで貰って帰った抱き枕でした。

しかし、長さといい胴回りといい、ぬるぬる坊主サイズです。
ビーズクッションなので、クタッとした感じもぬるぬる坊主チックです。
おまけにぬるぬる坊主の出現地は米子らしいので、
そこからちょっと足を延ばしたところにある
ダンナの実家に現れたとしても不思議ではありません。

・・・なんてね。

あまりにもぬるぬる坊主なので、妖怪検定のテキストのぬるぬる坊主のページを開き
(あ。妖怪の本を常に携帯しているわけではありませんよ。たまたまこの日だったからで)
息子に見せてみました。
ほら。一緒だね～。
　!!
驚いています。

一旦ぬるぬる坊主の話は終わったのですが・・・
息子が何やら勝手に私のバッグをゴソゴソしていました。
そして先ほどの本を取り出し、ぬるぬる坊主のページを開くと
抱き枕と本を交互に見ています。
気になるみたいです。
どうやら本物だと思っているようです。


あれから何度か実家を訪れていますが、
いつもぬるぬる坊主がくたーっと寝ています。
息子は元々ビーズクッションの感蝕が嫌いなようなので、
そのせいなのか、それとも本当にぬるぬる坊主だと思っているのか
あまり触りたがりません。
そして私は・・・
クッションを見るたびに
目を描きたい衝動に駆られます。
しかし、さすがに長男の嫁がそんなことできませんなぁ。。。


　　　　　本日は私のイラストではないので、「イラストエッセイ」ではありません。
　　　　　　　イラストエッセイランキングのくせに、騙したな、かっぱめ！と怒らないで下さいね。
　　　　　　　
　　　　　　　ぬるぬる坊主、気になって夢に出てきそうだ、という方、　
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