前半38分 同点弾を決めた河野(17)
新人戦では県大会予選で敗退してしまったので、公式戦・フレンドリーマッチ等も含め新チームにお目に掛かるのは今日が初めて。最近は雨ばかりで花冷えが続きましたが今日はセーターもいらず初夏のような汗ばむ陽気。そして1年振りに復帰した1部リーグの対戦相手は一昨年の大会で
屈辱的大敗を喫している憎きFC東京。今大会でももちろん優勝候補筆頭。今年の武南は仕上がりが早く期待が持てると聞いているが、まさか勝てるとは思っていなかったけれど心密かにドローで勝ち点1くらいはと・・・。イヤ、贔屓目かもしれないが、武南にもう少しツキがあればひょっとしたら勝てたかもしれないと思っている。
何となく今年は期待が持てそうな気がする。
◆プリンスリーグ関東2010(第1節) |
日時:平成22年4月11日(日) 11:00 会場:東京ガス深川グランド
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FC東京 U-18
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3 |
1 |
前半 |
1 |
1 |
武南高校 |
2 |
後半 |
0 |
得点 |
前半26分 |
11 秋岡活哉(東京)
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前半38分 |
17 河野直登(武南) |
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後半32分 |
22 村松知稀(東京) |
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後半41分 |
15 橋本拳人(7 武藤嘉紀)(東京) |
<<武南Start>>
10山田 17河野
7金子 24吉永
8平野 18小川
15宮野 21毛利
4石田 5橋本
30片谷
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交替 後半24分 17河野→19根岸(武南)
後半28分 7金子→16谷口(武南)
後半38分 4石田→20田代(武南)
後半40分 15宮野→ 2松本(武南)
3対1
スコアほど差はなかった。
後半30分までは、本当にどちらが勝つかわからないくらいだった。
前半は、ワンサイドになるだろうと見ていたが、ほとんど五分の状態で時間が過ぎていく。
若干FC東京の方がボールポゼッションは上回っていたのかもしれないが、
押していたのは点が入りそうな予感がしていたのはむしろ武南。
体格と運動神経に勝り、スピードとテクニックでグイグイ攻めていくFC東京。
特に、9番前岡、11番秋岡、10番佐々木が素晴らしい。
しかし、武南だってテクニックでは決して負けてはいなかった。
山田、河野の2トップにドリブルで勝負する吉永、金子らと見劣りはしていなかった。
でも、先制点はやっぱりFC東京。
前半26分
FC東京自エリアからのカウンターで武南左サイドをドリブルで突破される。
懸命に付いていった5番橋本だったが、ペナルティエリア付近で振り切られる。
カバーに入った同じくセンターバックの4番石田が後ろからのチャージを反則
と見られ痛恨のPK。これを慎重に11番秋岡がGKと逆の左ネットを揺らす。
しかし、アッと驚く同点弾が飛び出す。
前半38分
FC東京ボールをインターセプトしたボールを左サイド7番金子が突いていく。
ディフェンダー2人に囲まれ突破しようとしたがちょっと無理があった。
しかし、こぼれ球を後ろからかっさらっていったのが、17番河野。
ゴールに詰めて行く河野が選択したのは、ゴール前のパスではなくシュート。
豪快な弾丸シュートがGKを弾きゴール左へ吸い込まれた。
FC東京のサポータを沈黙させるに十分な一発だった。
後半に入ってもほとんど膠着状態。
FC東京もサイドを切り裂き、中央へ戻したりと何とか打破をはかる。
武南もピンチを何とか凌いでいたが、ややアンラッキーな形で失点する。
後半32分
大きくサイドチェンジ繰り返し、2列目3列目がどんどん攻め上がる。
左深いところで22番村松がフリーになる。ゴール前に人数は十分。
やや、弾道の低いクロスをゴール前に上げる。
しかし、なんとこのボールは、ゴールキーパーのジャンプした手を掠めゴールイン。
武南も選手交代で、何とか同点に追いつこうとする。
惜しいチャンスもあったのだが、逆に連携ミスからボールを奪われダメ押し点を。
後半41分
前がかりになった武南に対し、カウンターからアッという間に左サイドを抜かれる。
このときは、橋本君と毛利君のマークがズレてしまっていた。
ラクラク左サイドを抜けた7武藤が、ゴールファーへクロス。
どフリーの15 橋本が、簡単にゴール右へヘッドを突き刺した。
今日の試合を見ていて、選手間における意思の疎通があまり上手くいっていなかったと思う。
自分の欲しいところでボールがもらえない。
フォーメションディフエンスにおける、マークの受け渡しのズレ。等等、、、
でも、何度も言うようだが、上手く戦えば、運が味方してくれれば決して勝てない相手ではなかったと思う。
今後の試合に向け、選手は下を向くことなく胸を張って自信を持ってプレーしてもらいたい。